tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良災害支援ネット(支援ネットなら)にご協力を!(Topic)

2011年05月02日 | お知らせ
奈良災害支援ネット(支援ネットなら)をご存じだろうか。先週(4/27)、奈良NPOセンター理事長 の仲川順子さんから、パンフレットをいただいた。パンフレットの「開設の経緯とお知らせ」によると《東北・関東大震災は、いまだに全容をみる事ができないほどの大災害になりました》。

《奈良県でも被災者のために公営住宅の提供を決め、すでに何件かのお申し込みがありました。ただ、住居は確保できても、生活を始められるためには何かと困難なことが多いと思います。行政とも連携しながら、今後できるだけの生活支援をさせていただくために、2011年3月21日、県内のボランティア・NPO・企業等が集まり、『奈良災害支援ネット』を設立いたしました》。

同ネットについては、会社OBであるOH先輩からも、4/13にメールをいただいていた。《県が提供する県営住宅に入られた被災者家族ため、支援ネットが立ち上がり、私も少しお手伝いに行ってます》《県営住宅の部屋は何にもなしの空っぽなので、生活用品を揃えていくのが大変です》《私の嫁いだ娘が乗っていた自転車をお届けしたら、とても感謝されましたが、テレビも要りますね、とお聞きしたら、そんな贅沢なと言われました》。

《皆さんそれぞれ悲惨な状況の中、奈良県に来られました。特に子供たちは、友達にお別れすら告げることもできなかったことが、心の陰となっているようです。しばらくたって皆さん少し落ち着かれたら、大仏さんや奈良公園の鹿をみて、癒して頂きたいと、ボランティア仲間で相談しています。奈良に来て良かった、と少しでも思って頂いて故郷に帰っていただけるよう頑張ります》。奈良災害支援ネットは、HPで以下の通り協力を呼びかけている。

奈良へ避難された被災者を 私たちでサポートしましょう!

被災者のために、生活支援金の寄付・生活必需品の提供・運搬・様々な手続きの補助・生活に必要な情報の提供など、できることでご協力をお願いします。
※当事務局では物資を集約するスペースはございません。物資の持ち込みや送付はお控いただきますようよろしくお願いします。

* 物品や支援金、人手などでご協力頂ける方
「協力者申込書」にご記入の上、info@nara-sien.netまで送信ください。改めて、詳しいご協力内容についてお伺いさせていただきます。
協力者申込書:Wordファイル(44.5KB)

* 支援ネットならの活動に団体(企業)として賛同していただける方
「賛同団体申込書」にご記入の上、info@nara-sien.netまで送信ください。
当ホームページにて、賛同団体として掲載させていただきます。(ご希望の方のみ) 賛同金は1口1,000円となっております。何口からでも受け付けております。
賛同団体申込書:Wordファイル(47KB)
 
賛同金及び被災者支援金
支援ネットならでは、被災者の生活を支えるための支援金を募集しています。寄付して頂いた支援金は、全額被災者の生活必需品や設備費等に充てさせて頂きます。
【お振込先】
* 南都銀行:本店(010)普通2126969
* 三菱東京UFJ銀行:奈良支店(719)普通0082502
* ゆうちょ銀行:00970-4-110280(店番号099)
* 口座名義:奈良災害支援ネット


市民が市民を支えるという仕組みである。確かに、住まいは確保できても、生活用品が必要である。「ヒト・モノ・カネ」のいずれかでもご協力いただける方は、まずは「協力者申込書」に必要事項を記入して、メールで送っていただきたい。
※トップ写真は、数年前に明日香村のチューリップ園で撮影したもの(すでに閉園されている)。チューリップの花言葉は「博愛」「思いやり」である。


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2 コメント

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被災者の迎え方は自分にも当てはまる (横田)
2011-05-03 16:26:51
奈良でも被災者を迎える動きが本格化したのは幸いです。
震災がなくとも、洪水、竜巻などで被災した時、自分の自治体がどのような処遇がされるのかが可視化されてきていると考えてみると判りやすいでしょう。
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自治体の動き (tetsuda)
2011-05-04 07:45:18
横田さん、お久しぶりです。コメント、有難うございました。

> 洪水、竜巻などで被災した時、自分の自治体がどのような処遇がされ
> るのかが可視化されてきていると考えてみると判りやすいでしょう。

なるほど、そう考えれば良いのですね。県などの動きを注視したいと思います。

本文に引用したOH先輩から、またメールが届きました。宮城県の奈良ファンで、今回奈良の県営住宅に移ってこられた方の話です。

《たまたま3月11日も、お水取りで当地に滞在でした。難儀しながら、宮城に帰ってみると、自宅はもう住めず 「奈良に導かれている自分」を改めて感じたそうで、今般、奈良への永住を決断されました》。なんとも不思議なご縁です。
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