徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

手紙屋より(2)

2015-10-31 14:11:36 | 日記
喜多川泰・著「手紙屋・蛍雪編~私の受験勉強を変えた十通の手紙」(Discover21刊)という本から、10回に分けて考えるシリーズです。

2回目は「学校で習うことだけが勉強ではない」です。

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「勉強という道具を何に使うか?」ということですが、まず「忍耐力」を鍛えることができます。

また、「自分に対する自信」を手に入れることができます。

ほかにも、「記憶力」「判断力「応用力」などが鍛えられ、「脳を活性化」することができます。

また、人からものを習うことで、「素直な心」を学ぶことだってできます。

それから、「勉強」という道具を使うことによって、いろいろな人の気持ちがわかるようにもなります。

努力をして結果を残したことがある人にしかわからない苦しみがあります。

「勉強」を使ってその壁を乗り越えることで、何もせずに人のやったことを批評する側ではなく、そういう人の気持ちをわかってあげられる側になることもできます。 

つまり、勉強という道具を使って手に入れようと考えるものがたくさんあれば、たくさんのものが手に入るし、「大学生活」一つしか考えていない人はそれしか手に入らないということです。

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よく数学なんて勉強しても社会に出て役に立つの?とか、古文なんて実際使わない言葉を勉強して何になるの?・・・・・なんていうことをよく聞きます。

確かにそうかもしれません。

高校までで習っている勉強は、人間としての基礎的な知識を身につけています。

日本人としての教養を学んでいます。

と同時に、読解力・思考力・表現力といった人間としての能力を高める訓練をしています。

大学では、専門的な勉強をしますので、より高度な知識や能力を磨いていきます。

社会に出ると、その分野のプロとしての力が要求されます。

そうすると、さらに勉強する必要が出てきます。

ということは、勉強は学生だけがやるものではない、一生付き合っていくものだということです。

つまり「勉強という道具」は、いつでも、何度でも使える道具だということが言えます。

こんなすごい道具を、使ってみたくありませんか?(^O^)



☆ドラゴン