tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良マラソン2012が閉幕!感動を有難うございました(Topic)

2012年12月10日 | お知らせ
12月8日(土)、9日(日)の2日間にわたって開かれた奈良マラソン2012が閉幕した。今回は会社の同僚がたくさん出場したので、私もフルマラソンが行われた9日(日)、鴻ノ池陸上競技場に駆けつけた。
※写真はすべて、12/9に私が撮影したもの



この日はとにかく寒かった。この日の最高気温は6℃、最低気温は1℃だった。朝起きると、車の上に雪が積もっていて、一瞬「中止になるのでは」という心配が頭をよぎった。



朝の7時台というのに、駅も、鴻ノ池へ向かう歩道も、人であふれていた。鴻ノ池で同僚と合流、記念撮影をして、全員の完走を祈った。


以上の写真はフルマラソンの参加者

ネットで検索すると、まっさーさんという中年男性(奈良県民)が「ただ憧れを求めて」というブログに、ご自身の完走記を書かれていた。「4時間以内にゴールする」という高い目標を設定されての出場である。以下、一部を抜粋して紹介する。


以下の写真は10kmコースの参加者。女性がたくさん走っていた



今日は第3回奈良マラソンの日。2012年のランニング総決算の日です。とは言え、8月末に槍ヶ岳東鎌尾根で左膝を痛めて9月は1kmも走れず、10月中旬から漸くランニングを再開したものの、痛みが完全に取れずに十分な練習は出来ませんでした。そんな中で自身27回目のフルマラソンで今まで守ってきた全てサブ4の記録をここで途絶えさせる訳にはいかず、「とにかくサブ4」を今回の目標として走る事にしました。

家内に車で送って貰い、鴻池陸上競技場に7時前に到着。スタッフの方は当日の打ち合わせの最中のようで、ランナーの姿はまばらです。この冬一番の寒気の中、熱い一日の始まりです。

メインスタンドど真ん中の一等地に場所を確保。メンバーの到着を待ちます。
みんなが到着し、お喋りしながら準備をしているともう8時過ぎです。8時半には整列場所に行かないとダメなので、体を暖めがてらウォーミングアップに出掛けます。トラックを3~4周すると体はちょっと暖まったので、指定場所に整列。今年は私はBブロックです。



9時丁度に一斉にスタート。今日はサブ4狙いなので、最初の下りもキロ5分ちょいに押さえて慎重に走ります。大宮通を西に走って朱雀門でトイレタイム。焦らない焦らない。尼ヶ辻で折り返し、東へ向かいます。普段は車で溢れるイトーヨーカドーの前も今日はランナーが全車線を占拠しています。



近鉄奈良駅前の道路も一面ランナーが埋め尽くしています。12年前に初めて大仏マラソン(奈良マラソンの前身)を走った時はまさかこんな光景が現実になるとは想像もしませんでした。もう3回目になりますが、いつ見ても感動します。コースはここから奈良公園へ上っていきますが、まだまだ序盤でペースは変わりません。5分10~15秒の一定ペースを刻みながら淡々と走って行きます。



天理に近付き、1回目の白川の山越えも何とかクリアー。天理市街に下りると市役所前でUターンし復路へ。天理教本部前では恒例のぜんざいのサービスがあります。前回、前々回と食べそびれているので、今年は絶対にぜんざいを食べると決めていました。食べやすいように適度に暖かく、香ばしいあられも入っていてとっても美味しかったです。

さて、25kmを越えた辺りからやはり練習不足が露呈して急にペースダウンが始まりました。復路の山越えではキロ7分近いノロノロペースになり、あえぐように坂を登る始末。いやいや、前半の貯金があるから大丈夫、と自分に言い聞かせ、気持ちを途切れさせずに頑張ります。

白川からの下りではこれまた恒例の「忌野清志郎」の応援が。今年は更にパワーアップし、大型スピーカーで清志郎の曲が流れていました。タッチしてパワーを貰いました。ありがとう!!。



ラスト10kmはひたすら忍耐。何とかキロ6分を維持して頑張ります。残り5kmでもう大丈夫とサブ4を確信してホッとしました。鴻池競技場への登りを走り切るとやっと競技場に帰ってきました。手元の時計を見ると,3時間49分台です。ラストスパートで何とか50分前に滑り込みました。



記録は3時間49分58秒。最後の頑張りで50分を切れました。これでサブ4の連続記録が27回に伸びました。良かった良かった!記録賞を貰い、「基地」に帰って他のメンバーのゴールを待ちます。今年はゴール前に県内各地のゆるキャラやアイドルグループなんかもやって来てゴールするランナーを応援していました。他のマラソン大会では見られない、良い企画だと思います。





奈良マラソンも3回目となって、運営も非常に手慣れたものとなり、また、沿道の応援も非常に熱心で心温まるものでした。今までフルマラソン大会のなかった奈良県でこのような素晴らしい大会がだんだんと根付いてきていることを感じ、奈良県民として誇りに思います。これからもずっと続けていただきたいものです。


「ただ憧れを求めて」には写真もたくさん載せておられるので、ぜひご覧いただきたい。自ら写真を撮りながら4時間以内に完走するとは、スゴい人がいるものだ。昨日は、ウチの社内報の担当者が来てたくさん写真を撮っていたし、初のチーム参加ということなので、奈良新聞さんや奈良テレビさんにも取材していただいた。ランナーたちには励みになったことだろう。

今年は約15,000人のランナーが出場したそうだ(大会結果は、こちら)。協力したボランティアは約4,000人。こんなにたくさんの方が奈良に集結されたとは、驚きである。ランナーの皆さん、感動を有難うございました!

コメント (3)
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