ときぶーの時間

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何かが吹っ切れた。

2012-03-02 08:02:10 | 日記
NO-90
昨日、強制避難区域の松村直登は道路の雪解けを待って、動物たちに餌やりを始めた。前日に雪でひどい目に遭った彼だが今週末に、富岡町から出て二本松へ行く予定がある。今回の雪で色々と動きを阻まれたのに、今日も予報では午後から二本松は雪模様である。

ある人の紹介なのだが、被災地域の動物に理解のある方だから是非あってくれということだったが、何でも死んで行った動物たちのために、お経を唱えてくれる住職さんと聞いて僕もそれはありがたいと思った。

みんなも知っている通り、去年の3月12日の原発事故で放射能汚染により強制避難区域になって、僕たちの町でもたくさんの犬や猫などと鳥に牛が死んで行きました。

 餓死して死んで行った牛の姿です。お腹が膨らんでいるのは中で腐ってガスだまりになって膨らんでいるのです。

また、鳥舎の鶏は飢餓の中で人間のために、最後の力を振り絞って1個の卵を産み落とした後、死んだ鶏もいたそうです。鶏舎の数万羽の鶏も死んで行ったのです。この世の光景と思えない想像絶する世界があった事をみんなに知ってもらいたいです。

 こんな姿になり、彼らは僕たちに悔しさと無念さをこうして訴えています。彼らの亡骸は今でもこうして葬られずにいるのです。だから、供養をしてくれる住職さんにお会いすることは僕らにとっても大事な事なのです。

 先週、どこかの動物愛護団体の人がブログに載せたあの囲われた柵の中で死んだ子牛の写真です。2月7日に牛が死んでいると彼が憤慨して電話をくれたから、ずいぶん放置されたままになっていました。

 こちらは大人の牛の方です。ブルーシートで顔を覆われていて、この牛もそのまま放置していた。

今回、町の状況や現状の事。被災者と東電の事に関しては、自分ではっきりと物言う人間にならなければいけないと感じました。松村直登の外国人特派員での記者会見で、僕は何か吹っ切れたような気持ちです。

それではみなさん、またお会いしましょう。












コメント (1)
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