ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 21   現在と未来

2013-07-29 | 危うい日本のゴルフの世界

遼が予選通過を英樹とともに、カナダオープン決勝に進んだが、遼は三日目の成績が振るわずカットされ、最終日に進めなかった。英樹は、4日目もアンダーで回り、トータル9アンダーの成績を残した。優勝は、スネデカーが16アンダー、飛ばし屋、ダスチンジョンソンを寄せ付けなかった

特質に値することは、優勝候補第一で、13アンダーで走っていたハンターメイハンが、奥さんの陣痛で、子供が生まれそうなので、プレーを棄権し、急いで、帰ったことだ。一億円を放り投げて、妻のもとに、飛んだのは、アメリカツアーでは、当然のこと、プレヤーは、常に、家族とともにあると言う鉄則を遵守しているのだ。日本では、どうであろうか。優勝するかいなか、の瀬戸際、選手は、どうするだろうか。3000万円捨てて、家に直行するだろうか。

さて、遼は、シード権を守るために、今後の闘いが、山になる。いまのままだと、100%シード権を失う可能性がある。剣が峰だ。日本では、来期までシード権があるから、日本に戻ってプレーするのだろうか。英樹は、現在の調子でいけば、シード権内、125位までに死角はない。日本のファンは、遼が、これから、どの道を選択するのか、気をもまずには、おれない。英語も、大分うまくなってきた遼は、アメリカでの修行が、実を結ぶのは、いつの日か、気がかりな闘いが続く。

ゴルフは、旬のときに、どれだけの技術を学習するか、会得するか、休まないことだ。一息入れると、また、振り出しに戻るのが、ゴルフというスポーツである。カナダオープンは、ハンターメイハンのエピソード、ブランツスネデカーの完全と言える優勝、遼の80ストロークで、三日目カット、英樹の活躍と未来、話題にことかかない。

遼と英樹の現在と未来、諸氏はどう観察されますか。

間もなく、全米プロ選手権が始まる。ニューヨーク州、オークヒルが舞台だ。英樹が、上位を伺えるか、どうか。

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後援団体:

全国消費者国民運動連絡協議会

国際ゴルフ記者クラブ協会

全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム

 

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石川遼とUSツアー 20  カナダオープンと英樹

2013-07-27 | 危うい日本のゴルフの世界

英樹と遼が、予選を通過、決勝へ進んだカナダオープンである。英樹の2013、第142回、全英の活躍は、世界をあっと言わせたのが印象に残る

英樹と遼は、来年のUSツアーのシード権をとるために、この後の試合が重要で、後2ケ月の余裕しかない。遼は、日本ツアーの権利も、来期で終わるので、どうしても、今年、シードの125位までに席を維持したいが、至難のわざだ。英樹は、135位に現在いるが、ビッグな試合が控えているので、125位は、おろか、80位までに達するかどうか、期待がおおきい。遼は、ゴルフの改善が相当良くなっており、あとは、精神的な落ち着きとパットの自信を取り戻すことである。

スポーツは、頂点、王者になることは、旬の人間であれば、そんなに、難問題はない。その王者を、続けることが、難しいのだ。タイガーだって、そうだ。2000年ころは、ことごとく、相手を沈めていったタイガー旋風は、永久に続くのではとさえ、思わせた。アニーエルスにしても、タイガーの陰にいて、カムバックまでに、どれ程の痛みを味わったか、本人以外には、わかるまい。ミケルソンも、成熟期の絶頂期を越えようとして、パットを磨き、ぺルツのショートゲームをマスターし、2013年、第142回、全英オープンのクラレットジャグを抱いた。感無量であろう。ゴルフは、成熟期の技術マスターが、ものをいう。遼にしても、早咲きの桜と言えば、後がないように思うが、ゴルフにおいては、早晩が問題ではない。自分で、旬を作る機会が、なければ、終焉である。遼は、まだ、21歳である。ただ惜しむのは、15歳で舞台で踊って、20歳までの5年間、あまりに恵まれすぎて、技術マスターが遅れたことだ。

誰に、責任があるのか、読者が一番知っているだろう。今年は、ぜひ、難しいかもしれないが、シードに向かって全身全霊を捧げてもらいたい。シードがないと、遼が、立ち上がる機会が、数年も遅れるからだ。同じ年の英樹は、飛ぶ鳥を落とす勢いで、フィールドをかけめぐっている。ツアーでの優勝は、時間の問題であろう。遼は、以前、記者が述べたように、5年間試練の時間がお伴する。その後、2年間で一勝できるか、どうかであろう。いいじゃないか、まだ、28歳か29歳だよ。茂樹の3勝を上回るUSツアーの記録は、かれらの眼中にあり、いずれ、達成できるだろう。

きっかけは、現在のカナダオープンである。英樹は、10以内に、遼は、30位以内に、もpぐり込んでくれれば、将来の計算ができる。

記者は、特別に、この二人に、期待をかけるのは、日本が狭いフィールドであること、マイナーであること、世界が遠いこと、などから、国外、つまり、国際的プレヤーとして、思うぞん分、挑戦してもらいたいからだ。何か、一つ問題を起こすと、重箱の底まで、ほじくるあさましい国際感覚が欠如しているフィールドの犠牲になることはない。男と女がいれば、子供ができるのが、常識だろう。赤の他人が、とやかく、言うことはあるまい。

