goo

空港のユニバーサルデザイン

県の「ユニバーサルデザイン事例発表会」に行ってきました。
ユニバーサルデザインと色の使い方には深い関連があり、せっかく色彩を学んだ人ならこういう視点でも関心を持ってほしいし私も持っていたいと思います。

富士山静岡空港での導入事例もあるとのことで期待していたのですが、期待しすぎてしまったのか今日の発表会は少々物足りませんでした。ピクトグラム(絵文字)やスロープ、通過型エレベーター(乗る、降りるの扉が向かい合わせで正面向きのまま降りられるタイプ)などは今や新築の公共施設では当たり前になっています。

障害者用駐車場をターミナルビルに一番近いエリアにして屋根をつけてあります。これは親切だと思いますが屋根つきは健常者でもありがたいので、全部が無理でももっと広範囲にできなかったのでしょうか。

ま、実際に空港を利用していない者がそんなこといっても失礼ですね。利用された方の感想をお聞きしたいです。

週末、立ち上がるときにテーブルの縁に左ひざをしたたかに打ち付けました。ほんと、どうすれば自分でこんなに強く打撲できるんだってほど。腫れてひざが曲がらなくなり、動作はのろい、段差は一段でもつらい、歩くスピードは半分以下。洋式トイレとスロープがありがたいこと。あせって横断歩道を渡る私に旗振りのおじさんが「いいよ、いいよ」とゆっくりねというジェスチャー、涙でそうでした。夫はスタスタ前を歩いていってしまうし

幸い2日ほどの不自由体験でしたが、ときには怪我してみるのもいいものです。普段見過ごしていることが少し見えます。

お堀を抜ける風が心地よかったです。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする