女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

宮崎(2012/04/15)

2012-04-21 | 宮崎

お昼過ぎに市民会館へ。楽屋に西都市長が訪ねてくださった。

去年の国立劇場での「銀鏡神楽」公演のとき以来だ。

お忙しいのにありがとうございます。

お弁当は殆ど食べれず。お化粧して、つけまつげon、着替える。

祖母の形見の帯で作ったドレス。勝負服。ここで着ないでどこで着る。

祖母(母も)の生まれた家は、この市民会館の目と鼻の先。

「ばば、観ててね。聴いててね」鏡に向かって言う。

 

出番近づく。首がガチガチ。肩パンパン。

うう。寝ときゃよかった。でももうしょうがない!

ふと「逢初」が目に入る。「逢初」の囁き。「逢初」の手招き。

ごく自然に手が伸びて、コップ酒。じわぁーっと体がほぐれる。

「よっしゃ!」気合い入る。

 

舞台袖。いつものように、手のひらに「人」を書く。「人」を飲む。

何回繰り返したかな。ステージへ出て行くと、体中に力が湧いていた。

集中。シンガーズ・ハイな私。嬉しい。心の中で「パパ!」と叫んでいた。

客席から「ともみ!」と声がかかった。伸び伸び。伸び伸び歌えた。

ありがとう。一生に一度、こんな日があるものかと思うほど、

感激しながら歌ってた。声が会館中に響いた。

父、祖母、ハナエさん、いろんな人の顔が浮かぶ。

きっと天国にも聞こえたね。

守ってくださった皆様、ありがとう。

 

今「銀鏡神楽と歴史」の本を執筆編集中の、須藤功先生(民俗学写真家)が、

銀鏡神楽の祝子(ほうり)さん達と駆けつけてくださった。

写真も撮ってくださり、感激。ありがとうございました。

 

 

Photo:須藤功

いとこの娘ちゃんがお花くれた。嬉しかった!ありがとう!

 

2012/04/15 西都市民会館 歌謡祭ゲスト浜砂伴海

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