社会福祉士「とど」の うつ病と脳卒中の闘病日記

医療ソーシャルワーカーだった「とど」が、うつ病と脳卒中に。
それからの闘病の様子や趣味の事などをつらつらと…。

右被殻出血発症

2014年09月10日 14時30分00秒 | 被殻出血入院
突然の事でした。
私は、脳梗塞後遺症で現在要支援2の認定を受けています。
そこで、毎週水曜日と金曜日の午後、短時間機能訓練型デイサービスに通所しており、今日もいつものように通所して運動していました。
最初のメニュー、レッドコードの運動中でした。座位から立位になったとき、最初の異常を感じました。いつもより安定感が保てないのです。
手足の位置を調整してレッドコードは終了したのですが、水分補給に行く時、無意識に左足を引きずっていました。
ボトルを持って水を飲もうとした時、次の異常を感じました。ボトルを持って口の手前に持ってきたまま、あと少しの位置で手が止まっているのです。
更に、それをぼーっとみている自分。「まずい!」と思いました。
しかし、何故か慌てる事はなく、脳梗塞再発を疑って、両手を水平にあげてみました。
すると、左手が挙がり切りません。大きく左右差が生じていました。「やっぱり脳梗塞再発…」そんな言葉が頭の中をかけ巡りました。
いすに腰掛けて相談員に声をかけ状況を説明していると、途中から呂律のまわりが徐々に悪化。すぐにN病院を受診する事になりました。
結果は「右被殻出血」でした。「脳梗塞再発」ではなく、新たに「脳出血」とは…。
N病院には脳神経外科が無かったので、すぐに救急車でN病院の近くにある専門のK病院に搬送され、安静室へ入院となりました。
当然、絶飲食で、点滴3本,酸素を3Lという状態でしたが、幸い気付くのが早く、血腫(出血した血の塊)も小さかったため、手術はせずに点滴で経過観察することになったそうです。
それにしてもK病院の安静室は面会が厳しく、決まった時間内に家族1人だけ。それも5分です。家族の、そして患者本人の気持ちはどうなんでしょう?
脳梗塞の時に入院したS病院のSCU(脳卒中ケアユニット:脳卒中患者専門の集中治療室のような病室)だってもっと面会は自由でした。
なんか苦痛です…。

被殻出血は、脳の被殻、簡単に言えばこめかみの奥の、脳の中心部と、そこから外に向かって中間地点位までの部分で、この部分に出血を起こすのものを言います。
脳出血の約4割を占めると言われているそうです。
発症時には、頭痛、吐き気、めまい、意識障害がみられるようですが、私の場合はどれも自覚症状としては見られませんでした。
後でいくらか意識混濁(意識障害)があった感じなので、早期発見だったようです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
   | トップ | 右被殻出血・入院2日目 »

コメントを投稿