車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

足摺岬 in 高知県土佐清水市

2020年08月22日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・高知県

市内から足摺岬に行くには、半島部の尾根を通る足摺スカイラインが最短コース。ただし、片側1車線にも関わらず、カーブ、急勾配が連続する片道13kの道程・・・私にはかなりの試練。途中で野生の狸や雉に出会ったのにはビックリしましたが、もちろん写真など撮る余裕は有りません😥

兎にも角にも、ヘロヘロになりながらたどり着いた足摺岬。「僕たちは今ここにいるんだよ。」と看板を指さすご亭主殿

現在位置を確かめたら、まずは太平洋に向かって立つ「ジョン万次郎」の後姿とご対面。

文政10年(1827)、土佐の中浜(現:土佐清水市中浜)の貧しい漁師の次男として生まれた「ジョン万次郎こと中浜万次郎」。14歳の時、仲間と共に漁に出て遭難し伊豆の鳥島に漂着。約5ヵ月後にアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号によって助けられ、日本人として初めてアメリカ本土へ足を踏み入れた人物となりました。

万次郎さんに挨拶を済ませ😊 ワイワイと記念スタンプを押していたら、事務所の方から「足摺岬到達証明書」と書かれた葉書をいただきました。こういう配慮って年齢に関係なく嬉しい😆

では早速、「四国最南端」の眺望を満喫。手始めは、足摺岬の展望台からさらに奥に位置する「天狗の鼻」。そこに至る遊歩道は、さしづめ「椿のトンネル」

木漏れ日の中、思い思いに生い茂る枝をかいくぐって進むと、唐突な感じで視界が開け「天狗の鼻展望所」に到着。

眼前に広がるのは雄大な太平洋、見わたす限りの太平洋😍。 感動のあまり、二度も強調してしまいました。そうして右手に小さく見えているのが「足摺岬灯台」

岬の先に見える岩礁は「ガジヤバエ」、弘法大師様が亀に乗って渡ったと伝えられています。が・・実はどの岩礁が「ガジヤバエ」なのか・・分かっていません😓

まぁまぁ・・細かいことはさておき。この素晴らしい景色を収めようと、ご亭主殿はひたすらカメラを向けズームを繰り返しています。でも結局灯台の美しい姿はモノにならず😩

茂みの中にひっそりと建立されていた足摺岬の碑・・・随分古そうに見えますが・・

一通り足摺岬を楽しんだ後は、無料の足湯「万次郎足湯」。難所といわれる道を歩きとおしたお遍路さんには最高の施設でしょうね。それにははるかに及びませんが、私たちも歩き疲れた足をほぐします😊

窓の向こうに見えるのは、高さ16m・幅17mと、花崗岩洞門では日本一の規模の「白山洞門」。温泉の蒸気で曇ったガラス越しなので鮮明ではありませんが、高知県の天然記念物に指定されています。

訪問日:2013年3月24日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご当地マンホール in 高知県... | トップ | 金剛福寺と白山神社 in 高知... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・高知県」カテゴリの最新記事