ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 52 再出発と未来 5 ファンの結束

2013-11-19 | 危うい日本のゴルフの世界

遼の疾走,

伴走した5000のギャラリー

激しく追い上げた太平洋マスターズ

貫録さえ見せたUSツアーの顔

事実上の覇者、

 

 41回目、太平洋マスターズは、遼の実力が、すべてのギャラリーにさすが、と認識された重要な戦いであった。優勝こそ、谷原に譲ったが、事実上、最終日は、遼の勝ち戦であったと記者は自分を納得させている。最終日、7005人の入場者が来場したのも、遼の人気を物語り、約半分のギャラリーを引きつレて、果敢に、優勝へ攻撃的ゴルフを展開し、ファンをうならせた。記者は、最終日も折り返し10番ホールの300ヤード地点に陣を構え、各選手の動きをくまなく注意を払い、奥に切った、むつかしいピンポジにバーデイをとれるのは、だれか見ていた。それぞれのプレヤーには、ごく少数のギャラリーが付いているだけでさみしいものだった。やがて、佳境にはいり、遼が10番へやってくると、3000人のギャラリーが、両サイドのロープ外から、遼を追っているのだ。中には、たくさんの熱烈なご婦人たちが、昨日同様、こころのこもった応援をして、一瞬、メジャー戦と間違えるほどの熱気が伝わる。

遼は、幸せものだ。応援の力は、実力に輪をかけて、スコアメイクに繋がっていくのは、東西古今、方程式は変わらない。記者の声をかけてくれたご婦人たちのピクチャーもこの次に乗せることをお許しあれ、精彩を欠き、スイングが乱れた英樹は、万全の状態ではないから、いい成績を望めるべくもない。しかし、72ホール目のイーグルは、彼らしい最後の一打だ。ダンロップフェ二クスに夢をうつそう。遼の3日目のダブルボギーと4日目の17番、ボギーは、致命傷になったのは、彼が、勇敢に戦果を得んがために、トライした裏返しと思って、あきらめるより方法がない。

遼は、昨年の遼とは、別人だ。別格のUSツアー選手の顔を、ファンの全体に披露したとものと記者は、評価を惜しまない。事実、インタビューも、奢ることことなく、丁寧な反省を吐露してくれたのを見ても、別人の風格がある。

インタビューでは、やるべきことができなかった。非常に悔いの残るラウンドでした。その悔いの一番は、早いとわかっていた14番でスリーパットした不甲斐なさが、悔やまれたのであろう。記者は、17番のボギーは、グリーン外から、直接カップインさせなければ、と焦っていた筈だ、そのあせりは,14番のボギーから来る負いの勇気であったと解釈している。でも、ありうる可能性を逃げずに、攻撃的センスを持っている遼は、USツアー選手の底力であると思う。遼は、USツアーの顔で、優勝者の谷原秀人とワールド選手権に飛んだ。メルボルンの大会が、もうこの木曜日から、始まる。

遼の再出発は、開花した門出となって、ファンを奮いたたせている。遼のゴルフは、確実な裏付けで、実力と人気が同等の相乗効果を生んで、2014年を暴れてくれると期待している。1,2、フィンシュでメルボルンへ行くので、いい成績が望めると、明白な言を遼は残した。谷原を思いやる心に、記者は、胸が熱くなった。この大会で、2013、2位に終わったが、遼の未来へのステップとしては、読者も満足ではなかろうか。

誰も文句は言えまい!!!

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