徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

ウサギとカメ

2012-02-18 12:39:15 | 日記
誰でも知っている昔話に「ウサギとカメ」がありますね。

「♪もしもしカメよ、カメさんよ。世界のうちでおまえほど、歩みののろいものはない。どうしてそんなにのろいのか。。。」
という歌もあります。

これを知らない日本人はおそらくいないと思います。(最近の子どもたちは知っているのかな・・・?)

この話はとても奥深い話ですね。


●あらすじ              
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。

かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。

ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。

その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。


●教訓自信過剰して思い上がり、油断をすると物事を逃してしまう。

また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。


●歴史この話は実は“イソップ寓話”から来ているそうです。

日本には西欧との貿易が盛んになった室町時代後期以降に流入したとみられ、イソップ寓話を翻訳した“伊曽保物語”などによって近世以降に知られ始めたようです。

一般に知られるようになったのは、明治になって教科書に採録されてからで、明治時代の初等科の国語の教科書には「油断大敵」というタイトルで掲載されていたとのことです。


この話については意見がいろいろあるようです。

「なぜ、カメはウサギを起こさなかったんだ? かめはアンフェアな奴だ!」

「ウサギはゴールしてから寝ればよかったんだ! バカなウサギだ!」
などなど・・皆さんはどう思いますか?


受験生の皆さんにはこう考えてみてはどうでしょうか?

山のふもと=ゴール=現役合格とします。

ウサギが負けたのはカメの動向だけを見ていて、これなら勝てるとたかをくくって負けた。

カメはウサギを見ていたのではなく、ひたすらゴールだけを見ていたら結果的に勝ってしまった。

こういう解釈もできますね。


テストの成績が戻ってくると、クラスで何番だったとか、学年何番だったとか、何番上がったとか、偏差値がいくつだったかとかを気にしていませんか?

これはウサギと同じですね。

賢いカメさんはきっとこう言うと思います。


「あなたのゴールはどこですか?」これは志望大学・学部を決めていますか?

センター試験で何点取ればいいのですか?

ということです。


周りと比べることはないんです。

自分が志望する大学の合格得点をクリアすること!

これのみです。


つまり結局は自分との闘いだということになりますね!!


結論:歩みののろいカメならば、

「早くスタートして、休まずにコツコツ歩みを進めることができると、志望校に現役合格ができますよ!」というお話でした。

めでたしめでたし。(^O^)/


PS.今からがんばろうと思う方は、徳育社のHPに面談希望と申し込まれてはいかがでしょうか。


☆ドラゴン