佐賀大学の改革

佐賀大学は３月１９日、「芸術学部」を２０１６年４月から新設する構想を発表した。

県立有田窯業大学校が同大に統合されるのに合わせ、「有田」「唐津」といったブランド力の高い焼き物産地として、次代を担う作家を養成するとともに、創作をビジネスにつなげる経営感覚を持った人材を育て、窯業を支える拠点づくりを目指す。

【佐賀新聞より／３月２０日発行分】

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芸術学部の新設を柱とした佐賀大の学部再編構想の背景にあるのは、国が進める国立大学改革の流れです。

「大学全入時代」の中で、特色や強みを生かした個性的な戦略づくりと機能強化を図らなければ生き残れない大学側の強い危機感の現われです。


また、教育学部の教員養成課程の強化と卒業生の県内での教員採用を増やす構想などともリンクしています。


構想では、芸術学部は定員１１０人、現在の文化教育学部の美術・工芸課程を引き継ぎ、新たに創作活動の産業展開などを学ぶ「芸術マネジメントコース」も開設するそうです。

統合される有田窯業大学校を「有田キャンパス」として、学士号が取得できる２０人程度の「有田セラミック専攻」を設けたり、最先端のＩＣＴ（情報通信技術）を活用したデジタルアート教育も充実させるとのことです。


「地域密着型」の大学として、大きく生まれ変わろうとしている佐賀大学に注目しましょう！！ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン