ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 17  全米オープンと松山英樹

2013-06-17 | 危うい日本のゴルフの世界

113回、メリオンの薫風

ジャステンローズ、優勝、おめでとう!!!

メジャー一勝 !!!魁より始めよ!

英樹、予想通り、世界ランカー入り、48位、メインイヴェンターとして桧舞台へ

アジアの英雄になれるか!

全英アマのチャンプは、只者ではない。1980年代に誕生したプロが、全盛期を迎えようとしている。10年の歳月は、ローズを間違いなく、スターダムにのし上げた。ローズは、強くなったと感じたのは、ライダーカップで大活躍、オラサバるをうならせたミケルソン撃破したマッチプレーの勝ち方であった。心技体をしっかり、平均台にかけて、もろさが見えなくなる点が強い成長を物語る。昨年も同じだが、最後のペアリングから、優勝者が出たわけはない。最終日、筆頭のミケルソンがアップダウンのいそがしいゴルフに対して、リュークドナルド戸ペアリングを組んだローズは、つねに落ち着いていた。ショットのポスチュウアーが、崩れるスイングをしていないのだ。

ミケルソンは、125ヤード、一番やさしいパー3のホールでポカをやった。2006年、ウイングフットの最終ホールに失敗した要因ににている。バーデイが多いホールのこのぱー3で、グリーンをオーバー、ボギーにしたのは、悔やまれてならないボンヘッドだ。記者は、これで今年もフィルにトロフィーは抱けるチャンスは無くなったと不安でいっぱいだった。また、全米オープンの2位が6回目である。

来年、全米オープン開催のパインハースト、ナンバー2でいアマは亡きペインスチューアートが優勝した時も、プレーオフで敗れた。オーストリアの実力向上第一人者、ジェイソンデイは、好機を逃がした。心技体の、心の部分が、いまいちなのだ。前回1981年、このメリオンの勝者は、オーストラリアのデヴィッドグラハム、記者の長い長い友人であるが、オーストラリアの選手が2回連続優勝となれば、これまた、奇跡であった。マスターズに続いて、全米オープンも勝てば、グレグノーマンの夢は、もっと膨れ上がる。

 

英樹は、十分約束を果たしてくれた。プロになってはじめてのメジャー、しかも、ボビージョンズとベンホーガンの伝説のクラブ、メリオンでの若武者ぶりの歌舞伎であった。記者は、英樹が10位につけ、来年シードもものしたこのゲームは、驚きはしない。世界と戦える選手の台頭は、まえにも、書いている。4日目のラストチャレンジは、67とベストであるが、英樹の内に秘めた自信が爆発しただけのことだ。遼で5年間、鬱憤を晴らしてきた日本のゴルフ界、遼がクルージングしている間に、英樹は、英樹なりに国際試合で、己の実力を蓄積してた。遼のゴルフのうまさと軽いボールに比較すると、英樹は、どん欲に重いボールでせめて、玄人好みのゴルフをする。

英樹がこれから熾烈な戦いをする相手は、ジェイソンデイだろう。どちらが、速くメジャーに手が届くか、見ものである。現在の48位のランクから、今年中に、英樹は、25位より上につける可能性が90%ある。幅の広いテクニックが引き出しに入れば、自信は、増幅する。選手は、言い訳してはならない。その時が、実力なのだ。タラレバは、ゴルフには存在しないのだ。

11日の予想が、ぴたりと当たったのには、記者も驚く。これも、35年、メジャーを追いかけている御褒美か。

 

113回、全米オープン、111回のように、トップをひた走る選手がいない中、昨年同様、最終ホールまで、優勝の行方がギャラリーを興奮させた天気が左右する全米オープン、グリーンはハードに整備されて、パットのスピードが出せても、スパイクの爪痕が邪魔をして、ラインに乗せずらい最終日であった。

松山英樹に感謝する。宍戸ヒルズで、日本ツアー選手権で、遼と激突する。時差ぼけと、グーリンの速さの感覚が違う中、どんな試合を見せてくれるか。遼は、剣が峰、勝てなければ、ファンもスポンサーも失う節目にある。優勝が、最大の薬である。

