何の予告もなしに突然出現する人気の“映画と腕時計”シリーズ。
今日は記念の第30回目。
本日ご紹介する映画は2006年11月日本公開の『CHAOS』。
チャオスではなく『カオス』。(英語読みではケーオス)
こちら↓

主演は『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』などスピーディなアクション映画でお馴染みのジェイソン・ステイサム。
他には『ブレイド』シリーズや『ザ・シューター』のウェズリー・スナイプス、『父親たちの星条旗』や『サイベランス』のライアン・フィリップなどなど。
米シアトルの銀行を強盗グループが襲撃し、人質を捕って立てこもった。リーダーのローレンツ(W・スナイプス)は、ベテラン刑事のコナーズ(J・ステイサム)を交渉人に指名する。コナーズは謹慎処分中だったが、新米刑事デッカー(R・フィリップ)とコンビを組んで現場に復帰する。
コナーズはSWATと共に強行突破を試みるが、乗り込んだ瞬間、ビルは爆破され犯人グループは混乱に紛れて鮮やかに逃走した。しかし金庫からは現金も宝石も何も盗まれていない...。
果たして犯人たちの真の目的は?
複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるという“カオス理論”を題材にしたクライム・サスペンス。
“カオス”とは
...個々で調べてください(汗)
で、肝心の腕時計ですが、コナーズが銀行に強行突破すると決意し、ビルの電源を落としてSWATと突入しようとした時に腕時計を確認するシーンで大写しになります。
映画開始から丁度22分が経過したところ。
こちら↓
コロンビア クォーツ
ヤホーで調べましたが時計に関して詳しいことは解りませんでした。
アウトドアブランドのコロンビアから出している腕時計。
いわゆる“ライセンスウォッチ”というヤツです。
コロンビアはウォッチメーカーではないので、ブランド名やロゴだけ貸して時計を作らせているというモデル。
ムーブメントはどこでしょう?
シチズン? オリエント?
恐らくコロンビアのショップで1万円~2万円程度の代物だと思われます。
“ライセンスウォッチ”って結構色々なブランドが出してます。
アパレル関連のブランドはほぼ100%ライセンス物。
エンポリオ・アルマーニ、ポール・スミス、ディーゼル、フォリフォリ、D&Gなどなど。
アパレルブティック店でサイフやネクタイ、カフスなどの小物のショーケースに並んで販売されている腕時計。
それがライセンスウォッチ。
ま、映画の主人公(停職中の刑事)が着ける時計としてはかなりのリアリティがある。
超高級腕時計なんか見せられたらウソ臭いですからね。
貴方も『CHAOS』を観て“混沌”としてください。
カオス理論を調べたが、読んでも何の事だかサッパリ解らない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
“風が吹いたら桶屋が儲かる”ってことらしい(?)
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簡単に説明すると、ブラックコーヒーにミルクを入れると渦を巻き始め、大小さまざまな渦巻きが発生し、最後には混ざり合いますよね。
これがカオス理論だそうです。
小学校4年生ながら、ほえぇと思いながら納得してました。
私の場合、肌に水を一滴垂らすと皺や毛によって同じ所に垂らしても流れる方向がその都度変化することだと何かで教わりました。
店主