徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

明けましておめでとうございます!!

2014-01-06 16:16:18 | 日記
2014年がスタートしました!

今年1年、皆様の健康と幸福をお祈り致します。



今年は1年の初めに、『ニーチェの言葉』をご紹介します。

19世紀後半のドイツの哲学者であるニーチェは、キリスト教などの神よりも、もっとこの世に生きている人間のための道徳が必要と考えていた人でした。

よって、ニーチェの思想は「生の哲学」と呼ばれています。

「超訳 ニーチェの言葉」(白取春彦・編訳/ディスカヴァー21刊)の本の中から一部ご紹介します。

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【勉強はよく生きることの土台となる】


たとえば、与えられた約束をよく理解して守り続けるためには、充分な理解力と記憶力が必要になる。

この理解力と記憶力は、鍛錬されて獲得できる知性の一部だ。

相手に対して、あるいは遠くの誰かに対して同情を持ちうるためには、充分な想像力が必要となる。

想像力もまた、知性の立派な一部だ。

こういうふうにして、人間的な倫理や道徳と言うものは、知性と強く結ばれている。

そして、知識のない知性というものはありえない。

したがって、何の役にも立たなそうに見える今の勉強ひとつでさえ、自分が人間としてよく生きていくことの土台となっていくと言えるのだ。



【若い人たちへ】

自由な高みへときみは行こうとしている。

しかしながらそういうきみは、若さゆえに多くの危険にさらされている。

しかし、わたしは切に願う。

きみの愛と希望を、決して捨て去ったりするな、と。

きみの魂に住む気高い英雄を捨てるな、と。

きみの希望の最高峰を、神聖なるものとして保ち続けてくれ。

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人の一生で、役に立たないことは何もありません。

勉強もスポーツも仕事も、全てがその人の土台となってくれます。


土台があってこそ、根をはやし、幹が伸び、枝がはり、葉が繁り、花が咲き、実がなり、そして、また土に還るんですね。

高校時代に勉強や部活を通して学んだ“自律”こそが、将来の土台になります。


自分の夢や希望を掴むのは自分です。

高校生の皆さんが望む将来の自分になるために、今年もいいスタートを切ってくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン