徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

師走って?

2011-12-03 13:55:00 | 日記
12月のことを“師走”と言いますね。

これは「先生が忙しくて走り回っているのではなく、お坊さんが忙しくて走り回っていることからこう呼ばれるようになった。

また、師匠の僧がお経をあげるのに、忙しく東西を駆け回っているというのが語源とされている・・・。

これが一般的だと思っていました。

ところが、最近こういう説があることを知りました。

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御師(おんし、おし)が走る。これが「師走」の語源。それではこの御師とはどのような人たちだったのでしょうか。

昔の人々は「一生に一度はお伊勢参り」というくらいに、伊勢神宮へ詣でることを憧れ、あの時代(明治くらいかな?)にあって年間500万人もの人々が伊勢参りをしたという記録さえ残っています。

しかしそれをなし得たのも、人々を伊勢神宮へガイドする職業があったからです。

それが「御師」です。

御師は日本最古(世界最古?)の旅行業といわれるように、ただ人々を聖地へ先導するだけではなく、宿泊の手配や食事、お土産の買い付けなど、至れり尽くせりのサービスでガイドをしたそうです。

そういう意味では純粋な信仰心から「一生に一度はお伊勢参り」というだけではなく、伊勢参りには当時の人々にとってのバケーション旅行の意味合いもあったようです。

ただ御師の呼称が「御祈祷師」の略とされているように、彼らはお祓いや神事なども行うことから、今風にいえばスピリチュアル・ガイドという位置づけがふさわしいといえるでしょう。

そして、そんな御師が1年で最も忙しいのが“師走”なのです。

新しい年を迎えると私たちは神社へ参り、そこで新しいお神札をいただき、それまで神棚に収めてあった古いお神札と入れ替えます。

そもそもこの神社のお神札を各家庭に掲げたり、神棚に祀るという習慣も、実は伊勢神宮が始まりなのです。

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これはかなり説得力がありますよね!

しかし、いろんな説があるものですね。


さて、12月は1年を締めくくる月ですから、今年中にやっておきたいことはできるだけ片づけたいものです。

年賀状やお歳暮や大掃除やお仕事でも、お父様、お母様方は大変お忙しいです。

高校生の皆さんは、今年中にやっておくことはありませんか?

今年は英単語を1000は覚えておくつもりだったとか、志望大学について調べておくつもりだったとか、数学の三角比はできるようにしておきたかったとか。。。

いろいろありますよね。

えっ?彼女にコクるのを忘れてた?(>_