英樹と遼には、すばらしい国際人となって、活躍をしてもらいたい。くれぐれも、先輩やマスメデイアの犠牲にならぬように、勉強もしてほしい。遼で、5年間も利用して、食ってきたゴルフ界のプロやメデイアが、そっぽを向け出したいま、あっさり切り捨てて、自分に専念し、苦難を味方につけよ。明日は、違った風がふくのだ。

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Japanese Americans’ View of Japan and Historical Awareness Summer 2013 before the previous m

2013-07-23 | 危うい日本のゴルフの世界

日系アメリカ人の対日観と歴史認識(対談)

小島 茂(静岡県立大学教授)

Ronald SHINOMOTO(Writer, PhD, USA)

古賀 剛大 様

先の戦争で、日本が仕掛け諸外国に甚大な迷惑をかけたので贖罪し続けなければならないという自虐史観(戦後史観)に自縛されている日本と同様に、米国でも、日系アメリカ人は日本軍が侵略したため米国はやむなく太平洋で戦ったと日本の自虐史観を裏返した歴史認識を持っている、と小島教授はいう。

日系アメリカ人のロナルド・シノモト氏の議論を通してこうした現状の問題点、どのように正さるべきかを検討していく誌上対談が本論文である。

小島教授は、「史実を世界に発信する会」のサイトに掲載されたヘンリー・ストークス氏の「ペリー襲来から真珠湾への道」

   http://hassin.org/01/wp-content/uploads/The-Road-from_J.pdf をまず取り上げ、むしろアメリカこそがあの戦争を引き起こしたのではないか、という問題提起を行う。

小島教授は、また特に参照すべき二つの書籍として、チャールズ・ビアード(元米歴史学会会長)の『ルーズベルトの戦争責任』、フーバー元大統領の Freedom Betrayed(裏切られた自由)(フーバー研究所刊)を取り上げ、シノモト氏もそれによって大いに認識を改めさせられたことを認めている。

議論の中に登場してくる歴史上の人物の肖像画が見開きページに掲載されている。小島教授自作のもので、ユニークな試みであろう。

日本語訳(この論文は英語が原文)版は下記の通りである。atter

  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Japanese1.pdf

英語原文版は下記の通りNewsletter で紹介し、4000ほどの海外メディア、学者等にemail送信した。

 平成25年7月23日   「史実を世界に発信する会」茂木弘道拝

 

Japanese Americans’ View of Japan and Historical Awareness

Professor Kojima and Japanese American writer Shinomoto discuss Japanese Americans' view of Japan and their historical awareness of Japan's political and military actions, specifically in the days before and during WWII. Just like the Japanese who have endured self-flagellation by insisting that they were the aggressor in those days and therefore have continued to apologize and make amends for their alleged acts of aggression, Americans have a distorted view of history, in which they claim they had no choice but to fight Japan in the Pacific because they were attacked by an aggressive state.

  The discussion leads to the conclusion that while it is necessary to liberate the Japanese from this distorted view of history, it is also important to correct Japanese Americans' inaccurate historical knowledge of Japan's actions before and during WWII.

   Prof. Kojima refers to Mr. Henry Stokes’s article, “The Road from Perry’s Arrival to Pearl Harbor: Why America started a War against Japan?”, which is uploaded at our Website, in his discussion:  http://www.sdh-fact.com/CL02_1/93_S4.pdf

   He also suggests that the following two books are important in discussing this subject:

*Charles Beard, President Roosevelt and the Coming of the War, 1941: Appearances and Realities   

*Herbert Hoover, Freedom Betrayed: Herbert Hoover’s Secret History of the Second World War and Its Aftermath (Hoover Institution Press)

 Portraits with corresponding profiles were drawn and written by Prof. Kojima to enhance the visual experience of the reader.

The full text can be read here:

   *Full text:  http://www.sdh-fact.com/CL02_1/101_S4.pdf

*Author profile:  http://www.sdh-fact.com/CL02_1/101_S3.pdf

 

Sincerely,

 

MOTEKI Hiromichi, Secretary General

for KASE Hideaki, Chairman

Society for the Dissemination of Historical Fact

Phone: 03-3519-4366

Fax: 03-3519-4367

Email moteki@sdh-fact.com

URL http://www.sdh-fact.com

 

Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

  

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石川遼とUSツアー 19     遼と英樹

2013-07-22 | 危うい日本のゴルフの世界

松山英樹の全英は、6位入賞、全米オープン10位と世界の代表選手が競うゲームで、好成績を記録した。

世界ランキングも44位から34位へ躍進、日毎に、成長している頼もしい限りだ。

優勝のミケルソンとマキロイと初日、2日目を同伴したことで、世界が見えてきたのも収穫であった。ミケルソンのショートゲームのうまさに感服したし、パットのスキルがずば抜けているのも、英樹には、いい勉強になったのであろう。

今年の秋までに、20位以内に落ち着く可能性がある。遼は、今、研鑽のさなかで、いい成績ではないが、何が不足なのか、しっかり把握できているようだ。英樹の重い球,剛球に比較して、軽いが速度がある速球の遼は、鋭い切れ味で、世界を的に回して、手探りの勝利を目指している。

ミケルソンの全英の優勝は、何を物語るか、一言でいえば、勝ち方を知っていること、パットの柔軟性と的確性、完成度が近い。背丈は、190cmでタイガーを5センチ、置いていく。詰り、大男なのだ。タイガーは、優勝候補の筆頭であったが、失速・185cmの背丈が必要の時代か。

思うようなマネジメントができず、バンカーにボールを置いて、苦心した跡が勝利を遠くした。ミュアフィールドは、バンカーとラフの制約こそ、クラレットジャグを抱くにふさわしい人物を描きだした。それが、フィルミケルソンとは、一角であるが、タイガー程のオッズには、なッていない。英樹をほめたフィルの優勝は、英樹にも、何よりのプレゼントと解釈する。

遼は、天才型のスラッガーであり、人気も高い。英樹の活躍が、なお一層、遼に刺激を与え、ブラックホールから、脱出できる処方箋であると言える。まずは。英樹が、優勝戦線において、切磋努力を惜しまず,前進しているのは、ゴルフ社会の隠れた希望であると言っておく。この二強時代に、誰がその間に入っていくか、これまた、国内ゴルフ面白さと感激を呼び起こす毛色の違った人たちから、批判が嵩じる運命を背負う。

遼と英樹、同時代のトップが、世界をどう挑むか、考えるだけで、眠りが浅い。

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ゴルフタイムスは、オリンピック招致を最大限応援している会社です。

2020年オリンピック東京招致ゴルフ競技会場を霞ヶ関カンツリー倶楽部に決定 [2013/01/08]
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は1月7日、霞ヶ関カンツリー倶楽部をゴルフ会場と記載した立候補ファイルを正式に国際オリンピック委員会(IOC)に提出いたしました。

世界平和のために、人類の英知をくまなく、スポーツの祭典にかけて、応援しましょう。栄光あれ!!!

 

 

 

 

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太平洋クラブ倒産事件 71  スポンサーにマルハン決定と今後の方針

2013-07-18 | 危うい日本のゴルフの世界

永沢 管財人は、マルハンとの最終スポンサー契約を締結した。270億円と加えて、かかる費用を20億円以上をもくろんだ大型スポンサー契約である。マルハンは、ご存知のように、売上高、2兆円を超えて、アコーデイアなどの10倍のビジネスを国内や海外を含めて成功している

願ってもない大型スポンサーで、両サイドの会員の総意も、民主的多数で、新太平洋クラブが発進する歴史的会員の闘いを記録する。2万人が、限りなく満足をする条件をマルハンがのみこみ、スタートするためには、スポンサー、つまり経営会社と会員の絶対的合意が必要であろう。マルハンのゴルフの経営は、未知数だが、社会貢献を会社のモットーとしてきた経緯があり、管財人も太鼓判を押したと判断する。

ただ、被害者の会は、年会費を取らない政策を打ち出してきたから、基礎的条件としては、会派として、条件闘争の一角が喪失したのであるから、年会費のあり方と説明を求める必要がある。

年会費が、正会員で36000円、荒っぽく3万円が、2万人の適用となると、6億円という基礎的収入が得られる。そこで、今まで、年会費を要求せず、人気を博してきたクラブが、その代わり、ビジターのスタート予約を自由にしてきたメンバー制パブリックの経営方針を貫いてきた。

ところが、年会費を徴収することで、ビジターは、ゲストになり、フリーのプレヤーは、制限されることになる。つまり、メンバー制パブリックは消滅したと考える。その年会費をどう使うか、経営者の自由ではない。年会費の徴収目的は、会員の発言が強くなることを念頭に置かなければならない。単なる通信費ではあるまい。

会員重視政策と位置付ければ、ビジターの料金は高くなり、経営の柱が持つかどうか、危惧する。会員も、スポンサーも、慈善事業ではないので、会員としての義務も当然生じる新スタートである。運営は、会員の代表が、参加し、大きなキャビネットを構築しなければ、なんのための闘争であったか、無意味になる。記者は、これからが、本当の全方位のスクラムを組んで、マルハン傘下のゴルフ場が、世界的に発展していくように責任を負っているように思うのは、独善的過ぎるか。

まずは、管財人が締結した時点で、新太平洋クラブが誕生した事実を、重く受け止め、なお一層の会員の団結と貢献が求められる今日である。

マルハンは、リノヴェーションを速やかに実行すると断言しており、お色直しの新クラブが、表舞台に出てくるのは、会員の総意でもある。

協力と進歩を掲げて、ゴルフ大道を闊歩する勇ましい会員の姿が、眼に浮かぶ。太平洋クラブ会員に栄光あれ!!!

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後援団体に厚く感謝を表明し、新太平洋クラブ誕生にご尽力をさらに懇願し、

第二次ステージの進捗を報告したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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