食料危機に関する報道が加速している。
ほぼ、すべてのメディアが、迫り来る食糧危機を取り上げているので、ほとんどの人が、この問題を深刻に意識しはじめたと思う。
そうなると何が起きるのか? といえば、経済的に余裕のある階層が、我先に食料買い占めを始めることが避けられない。
日本に新自由主義を導入したのは中曽根康弘だが、それを政策として本格的に実行したのは、小泉政権下での竹中平蔵だ。
現在は、竹中の子分である橋下徹ら維新グループが、新自由主義を旗印に、大きな勢力となりつつある。
日本は、竹中のせいで、本当の新自由主義社会になってしまっている。
新自由主義の本質は? 弱肉強食であり、「他人よりもカネを得ることが正義」という価値観である。
だから、新自由主義に染まった人々は、徹底した利己主義者ばかりであって、他人、大衆がどんなに飢えで苦しもうが興味も示さない。
したがって、「食糧危機」となれば、我先に、全体の都合を無視して買い占めに走ることになるだろう。
調べてみると、今日の段階では、それほど露骨な買い占めの情報は見当たらない。しかし、「食糧危機」が社会的トレンドになってしまえば、まずは長期保存食が店頭から消えてゆくことになるだろう。
実際、フリーズドライ業界や、缶詰業界は、大忙しのようだ。私も、玄米真空パックを中心に、半年分ほどの備蓄をしたが、もしも数名程度が来るなら、わずか一ヶ月も持たないので、備蓄ではない、食料生産を視野に入れて準備している。
「食料危機」について、もう一度概括的に振り返ってみよう。
「食糧危機」が世界をゆらす。3つの要因と4つの影響 2022年5月24日
https://news.infoseek.co.jp/article/toushiru_37346/
〈社説〉世界の食糧危機 弱者が追い込まれている 2022/05/23
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022052200412
「世界的な食料不足に」 ウクライナの穀物輸出停滞、ロシアを非難2022年5月20日
https://news.livedoor.com/article/detail/22194248/
あまりに、たくさんの「食糧危機」を警鐘する報道があって紹介しきれないが、今起き始めている食糧危機の原因は?
① 戦争の真っ最中であるロシアとウクライナで世界の小麦の3割を生産しているため、小麦栽培が大きく滞っていて、世界的な小麦輸出国であるウクライナでは、今秋の小麦収穫が例年の1~2割程度しか望めないので、ほぼ輸出が閉ざされた。
ロシアは、侵略戦争への制裁を行う西側諸国に食料輸出を禁止した。
https://fumib.net/wheat-production/
② 世界二位の小麦生産国であるインドが、熱波などにより農作不振に陥る可能性から、小麦輸出を禁止した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e771be1957a14aacbad9aafe08030be840d96091
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7883f5cfe2a6577122b2c466747f6c3f3b5d32
③ 世界五位の小麦生産国であるフランスが、天候不順のため生産量激減の見通しと今朝のテレ朝報道が伝えた。カナダやブラジル、アメリカでは肥料不足と冷害により、やはり小麦については減産の見通し。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12EL80S2A510C2000000/
④ 中国が世界の穀物在庫の半分以上を買いだめし、囲い込んだ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20211219-00273309
https://you1news.com/archives/44461.html
⑤ 中国がインドの水資源を略奪して、自国に囲い込む目的で、世界最大ダム建設と、巨大な人工降雨作戦を実施、これが中国内に大規模水害を生み出し、自国の穀物生産を激減させた。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1199.html
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20210430-00235419
⑥ 世界的に肥料供給が不可解な理由で停滞している。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60470950R00C22A5EA3000/
https://earthreview.net/there-is-no-more-fertilizer-in-us/
まだ、たくさんあるが、気候変動=天候、肥料供給、戦争、コロナ禍=人員不足など、ほぼすべての生産要素が、食糧減産を意味するものとなっている。
だが、米農務省の食料試算では、2022~23年度の小麦の世界の生産量は前年度比450万トン減の7億7480万トンになるとの見通しだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12EL80S2A510C2000000/
私の個人的な見解ではあるが、全世界の小麦供給量の0.6%が減産するにすぎないとすれば、食糧危機は限定的なものとなり、ウクライナが供給してきたイランなど中東地域や北アフリカで、深刻な危機が予想されるものの、「金持ち国」である日本や欧米では、さほど深刻な事態には至らないと思う。
だが、食糧危機は連鎖拡大するものであり、おそらく来年になれば、桁違いに深刻な全人類規模の食料危機が訪れるのではないかと考えるしかない。
年内は、食料在庫、とりわけ乾麺などの製品在庫があるので、おそらく飢える人は少数に留まるだろう。
だが、来年は話が別だ。
私は、第三次世界大戦が勃発する可能性が強いと考えている。2022年五月も、あと一週間しかないが、早ければ月内にもプーチンが核兵器を使用する可能性がある。
すでにプーチンは、完全に一線を越えてしまっているので、あとは「毒を食らわば皿まで」の諺どおり、NATO諸国に対して、生物化学核兵器を使用するしか残された手段がない。
もう国家のメンツから、「行き着くところまで行くしかない」という追い詰められた状況なので、核戦争の拡大は避けられないだろう。
日本の場合は、それに加えて、南海トラフや青森東方沖などのM9クラス、スーパー地震が控えている。こちらも待ったなしであり、おそらく来年までには起きるだろう。
「悪いときには悪いことが重なる」ものだ。
さまざまな生産インフラが、根こそぎ破壊される可能性があり、既存インフラを利用した米麦などの大規模な主食生産に大きな障害が出る可能性が強い。
何もかもが、世界人類に究極の危機が迫っていることを示しているが、さらに、さらに、アメリカが1974年に秘密裏に作成した「キシンジャーレポート」を知っておかねばならない。
https://chibamai.exblog.jp/28571217/
新型コロナ禍で、どうして、世の中全体が、こんなに一丸となって、人々に無意味な副反応だらけのワクチンを打たせようとしているのか?
