途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

磐梯山(裏磐梯)

2017-06-19 | 東北
2017年6月19日

昨日から始まった福島遠征2日目は、福島が誇る名山宝の山磐梯山に登りました。
時間的にゆっくりできるので、八方台ではなく裏磐梯スキー場から歩くことにしました。

9:00 裏磐梯スキー場
9:30 裏磐梯ゲレンデトップ
9:40 銅沼
10:10 裏磐梯スキー場分岐 10:15
10:55 弘法清水
11:20 磐梯山 11:40
12:00 弘法清水
12:50 裏磐梯スキー場分岐
13:15 銅沼 13:30
13:40 裏磐梯ゲレンデトップ
14:00 裏磐梯スキー場
所要時間:5時間0分

■天候:曇時々晴

■コース状況
裏磐梯スキー場~裏磐梯スキー場分岐
噴火壁・火口原分岐までは振り返ると好展望のゲレンデの緩やかな登りが続きます。
噴火壁・火口原分岐から先は進行方向右手に沼を見ながら進むと、銅沼(あかぬま)がある地点に辿り着きます。
銅沼はとても美しくお勧めです。
裏磐梯スキー場分岐近くでようやく傾斜が出てきますが、基本急登は少ないので安心して歩ける区間です。

裏磐梯スキー場分岐~磐梯山
ゴロ岩が増えてきて傾斜も増します。
途中展望地があります。
弘法清水小屋へは直接行くルートと、お花畑経由とありますが、弘法清水で再度合流します。
弘法清水には水場があります。
磐梯山直下はやや急登。
山頂は360度文句なしの大展望。
復路で歩いたお花畑はまだ植物は少なかったが雰囲気抜群。


昨日の西吾妻山に続いて、本日向かった山は近くにある磐梯山。
せっかく2泊3日で余裕があるので、最も人気の八方台ではなく、銅沼経由の裏磐梯から歩きます。
ゲレンデを潜り、9時少し前に登山開始。


早速裏磐梯の豪快な岩壁が姿を現します。
裏磐梯スキー場の建物。


関東の千葉県から遠征されたハイカーさんと楽しくお話をすると、やはり同じく昨日は絶好のレジャー日和との情報で、期待して来たが曇り空で残念だったと言っていました。
桧原湖方面を振り返ります。
曇り空だが、昨日よりはだいぶ晴に近づいています。


登り詰めてゲレンデトップに着きました。
ゲレンデトップからの大展望。
右奥には昨日登った西吾妻山も見えています。


銅沼方面へと平坦な登山道、緑が綺麗な樹林帯を進みます。


せっかくなので銅沼(あかぬま)も覗いてみます。
銅沼越しに望む迫力満点の櫛ヶ峰と磐梯山方面。
銅沼に咲いていたタニウツギ。


再度歩きやすい平坦な登山道を進みます。
本日は昨日よりも天候がいいので、日差しがとても暑いです。


八方台からのルートと合流。
道標には裏磐梯登山口、八方台登山口が書かれているのに、重要な磐梯山へ向かう案内がないと思っていたら、弘法清水を示した案内が取れて落ちていました。


ゴロ岩が目立つようになり、傾斜も出てきてようやく登っている感じになります。
展望箇所からは裏磐梯の荒々しい絶景。
小野川湖を挟んだ反対には昨日登頂した西吾妻山。


ロープ、鎖が設置されている細い登山道を通過。
ムラサキヤシオがまだ残っていました。


弘法清水直登コースとお花畑経由のコースに分かれますが、お花畑は帰りに歩くので、そのまま最短の弘法清水直登コースから山頂を目指します。
この辺りまで来るとやはり百名山で、すれ違うハイカーの数が一気に増えます。


弘法清水からそのまま磐梯山に登り込みます。
磐梯山直下の登り込みで、なんと昨日西吾妻山でもお会いした高崎よりお越しのご夫婦さんと嬉しい再開。


狭い山頂直下ではすれ違いが発生するので、展望を楽しみながら息を整えて登ります。
ついに山頂部が見えてきました。


最高地点のすぐ下にある磐梯山(1816m)の山頂標。
岩々の大展望の山頂部。
磐梯明神と書かれた石碑がある最高地点の祠。


巨大な猪苗代湖と眼下に広がる街並み。


昨日登頂した西吾妻山(1枚目)と安達太良山(2枚目)。


近くにいたハイカーさんと撮り合い、話し込みます。
昨日以上にはっきりと見えるまだまだ残雪が目立つ飯豊連峰。


弘法清水岡部小屋と奥には軽食もある売店の弘法清水小屋。
岡部小屋前の冷たい水を田tt埔里と頂きます。


弘法清水周辺も気持ちのいい広場になっています。
大展望を楽しみながら下ります。

裏磐梯登山口を目指してお花畑を経由して帰ります。
荒々しい櫛ヶ峰(2枚目)。


心地いいお花畑を歩きます。
2枚目の花はイワカガミ。


樹林帯を下り続けて銅沼まで来ました。
復路でももう一度銅沼の絶景を楽しみながら休憩。


ゲレンデトップから登りでは気付かなかったショートカットの直登ルートは素晴らしい展望です。


あとは駐車場まで開けたゲレンデを下ります。
14:00丁度に閑散とした駐車場所に帰着。


磐梯山登山後車で向かった先は五色沼。
ザックなし、水分500ml1本の軽装で散策です。
まずは観光客に紛れて毘沙門沼。


赤沼付近ではなんと磐梯山頂で、楽しくお話をさせて頂いた男性ハイカーさんとまさかの嬉しい再開。
八方台コースで登ったが、帰りに銅沼に立ち寄ったらやはりとてもよかったそうです。
五色沼はどこまで行こうか考えていると言ったら、弁天沼が特によかったと勧められました。
2枚目の画像は不思議な色をしたみどろ沼。


毘沙門沼に次いで大きな弁天沼はやはり素晴らしかったです。
瑠璃沼と神秘的で綺麗な青沼まで行って、柳沼には行かず帰りました。
2枚目の画像は青沼です。


既に昨日現地で調達していた白ワインを頂き、ほろ酔い気分。
最終日の明日は梅雨時には珍しい文句なしの晴予報なので楽しみです。


■その他
駐車場よりゲレンデを登り始めると荒々しい裏磐梯を見ることができ、振り返っても抜群の展望を望むことができました。
昨日より天候が良化して時折青空も出ていたことから山頂からの360度の大展望を楽しむことができました。
裏磐梯ルートを選択したことにより訪れることができた銅沼は大変素晴らしく、いつまでも銅沼を見ながらゆっくりとしていたいと思いました。
下山後も時間に余裕があったので、観光地である五色沼にも訪れることができ、大変有意義な1日となりました。