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メンテナンスパックを導入するー3:パック内容の検討

2010年08月04日 | 生産・作業全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、メンテナンスパックを導入する-3:パック内容の検討、です。

メンテナンスパックの内容は、基本的にどの車両にも該当するものとなるので、定期交換部品・油脂類、点検、調整の3つの組み合わせになる。

定期交換部品・油脂類では、
 ・エンジンオイル
 ・オイルエレメント
 ・エアフィルター
 ・エアコンフィルター
 ・ワイパーゴム
 ・ファンベルト
 ・ブレーキ液
 ・冷却水
などがある。

点検では、
 ・定期点検(1年、6か月)
 ・日常点検
 ・巡回サービス点検
 ・検査機器点検(ブレーキテスターなどの検査機器を使った点検)
など。

調整では、
 ・タイヤローテーション
 ・バランス調整
 ・タイヤ履き替え(夏タイヤ⇔冬タイヤ)
 ・タイヤ空気圧調整
 ・窒素ガス調整

美装関係で、
 ・外装コーティング
 ・タイヤコーティング
 ・室内消臭・除菌
 ・洗車サービス(手洗い)
などだ。

消耗品として「ブレーキシュー・パッド」「タイヤ」「バッテリー」などもあるが、パック料金が高額になるなど、十分検討が必要である。
従量制料金の場合には、入れてもよいが固定料金制の場合は、入れずに特別価格で販売する方向で検討するとよい。

以上の項目を、金額と睨めっこしながら、ピックアップすることになる。
距離を走るお客と、そうでないお客がいるので、基本パックとオプションパックに分けておくことも一考だ。

例えば、エンジンオイル交換を基本パックに2回(年間)としておいて、オプションパックにもエンジンオイル交換1回を設定しておくと、
距離走るお客は、オプションパックからエンジンオイルを選択し、年間3回交換ができることになる。

したがって、ある程度距離に関係するようなものを、オプションパックに入れておくと、
お客さまのニーズをカバーすることができるので、満足度も高くなる。


株式会社ティオ
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