せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ダンギクとアメジストセージ

2013-10-26 | 日記
公園の花壇に花が咲いているのが目にとまったので車をとめてちょっと覗いてみることにした。

ダンギク クマツヅラ科

ガザニアの花に囲まれてまっすぐに立ちあがった美しい花があった。




まっすぐ伸びた茎に薄紫の花が葉の脇にまとまって咲いていた。葉は対生についているから花はその葉に乗っかるように段々になりタワーのように上の方までついている。これはダンギク(学名:Caryopteris incana)だろう。似たものにハナシキブ(学名:Caryopteris × clandonensis)というものがある。ダンギクと他種の交雑種で花はダンギクとそっくりだがハナシキブは葉が細長いので区別できる。


全体に柔らかい毛があり葉は少しキクに似ている。


先月別のところで見たダンギク



こちらは少し鮮やかな青。クマツヅラ科の花はたいていこの青系統の色が入っていて爽やかな印象を与える。



アメジストセージ Salvia leucantha  シソ科



ダンギクの隣に植栽されていたアメジストセージ、別名:メキシカンブッシュセージ。2月の誕生石アメジストと同じ色をしているからアメジストセージというのだろう。ウィキペディアによればアメジストの紫色は特に日本では、最も気高い色とされ、宗教的な儀式では非常に大切にされてきた色であり聖徳太子が定めた『冠位十二階』では最高位の色として崇められたという。


いつも訪れる調整池公園でもアメジストセージがみられる。

短日植物で、日差しが短くなると花を開く。最も特徴があるのはビロード状の軟毛に覆われているアメジスト色(紅紫色)の 萼であり花の色は白いものと紫色のものがある。 葉は灰緑色で細長く葉脈が目立つ。


この花は白。