徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

腐らずに発酵する!

2012-11-04 14:44:35 | 日記
もう2学期も中盤ですね。

1年生の皆さんは、1年生が半分終わりました。

2年生の皆さんは、高校生活の半分が終わりました。


“光陰矢のごとし”といいますが、ホントに時間が過ぎるのは早いです!


高校に入学するときに、皆さんは色々な夢や希望を持っていたと思います。

勉強ではこうしたい、部活ではこうなりたい、プライベートではこうありたい。


しかし、時間が経つにつれて「全然うまくいかない」とか「もうあきらめよう」とか「もうやめたい」とかになっていませんか?

色々と悩んだり、迷ったり、人を羨んだり、自己嫌悪に陥ったりしている人もいるのではないでしょうか?


「すべてがうまくいっています」という人は、少ないと思いますから、それが普通なんですね。だから安心してください。


高校生の頃は、一人の人間として、まだ自分という存在が確立されていません。

確立されていないから、悩んだり、迷ったりするのです。


それを一つひとつ乗り越えていくことで、自分というものが出来上がっていきます。

これを“成長”といいます。


人間は死ぬまで“成長”しますから、まだまだ序の口ですね。(^o^)



先日、あるテレビのトーク番組で、金八先生こと武田鉄矢さんがこんなことを話していました。

「いやなこと、できないことがあっても腐ってはいけない。腐らずに発酵することです。」


さすが金八先生ですね!


“発酵”するということは、どういうことかというと、“化学反応を起こす”ということですね。

“化学反応”は違う物質がぶつかって起きます。


つまり、いつもと同じことを繰り返していたり、同じ人とばかり話しをしていたりで、変化がないと“化学反応”は起きませんよね。

いつもと違うことに取り組んだり、違う人と話をしたり、違うものを取り入れたりすることで“化学反応”は起きます。


毎日、同じことをやっていて、同じことで悩んでいても何も変わらない。これが「腐る」ということ。

それならば、勇気を出してチャレンジしてみること。これが「発酵する」ということです。


「発酵する」とどうなるか・・・違う物質ができます。違う考え方ができます。違う自分に変われます。


また、武田鉄矢さんはこうも話しています。

「人は苦手なことをできるようにするほうがおもしろい。」

「得意なことを自慢している人は誉められませんが、できないことをできないと言える人には応援したくなる。」

「そこには協力してくれる人が集まってくる。」


できないことを、一人ではなく、応援してくれる人たちに協力してもらうことで「発酵する」ことができるということです。

皆さんの周りには「発酵応援隊」がたくさんいますね。

ご家族も、友だちも、先生も、東大生指導も、徳育社のスタッフも、みんな応援しています。


ほんの少しだけ勇気を出して、協力を求めてください。

自分が変わるためのきっかけは、自分がちょっとだけ勇気を出すこと!


それが「腐らずに発酵する」ということなんですね!!



☆ドラゴン