tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良フェニックス大学、2013年4月開校!

2012年12月16日 | 奈良にこだわる
「奈良フェニックス大学」は、団塊の世代(中心層は昭和22~24年生まれ)などのシニアが、「仲間とのサークル活動」「地域づくり活動」「地域リーダーとしての活躍」などを行うための知識やノウハウを提供するカルチャースクールである(「学校教育法」や「大学設置基準」に基づく大学ではない)。

学部は「教養学部」のみ。学長は村田武一郎氏(奈良県立大学教授)である。必修科目(年36回の一般教養科目)、選択科目(年30回)とクラブ活動の時間があり、これらすべての履修・参加ができて、受講料は年間で1人50,000円である。同校HPの学長挨拶によると

少子化・長寿化の流れが加速しており、いま、盛年たち(シニア世代)が、地域社会での豊かな生活を継続するとともに、地域社会を支え、地域社会の持続可能性の拡大にその能力を活かすことが求められています。盛年の一人ひとりがこれまでに培ってきた知識・ノウハウ・人的ネットワークなどは無尽蔵であると考えられます。その一方で、これからの人生における吸収力も無尽蔵と思われます。

奈良フェニックス大学は、盛年が、それぞれの無尽蔵を活かし、これからのライフスタイルを学び、仲間づくりを行うとともに、地域社会の将来のための活動を行うにあたっての知識やノウハウを提供するものです。

特に、仕事だけに打ち込んでこられた方や奈良県外で仕事をなさっておられた方にとっては、地域社会で新しい活動を始めるに際して、地域の状況がよくわからない、一緒に活動してくれる仲間が見つからないなどの困難があると言われています。奈良フェニックス大学での学びやクラブ活動は、こうした問題の解決にもつながります。奈良フェニックス大学で皆さまとお会いできることを楽しみに致しております。


奈良NPOセンターのHPに受講生募集の案内が出ている。

募集中=教養学部の受講生(第1次募集1月31日まで)
科目等=必修科目(年36回の一般教養科目)と選択科目(年30回)、クラブ活動の時間があります。1日を学びや仲間づくりで楽しんでください。必修科目の詳細は、フェニックス大学HPをご覧ください。

受講料=ひとり50,000円(年間36日分)
開講日=原則木曜日(一部水曜日)
学 長=村田武一郎(奈良県立大学教授)
顧 問=千田稔(県立図書情報館館長)
講 師=必修科目は、学長、顧問、各分野のエキスパートが講義を担当します。

履修後=この大学での履修は、仲間を拡大し、地域づくり活動への参加、同好の仲間とのクラブ活動、地域リーダーとしての活躍など、健康人生80年時代における次のステップへの多様な選択肢を獲得することにつながります

詳 細=フェニックス大学HPをご覧ください。
問合せ=事務局長・大柿:090-6903-1204


戦後日本の高度成長を支えてきた団塊の世代も、そろそろ65歳の完全リタイヤ時期を迎える。特に、奈良に住んで大阪で働いてきたシニアは、退職して地元に目を向けても、そもそも地元の様子がよく分からないし、仲間もいない。「奈良フェニックス大学」はそんな人に、これからの第二の人生で活躍するためのノウハウや知識を提供しようとする画期的な取り組みである。

必修科目(年36回)はその道の専門家、選択科目(年30回)は受講生が講師になって教える、という仕組みも面白い。「教える」という行為そのものが新たな生きがいになり地域づくり活動になる、ということがあるのだから。

応募は2013年1月31日まで。詳細はフェニックス大学のHPをご覧になり、ぜひ多くの方にお申し込みいただきたい。

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