小平が、活躍しそうだ。パットの勝負だ。ツアー機構は、メジャーというが、ダメジャーでは、全米オープンの足もとにも、及ばない。

世界のゴルフに、静かに速やかに地殻変動が起きている。タイガーとミケルソンを両軸としたUSツアー、旬を続行出来るのか。

メジャーという名前を軽々と使うべきではない。メジャーは4大メジャーの究極の歴史伝説なのだ。

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石川遼とUSツアー 16   全米オープンと松山英樹

2013-06-11 | 危うい日本のゴルフの世界

 113回、全米オープン、 メリオンの奇跡起きるか。

タイガーから目が離せない!!!難しいから、USオ-プンなのだ。

グリーンが硬くないので、3アンダー、攻防戦か

本来は、1オーバーパーの戦いなのだが。

英樹、初メジャー挑戦、世界が注目。

眠れない一週間!!

予選通過の日の丸選手は、一人か?

 

残念だろう。悔しいだろう。遼は、全米オープンの予選会で落選した。日本にいたら、まず、間違いなく大利根で行われた全米オープン予選会に5人選抜の一人になっていた筈だ。松山英樹は、トップで通過、藤田寛之とともに、ベンホーガンが自動車事故で黄泉の世界から、奇跡のカムバック、そして、優勝したメリオン、ボビージョーンズのグランドスラムの記念のゴルフ場、29歳の引退を宣言した歴史の極み、そして、最後の全米を開催したここでのオープン、1981年、オーストラリアのデヴィッドグラハムが優勝、もともと、採石場をゴルフ場に、設計の名士、チリングハーストが描き上げた難コース。今週の10日から、全米オープンウイークである。

松山英樹の参戦は、海外メデイアも注目をして、姦しい。彼の11年のマスターズの活躍が異常なほど、メデイアを刺激していたのだ。藤田、上田、塚田も参戦するが、藤田が、持てる技を駆使して、マスターズのリベンジを果たすかどうか、予選を超えられるかどうか、日本の技術がためされる。記者が思うのは、ラフに入れたら、まず、日本人の力では、フェアウエイに戻すのが、精いっぱいで、ゴルフをさせてもらえない。ホールを囲むクリークは、ごく自然な形で、創作したクリークではない。だから、ボールを追えないほど、隠れてしまう。距離は、7000ヤードに届かない、いまどき、短いと思われるが、長短が明確で、短いパー3ホールなど、意外とたたく可能性あり。1934,1950,1971と全米オープンを開催したこのゴルフ場は、ベンホーガン、トレビノの栄冠のグランドでもある。

フラッグはない。ウイカーバスケットという蜂の栖をひっくり返したようなボクシングパンチ籠がグリーンを支配する。意外と強く、風に押される弱さはない。頑丈に出来ているのだ。竿は、太めだから、それに当たってチップンなんて、奇跡かな。世界の豪勇連が、手ぐすねを引いて、この日を待っていた大会が、本番13日の朝、6.45分時からスタート、予選通過者はきびしい4日間を走破する。タイガーの試練のメジャー、虎視眈々と5割を超える試合の優勝、後の残す記録は、わずかとなったメジャー、14勝と二クラスの18勝、歴史を塗り替えに拍車がかかるか。タイガーファンには、息がつけない。

韓国勢のべ。サンムンが活躍しそうな雰囲気、昨年、マクロイに食いついたY.Eヤング、ケ。チョンジュなど。セントジュードで前挑戦のミケルソン、167ヤードをPWでピン30センチにつけたスピンをかけないスキル、全米オープンの準備、OKというところ。ヨーロッパ勢の快進撃、アジアンとオーストラリアの活躍、南アの猛追、全米オープンは、眠れない。

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石川遼とUSツアー 15   メモリアルトーナメントとマットクーチャー

