tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

支那そばや(横浜)、龍上海(山形)in 新横浜ラーメン博物館

2018年10月21日 | 奈良にこだわる
さて、前回に引き続き、新横浜ラーメン博物館でいただいた7ヵ店中のベスト4位と5位を紹介する。訪ねたのは9月24日(月・休)である。私の4位は、支那そばや(横浜市戸塚区戸塚町4081-1)のミニ醤油らぁ麺(570円)だ。



素材厳選。旨味凝縮。
ラーメンの鬼が織りなす麺とスープのハーモニー。

自家製麺、厳選素材など、いまでは当たり前に語られるようになりましたが、その火付け役は「支那そばや」の店主・佐野実さん。味を追求する意欲は衰えるところを知らず、世界中の地鶏を試し、それぞれの良いところを出すため、日齢を調整した上で独自に掛け合わせ、スープ専用の地鶏を開発するほど。



おいしさの秘密
① スープ 独自に掛け合わせたスープ専用地鶏「山水地鶏」をはじめ、佐野氏自ら全国を歩いて探し求めた厳選素材30種類以上を使用した至高のスープ。



② 麺 佐野氏が最もこだわっているのが「麺」。国産小麦を独自に掛け合わせた「支那そばや御用達粉」をはじめ、様々な小麦をブレンドした麺は、・旨み・香りが高い、しなやかな麺に仕上がっています。



③ 具材 三種類の豚を掛け合わせた「三元豚」をはじめ、金華豚などの限定チャーシューなど、佐野氏のネットワークをフルに駆使した具材が楽しめます。


支那そばやの「醤油らぁ麺」はとても美味しいし、私の好みのジャンル(あっさり醤油にシコシコ麺)であるが、4位(7店中のまん中)に甘んじたのは、ひとえに超強豪店が上位にいたというに過ぎない。奈良にあれば通いつめることは必定の美味しいラーメンである。



次はベスト5位の「からみそラーメン」(570円のミニサイズ)。味のキーポイントとなる「からみそ」が、どうも私の好みに合わなかったのだが、これが好きな人ならもっと高評価されるに違いない。



昭和35年誕生の秘伝の味
元祖〝からみそらーめん″

昭和35年に山形・赤湯「龍上海」で生まれた「からみそラーメン」。元々しょうゆラーメンでしたが、自宅にスープを持ち帰り、 味噌を入れて食べていたのが起源と言われています。
そのからみそラーメンを日本全国で評判になるほどに仕立て上げたのが、龍上海の代名詞である中央に位置する真っ赤な「からみそ」。 辛さを調節しながら、徐々に溶かして食べてください。



おいしさの秘密
① スープ 元々しょうゆラーメンでしたが、自宅にスープを持ち帰り、味噌を入れて食べていたのが起源で、そのため煮干しのきいた味噌ラーメンが誕生しました。味噌ダレは全国各地の様々な味噌をブレンドしたものです。



② 麺 土地柄、出前が多く、出前でも伸びない麺を…と、太い平打ちの麺が完成しました。ボリュームも180gとたっぷりあります。モチモチ・しこしこの麺の秘密は1玉1玉丁寧に手揉みされていることです。



③ 具材 龍上海の代名詞は中央に配置する「からみそ」です。いきなり溶かすのではなく、徐々に溶かしながら食べるのが通の食べ方。辛いのが苦手な方は少しだけ溶かして、と辛さが調節できるのがポイントです。

スープはあまり例のない煮干しダシのあっさり味噌ラーメンで、太麺との相性も良い。子ども向けには「からみそ抜き」で提供されるなど、きめ細かく対応されていた。

休日とあって、時間が経つにつれ、どんどん人が入ってきた。外国人観光客の姿も目につく。昭和レトロの雰囲気もいい。上京の機会があれば、ぜひまた訪問したい。皆さんも、ぜひ!
コメント
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