今年も残すところ後一月あまりとなりました。
平丸地区では、伝統工芸のスゲ細工が始まっています。
来年の干支の酉を中心に生産されています。
平丸のスゲ細工は、雪で農作業のできない冬の収入源として、昭和33年から平丸だけに
受け継がれてきた工芸技術です。昭和46年(猪)、平成14年(馬)は年賀切手の図柄にも
採用され全国から注目もされています。
近年、後継者不足から保存伝承も危ぶまれています。その為、なんとか、残そうと平丸スゲ細工保存会が
設立され受け継がれています。
スゲを夏に刈り天日干ししたスゲ材料
スゲを巻きつけて厚みをつけます。
心に藁を入れて形を作って行きます。
熟練の技でスゲの長さを調整しハサミで刻んでゆきます
細かい装飾をして完成です
手作りの為、表情はひとつひとつ違います
平丸に来られた時には是非、スゲ細工保存会を訪ねて見てください。
来年も良い年でありますように。