徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

あまちゃん

2013-06-15 19:44:44 | 日記
4月からのNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」が好評ですね!


東京の高校になじめなかった女子高校生のアキ(能年玲奈)が、母親・春子(小泉今日子)の故郷である岩手県の漁港に母親と一緒に帰ってきます。

アキの祖母・ナツ(宮本信子)は現役の海女さんで、観光客向けにウニを潜って採る実演をやってます。

また、採ったウニを使ってウニ丼を作り、ローカル鉄道で車内販売をしたり、昼は喫茶店、夜はスナックに変わる店も経営しているスーパーおばあちゃんです。


アキは、そんな素朴な田舎の生活や漁協の海女さん仲間、駅長、観光協会の人たちに囲まれ、自然と自分がやりたいことを見つけていきます。

最年少の海女さんに挑戦し、高校も普通科から土木潜水科に移り「南部もぐり」の技術を学んでいます。

そこの先輩に失恋したり、いずれはアイドルになっていくというストーリーのようです。


脚本は「タイガー&ドラゴン」「木更津キャッツアイ」などのヒット作でおなじみの宮藤官九郎さんですから、テンポのいい会話が面白くて朝から大笑いしてしまいます。(^O^)


この中で注目されているのが、この地区で使われている「じぇじぇ」という言葉です。

「じぇ」というのは、驚いた時に使う「えっ!」というのと同じですが、驚きの度合いによって「じぇ」の数が増えていきます。


これがメールだと
「じぇ」(‘jj’)
「じぇ、じぇっ」(‘jj’)
「じぇ、じぇ、じぇーっ」(‘jjj’)

「j」の数が増えるみたいです!


ですから、すごく驚いた時は「じぇじぇじぇじぇじぇ・・・」となるのですが、これの超最上級があるそうです。


それは「たますぽうろぎした!」だそうです。

「たます」→魂 「ぽうろぎ」→揺さぶる

つまり、魂を揺さぶられたという意味だそうです!


オモシロいですね!!ヽ(^。^)ノ


同じ岩手県でも地区によって「じぇ」が「じゃ」になったりするそうなので、方言は無限です!


「じぇじぇ」「今でしょ!」と並んで今年の流行語大賞候補ですね!


方言はその地域やそこでの生活にとても密着した言葉ですから、見知らぬ人でも自分の故郷の方言を使っていると親近感がぐっとわきます。


実は大学というところは、方言の宝庫です!

なぜなら、学生は全国から集まってくるからです。


高校はせいぜい同じ県内から生徒は来ますから、若干は違ってもだいたい理解できます。

でも、大学は北海道から沖縄まで、本当にいろいろなところから集まってきますから、言葉一つでも面白いことがたくさんあります。


一気に日本中が友だちになった気がします。

外国からの留学生もいるので、もう世界中が友だちですね!


東京の大学だからと言ってムリに標準語で話すことはありません。

堂々と故郷の言葉を話せばいいです。


ただ、それでは全く会話にならないこともあるので、ある程度は共通語として「標準語」を学んでいくことも大切な社会勉強ですね!

なぜなら、社会に出ると「標準語」で話す必要もあるからです。


大学ってそんなことも学ぶことができるから、楽しいところなんですよ!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン