tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

Topic 「和クテル」競技会&試飲会

2010年09月01日 | お知らせ
梅乃宿酒造に勤務している旧知のTさんから、案内状をいただいた。9/5(日)、橿原ロイヤルホテルで、日本酒を使った創作カクテル(和クテル)の競技会兼試飲会があるのだそうだ。参加(試飲)費用は、軽食付きで3千円である。毎日新聞奈良版(8/19付)にも紹介されていた。

《梅乃宿酒造:日本酒使い、創作カクテル 橿原で来月5日、競技会》《日本酒になじみのない人たちにも魅力を知ってもらおうと、梅乃宿酒造(葛城市東室)は9月5日午後0時半から、橿原市久米町の橿原ロイヤルホテルで、日本酒を使った創作カクテルの競技会や試飲会を開く》。

《「日本酒カクテルコンペティション」と名づけた競技会は、「古都奈良」と「日本酒の可能性」を表現するカクテルであることが条件とされ、全国のバーテンダーが技量を競う。ホテルのバーテンダーらでつくる日本ホテルバーメンズ協会前会長の桑名伸佐さんや同酒造の吉田暁社長らが審査にあたる》。

《一般参加は3000円。同ホテルのシェフの手による軽食を味わいながら、競技会での新作創作カクテルが試飲できる。ボトルやグラスを曲芸のように使いながらカクテルを作るフレア・バーテンダーのショーもある。問い合わせは同酒造(0745・69・2121)》。

同社のHPには《近年日本酒の低迷が続いています。要因の一つに日本酒は堅苦しく難しいというイメージがあるといわれています。そこで、普段日本酒に接する機会が少ない方にも日本酒を楽しんでもらいたいという思いで、この「日本酒カクテルコンペティション」を企画致しました》。
http://www.umenoyado.com/compe/compe.html

《創作カクテルのテーマは「古都奈良」と「日本酒の可能性」です。今年遷都1300年を迎える奈良ですが、奈良は日本清酒発祥の地でもあります。奈良から再び楽しい日本酒を世界に発信できるよう、願っています》。
観覧(試飲)希望者は、以下の申し込みフォームから参加申し込みを行う。
http://www.umenoyado.com/compe/compe_form.html

昨今の日本酒の低迷は、とても残念である。創作カクテルで日本酒の復権を図るというのは、良いアイデアである。若い世代はチューハイなどの甘い飲み物に慣れているから、カクテルだと抵抗感が少ないだろう(最近は、ビールでも「苦い」と敬遠する)。奈良県は清酒発祥の地であり、また近畿でも兵庫県、京都府に次いで清酒出荷量の多い県である。そこで平城遷都1300年祭の今年、「平成22年度 日本酒で乾杯推進会議 奈良大会」が奈良市で開催される。

県酒造組合のHPによると《“ニッポン人には日本が足りない“といわれる近年、日本酒で”乾杯“することによって、日本文化や伝統が持つ素晴らしさを多くの方々に見つめなおしていただきたいと考えて「日本酒で乾杯推進会議」が2004年10月1日「日本酒の日」に設立されました》。
http://yamatoumazake.blog54.fc2.com/blog-entry-49.html

《現在、全国各地で「日本酒で乾杯」実践の動きが高まってきており、運動の推進母体となる「日本酒で乾杯推進会議」の会員数も、当面の目標3万人に迫ろうとしています。奈良県酒造組合では、平城遷都1300年祭の今年、「日本酒で乾杯推進会議」の全国大会を奈良県に誘致し、日本清酒発祥の地 奈良から日本酒文化を広げようと計画しています》。

奈良大会は、10/16(土)午後2時半から、奈良県新公会堂で開催される。パネルディスカッション、狂言、レセプションと盛りだくさんな内容である(参加費は6千円。募集時期・方法は未定)。こちらも見逃せない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする