自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

自動車整備業、車両販売業のCS経営のためのコンサルティング、現場改善指導、制度設計、社員教育、各種セミナー・講演

計画停電に向けた対策

2011年03月14日 | CSR全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、計画停電に向けた対策、です。

東日本大地震に被災された方々に対して、心よりお悔み並びにお見舞いを申し上げます。
一にも早い復興を心よりお祈り申し上げます。

連日連夜の報道に接し、こんなことがあっていいものかと心を痛めています。
どうか、希望を持って歩いて行ってほしいと願っています。

さて、昨日の政府発表の通り、電力不足に対応し、東京電力は本日から「計画停電(輪番停電)」を
実施する。計画では、6時20分より午後10時までの間に、一日3時間、場合によっては複数回
電気の供給が止まる。

東京電力の計画停電は、1都8県で、5地域ごとに交代で電気を止めることになる。
東電が計画停電を実施するのは初めて。4月末まで実施される見通しだ。
計画停電は、東北電力も15日以降の実施を検討しているという。

停電になれば、整備工場ではリフトが使えなくなるし、エアーコンプレッサーも使えなく
なる。また、検査ラインも使えなくなる。当然、コンピュータも使えなくなる。

暖房、冷房も使えなくなるなどで、仕事を行っていくうえで、様々な対応策が必要になる。
そこで会社においてどのようなことが必要かを思いつくままに、下記の通り列挙してみた。
参考になれば幸いだ。

 1.停電時にやるべきことを決めておく
 2.その仕事の優先順位をつけること
 3.なるべく予約制とし、効率的に仕事を行う

まずは、「停電時に何をするかを決めておく」ことだ。夜間はともかくとして、日中であれば事務仕事を
初め軽微な整備作業、展示車の清掃などが可能だろう。以上のようなことを初めとして、どのような
仕事をすべきかを、部門ごとにまとめておくことだ。

各人は、やるべき内容に沿って、業務計画を立てて、必要な準備を整えておくといいだろう。
例えば、整備作業においては、必要な工具や部品などを事前に用意し、効率的に作業が
出来るようにしておくことだ。

やるべき事が決まったら、優先順位をつけておくこと。緊急性が高いもの、期日が迫っているもの、
お客さまにご迷惑がかかるようなものなどを判断基準として、優先順位をつけて、優先度の高い
仕事から進めていくことだ。

次に、整備作業においては「予約制」を導入すること。
路上故障などはともかくとして、ほとんどの作業を予約制にして、手際よく作業が出来るように
お客さまの協力をいただくとよい。

そのためにも、速やかに予約を優先することの「お願い状」を発送することだ。
こうした状況ゆえに、お客さまも理解の上で協力してくれると思う。

この度の電力消費の低減に向けて、会社や個人が心がけることとしては、
1.照明を半減または、2/3程度とする
2.必要な時以外は消灯しておく
3.休憩時のテレビなどは見ないように心がける
4.ラジオを付けながらの作業を控えること
5.待機消費電力を切る(コンセントを抜いておく)
6.定時営業に徹する
などが行動として必要なことではないだろうか。これ以外に思いつくことがあれば、
積極的に行動するようにしたい。

なお、公共の交通機関は計画停電によって、平常通りの運行ができないという。
したがって、マイカー通勤者以外の方は、出勤時は何時もよりも早めに家を出て、
余裕を持って通勤をすることだ。

余談だが、余震も心配されている時だけに、集合場所などをハッキリと決めておくとよい。
また、NTTが提供している災害伝言ダイヤルへのメッセージの方法なども
決めておくといいだろう。
くれぐれも気を付けて仕事を行っていただきたい。


株式会社ティオ
お問い合わせ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3.11 東日本大震災の一日! | トップ | 災害からの復旧に何が必要か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CSR全般」カテゴリの最新記事