優勝は、ジョンラーム、 遼、自信につながる6アンダー、20位
スペインの若者で、オールアメリカン2回、鳴り物入りでアリゾナ大で大活躍した選手である。
初優勝は、18番、2オン、ワンパットのイーグルで13アンダーとした。ジョン(ホン)のマスターズも面白い。久々の大物である。デシャンボーとの戦いも、多く見られる時を期待する。
最終日、遼はリズムと落としどころをつかめたようだ。アイアンの切れは、程よいスピンバックコントロールで、18番ホールをイグルにするなど、新遼の腕前が、垣間見られたゲーム展開であった。6バーデイ、ワンイーグル、4ボギーは、攻めた証拠で、明らかに、今までの遼の采配とは、ちがって見えた。英樹は、波に乗れずに、トーマスショックが離れず、好スコアに結びつかない。疲労もあったかもしれない、集中力を切らした。アプローチの寄せに陰りが出てしまった。4アンダー33位だ。つぎのフェニックスオープンが、60万人を超すギャラリーで手に汗を握るゲームだ。遼と英樹の活躍を期待しよう。