腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



クレジットカード決済時のサインについて。

昨年11月に店のレジで使用しているiPadのOSをiPadOS16にアップデートしたところ、クレジットカードの決済ができなくなるトラブルが発生しました。

クレジットカードの4ケタの暗証番号を入力してもらってもエラーが出ます。

実はそのトラブル、まだ解消されてないんですよねー。

で、対処として2つの決済方法がメールで届きました。

1、タッチ決済対応のクレジットカードをご利用の場合は、タッチでの決済が可能。

Wi-Fiのマークみたいなのが書かれているカードならカードリーダーにタッチするだけでOK。

2、タッチ決済非対応のクレジットカードの場合、サインを書いてもらう。

今のところこの2つの方法でカード決済できています。


先日、お客様からお預かりしたクレジットカードを見たら、タッチ決済マークが入っていなかったので、「こちらにサインをお願いします」とタブレットとペンをお渡ししました。

すると

お客様「サインって、苗字だけでいいの?」

...

店主「いや、クレジットカードのサインと同じのでお願いしたいんですが...」

お客様「ということは...フルネームかな?」

...

知らんがな!


「えっ!?サイン?」と困惑されるお客様は少なくありません。

最近は暗証番号入力が主流ですもんね。


店主のクレジットカードのサインは昔から漢字ではなく英表記です。

しかも何て書いてるか分からんくらいかなり崩した筆記体。

何故って?

その方が格好良いからですよ。

でもクチャクチャっとスピーディーに書くので、毎回微妙に違ってたりします(笑)

雰囲気雰囲気(笑)


20代前半の頃香港をフラフラしていて、カードで買い物をした際、インプリンター(当時はカードを機械に挟み、上に3枚複写の用紙をセットしてガシャガシャっとスライドさせてカードの凸凹を用紙に写す方法しかありませんでした)の用紙にサインを求められ、いつも通りサササッと書いたら、カードの裏のサインと見比べられ「NO!」と目の前で紙をビリビリに破られたことがあります。

外国はシビアです。

ええっ!?

「もう一回書き直せ!」

ヤバい!

カードの裏のサインって、どんなんだったけか...(汗)

みたいなことがありました。


昨今は他人のカードの不正利用を防ぐために裏にサインが書かれていないものも多いので、どんなサインなのかは本人しか分からない。

「苗字だけでええの?」と言われてもねぇ。

「へのへのもへじ」や「〇△✕」みたいなサインでも、それを登録してたら良かったりするのかな...


40年弱ほどずっと崩したサインを書き続けているが、日本国内でカードの裏と見比べられることは100%ない。

だから益々適当と言っては語弊があるが、クチャクチャっと書いてしまう。

本来なら店員さんは防犯上、カードの裏のサインと書いたサインを見比べなければいけないんだが。

20代にはなかった信用が50過ぎてついてきたってことかしら?(笑)


では、修理品のご紹介。
こちら↓

サーカー Ref.10395 クォーツ

大阪市鶴見区在住のS様所有。
リュウズ(代用品)取り付け、巻き真交換、電池交換を行いました。

<サーカー>
創業1948年
創業地スイスジュネーブ
日本国内では広く知られていないブランドですが、タイ、ブータンと蜜月な関係を築いており、タイ建国60周年にオリジナルのジュエリーウォッチを納入した実績を持ちます。
ほとんどのモデルがハンドメイドで製作されているため、市場流通が極めて少ないブランドです。

上写真はシンプルな紳士用2針クォーツモデル。
ケースとブレスが一体型のドレッシーな一本。
ブレス駒の質感もいいですね。
S様大事にお使いくださいませ。


とにかく早く不具合が解消されることを願う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ということで、明日は定休日でございます。

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