徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

過去問演習をスタートしよう!(2)

2015-09-19 13:06:26 | 日記
さあ、「過去問演習」のやりかたですね。

「過去問演習」とは、「過去問自己模試」「テーマ学習」を交互に取り組む学習方法です。


具体的には、「過去問自己模試」で、過去問を本番のようにチャレンジした後、自分の弱点などを分析し、一定期間「テーマ学習」という、弱点克服や得意分野の発展を行う学習方法です。

部活でも、本番近くなると、通し練習や、練習試合って増えますよね。

つまり、練習試合が「過去問自己模試」で、その後の「テーマ学習」が、練習試合で見つかった自分自身の課題の克服なんです。後加えて「試験慣れ」という目的もあります。


まず、どのくらいの周期で「過去問自己模試」をやるかは人それぞれですが、オススメは1週間に一度です。

個人的にオススメしているのは、土曜日と日曜日に「過去問自己模試」を行って、残る月~金の5日間は「テーマ学習」と言うやり方ですね。

今日はやり方の一つの例として聞いてくださいね。


ここからが「過去問演習」のやり方ですね。

①「過去問自己模試」

過去問を本番のつもりで解いていく。

各教科必ず時間を計ること。

制限時間は通常の試験時間の3/4の時間に設定する。
     
分からない所は5分以上考え込まない。

○×をつけ、解答解説で確認。

作戦を立てる。

合格から考えて、失敗点や後悔した点をリスト化する。

リスト化したものから今後のテーマ(課題)を見つけ出す。


②「テーマ学習」


テーマ(課題)を一定期間取り組む勉強のこと。

目標は次回の「過去問自己模試」で、前回よりも高得点を取ること。

どう勉強したら得点できるか考えながら、「テーマ学習」に取り組もう。

講義やテキスト、教科書の復習でもいいし、問題演習でもいいです。

自分のレベルに合わせた「テーマ学習」をしていきます。

その後、同じ問題を「過去問自己模試」を行い、 「テーマ学習」の成果を試す。


「過去問自己模試」「テーマ学習」を繰り返し、目標点をクリアするまで続けます。

こうやって同じ問題を繰り返しやります。

1回目は得点率が50%でした。

2回目は60%になりました。


3回目で目標の70%をクリアできた。そうなればOKです。


すぐに次の年度の「過去問自己模試」をやります。

その繰り返しです。

最初はなかなか目標点に到達するのに時間がかかりますが、やればやるほど早くクリアできるようになるんですね。

これを各科目やっていきます。イメージつかめたでしょうか?


センターだけの科目は、センターの過去問を学校でやったり、自分でやって、「テーマ学習」をする。

2次や私立大の科目は、学校でセンターの過去問をやっていれば、家では自分で2次や私立大の過去問をやって「テーマ学習」をする。

これに早く取りかかることができれば、現役合格にグ~ンと近づけます。


センターが終わって1カ月くらいで、センターより難しい2次や私立大の過去問ができるようになるのは大変だから、この時期から始めるんですね。

なので「基礎固め」が終わっていない人は急いでくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン