自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

自動車整備業、車両販売業のCS経営のためのコンサルティング、現場改善指導、制度設計、社員教育、各種セミナー・講演

経営計画はレバレート計画なりー2.経営計画はレート計画の前座

2011年03月17日 | 経営・オピニオン全般

 

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、経営計画はレバレート計画なりー2の経営計画はレート計画の前座、です。

一般的には、売上目標や人件費計画などを設定して経営計画を組み立て、
その後にレバレートの設定を行う。

と言うことは、経営計画はレバレート計画の前座に過ぎないと言える。
それぐらいに、レバレート計画を位置づけておく必要があるのだ。

経営計画が出来上がっただけでは、年度計画の半分しかできていないのと一緒。
レバレート計画ができて、初めて年度計画を満足した状態になる。

そこで、提案だが計画の順番を逆にしてみたらどうだろうか。レバレート計画を立てる
過程で経営計画を作り上げていくという手順である。
レバレート計画が出来あがると、自動的に経営計画が出来があるといった具合だ。

レバレートには、経営のすべてが盛り込まれている。営業利益、人件費、物件費を初めと
した利益と費用は勿論のこと、労働時間、生産性にいたるまで項目に入っている。

つまり、整備工場の場合は、レバレート計画そのものが経営計画と同義語なのだ。
このことをしっかりと踏まえて、経営計画とレバレート計画を組み立ててほしい。

いやー、そんな面倒なことやってられない。それは、儲かるか儲からないかわからない、
とても不安定な経営である。暗闇のトンネルの中で経営を行うのと同じだ。

相場のレートを使えばいいというのは、他人の褌を借りて相撲を取るのと一緒だ。
他人に経営を任せる情けない経営である。

経営者や従業員の意思を盛り込むことで、レバレートに魂が入り、価値ある値付けが
できることになるのだ。


株式会社ティオ
お問い合わせ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする