せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

サトザクラ~フゲンゾウ、オオムラザクラ、バイゴジジュズカケザクラ、コウカ

2011-04-27 | 日記
「キャンディーズ」のスーちゃん(田中好子)が2011年4月21日乳がんのため55歳で亡くなった。死期を悟った本人が3月29日に病室で録音していた声がテレビで流された。「もっともっと女優を続けたかった」この言葉がまるでもう天国にいるかのような声でいつまでも耳の奥から離れない。



朝からいい天気なのでいつものように県立公園へ。目当ては先週まだ3分咲きだったサトザクラのフゲンゾウ、オオムラザクラ、バイゴジジュズカケザクラ。


フゲンゾウ(普賢象)

この公園内でこの4月末の時期に最もよく咲いているのはフゲンゾウだろう。


京都市で作られ室町時代から知られている由緒あるサクラ。

 
二本ある葉化した雌しべが、まるで普賢菩薩が象(象の牙)に乗っているように見えることから名がついたという。萼筒は広い漏斗形、萼片は三角形で鋸歯がある。




オオムラザクラ(大村桜)

長崎県大村市に起源がある。


萼筒は広漏斗形もしくは皿形、副萼片が見られる。花は中心部からどんどん花弁が出てきている感じ。




バイゴジジュズカケザクラ(梅護寺数珠掛桜)

新潟県、梅護寺に原木がある。


花は菊咲きで小花柄が長く垂れ下がるように咲く。

 
萼片は副萼片がある。花は小さくて可愛い。




コウカ(紅華)

カンザンと似て花の色が濃いけれどもカンザンと比較するとカンザンほど濃くはない。

 
萼筒は広い漏斗形で萼片は三角形で鋸歯がある。萼片ははどれも反り返っていた。