について、大きな疑問符を持っている人が多いはずだ。その答えが以下に書いてある。
強制ワクチンを受け入れたら・・・ヘンリー・ キッシンジャー
https://kuwanokazuya.com/20210302-vaccine/
群衆が、強制ワクチンを受け入れたら、それでゲームは終りだ!
奴等はなんでも受け入れる-血液や内臓を大多数のために強制的に寄付させたり。大多数のために、奴等の子供は遺伝子操作をして不妊にしてやる。羊の心を支配して、群れも支配するのだ。
ワクチン製造会社は何十億ドルも簡け、今日、この部屋にいる皆の多くは、その投資家だ。
我々双方にとって、非常に好都合。我々は群れの頭数を減らし、奴等は我々の絶滅サービスに金を払う。さて、ランチは何かね?
2009年2月25日 世界保健機関(WHO)優生学会議におけるヘンリー・キッシンジャーの講演
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キシンジャーは、アメリカ国家を中心で動かしてきたユダヤ人だが、キシンジャーが提唱した「世界経済フォーラム」こと「ダボス会議」の主催者は、ビルゲイツ・アルゴア・ウオーレンバフェット・ジョージソロス・ジムロジャーズなど、ほとんどユダヤ人で投資家ばかりで占められた、世界の超大金持ちで作られた組織だ。
この会議は、ユダヤ人、フリードマン、ハイエクらによって体系化された「新自由主義社会」を実現するものであり、キシンジャーの意思は、ゲイツ、ゴアらに完全に受け継がれ、人類社会をユダヤ流新自由主義で統一征服するためのものだ。
そのなかの、もっとも恐ろしい「綱領」ともいうべき基軸政策が「人口削減」である。それも一割、二割ではない。全人口の95%を削減する必要があると彼らは主張してきた。
https://hotnews8.net/society/deep-state/population-testimony
そして、ゲイツらが予言した通りに、世界中の人々にワクチンを打たせることが目的であるかのような新型コロナ禍が、全地球上を席捲することになった。
それが終わろうとするや否や、今度は、ユダヤ人プーチンが、ウクライナに不可解な軍事侵攻を行い、核戦争→第三次世界大戦が避けられなくなっている。
同時進行で、全世界の食料危機が始まった。
これは、もう、すべての情勢が、ダボス会議グループの思惑通りに進んでいると思うしかない。まだ分からないのは、中国・インドの巨大人口がどのようなプロセスで始末されるのかという道筋だけだ。
この食糧危機は、私には、計画されたものに思えてならない。
何もかも、ユダヤ人=ダボス会議の思惑が完全な形で実現してゆくのだ。
繰り返すが、残されているのは、中国・インドの巨大人口が、どのように始末されるのかという問題だけだ。
もしも、プーチン・習近平による第三次世界大戦→核戦争から、生き延びることができたとしたなら、残された道は、近代インフラから遠い、過疎の山奥の「ポツンと一軒家」で、数少ない人々が手を携えて、ギリギリ、子供たちの未来をつなぐしかないだろう。
大金持ちたちは、既存の食料を買い占めることだろう。
我々には、そのおこぼれ(トリクルダウン)は、たぶん回ってこない。竹中平蔵の計画したとおりだ。
我々に残された道は、誰も知らない山奥での、自給自足農業だけなのだ。