2013-06-03 | 危うい日本のゴルフの世界

遼は、どこへ行く。 松山の快進撃、ダイヤモンドカップを制す

マットクーチャーの優勝と全米オープン

失速、タイガーとマクロイ

遼は、57位に終わった。二クラスのホームグランド、ミュアフィールドヴィレッジのメモリアルトーナメントである。優勝は、マットクーチャー、静かなるクーは、68,70,70 68と安定した技術を駆使して12アンダー、近日中に始まる全米オープン、メリオンのメジャーの舞台が待っている。6月3日、遼は予選会を戦うが、結果が今日は、わからない。今田も予選を選んだ。すでに、日本の予選会では、ルーキーの松山英樹と藤田寛之ともう二人が挑戦権を獲得、アメリカへ乗り込む。日本で、全米オープン予選を開催するのは、特別の計らいだ。世界は、まだ、日本のゴルフを信じているのだ。メジャーの予選を突破するのは、すこぶる難しい。アメリカで挑戦したら、合格するのは、松山だけだろう。それほど、世界は変化して進化しているのだ。

松山英樹は、ダイヤモンドカップ選手権、大洗で二勝目を飾り、賞金王に向かって狂いがない。すでに7000万円を超えた。あと、2勝は、間違いないだろう。別に、驚きはしない。マスターズ、ローアマで表彰をビルペインから受けた時から、現実は、確実にものがたり、自信にあふれて懸念がない。

悲願のメジャー優勝は、松山にかけるか。

それにしても、優勝争いをしたのが、56歳の中島だけとあっては、他のプロたちは、どうなっているのか。情けない限りだ。他のプロにめぼしい働きをする職業軍人がいないのは、世のなかを甘く見た結果だ。試合が終わって、練習場に走ったプロたちを見たことがない。とても、松山の相手になるとは、思えない。

全米オープン、プロとして、初メジャー挑戦の松山の活躍は、間違いないところだ。まずは、20位まで入ることだ。遼のほうが、松山より、ゴルフはうまいと思うが、うまいから、勝てるわけではない。人気が、先走った運命にあったため、勘違いをしたところに、いまのジレンマがある。アスリート型ではないし、体もふたまわりも貧弱である。英樹は、181センチ、77キロとタイガーに近い体格である。心技体のバランスでは、世界的選手の標準を超えている逸材と記者は考える。先日、外国特派員クラブで松山の記者会見インタヴューがあり、記者は、メジャーへの意向と今後を訊いた。

すでに、松山は、世界のステージに目標をもって、余念がないことを明白にした。ジャンボ、青木、中島で手が届かなかったメジャーが、松山で現実になることを断言してもいいほど、記者は、自信を持って言っておく。メジャーがとれたから、と大騒ぎする必要はない。それが、メジャーへの第一歩であるからだ。シニアのメジャーは、無名に近い井戸木がとったばかりだ。

遼は、どう見てもゴルフのうまみがあるのだが、田中秀道の後を追っているような気がしてならない。ゴルフは、自信に少しの陰りもあれば、朽ちる。まさに、恐ろしいスポーツである。頭50、体50の相対性のバランスが崩れると、ゴルフの正道が歪み、穴ができてスコアは崩れる。遼は、今、そのスパイラルのなかで、うまさで、予選をくぐりぬけている。秀道とにてはいないか。あの若さで、腰が痛いというのだから、基礎体力がないのだ。松山には、無理がない体に恵まれているのが、強みだ。長続きの出来る全体像が期待できるのだ。

遼の相手と話題になったマクロイ、ファーラはすでに優勝し、第一線にある。ヨーロッパツアーのマテヲマナセーロも実力をつけ、19歳ですでに優勝している。松山の相手は、マスターズで惜敗したカントレーやマテヲだろう。そのあとに、中国の少年、カンが馬力をかけて、追いこんでくる。遼の今後が、気になるのと同時に、松山の活躍が紙面を飾るのも遠い話ではない。若手の群雄割拠の世界のステージだ。それをリードできる第一の選手が、松山英樹である。

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