tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

法華寺おりおり(19)雛侘助

2006年12月28日 | 写真
クリスマスイブの24日(日)、法華寺・華楽園(=東庭園)を訪ねると、ご覧の雛侘助(ひなわびすけ)が咲いていた。

侘助とは《(文禄・慶長の役の際、侘助という人が持ち帰ったからという)椿(つばき)の一品種。葉も花も小ぶり。白・紅・絞りなどの一重の花を半開。花期はやや早く、晩秋から。茶花に賞用される》(広辞苑)とある。

冬の季語で、以前にもこのブログで紹介したことがある。
※法華寺の侘助(1/29 ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/2488d6765c3a4c0a61d0fbe5dae5eed2

茶花に用いられるだけあって、可憐なピンク色の花にも「わび・さび」の雰囲気が漂っている。

園内の椿には、すでに花びらを散らしている寒椿から、まだつぼみの固いものまで様々だが、これから梅の季節までをつないでくれる貴重な花だ。時々訪ねて様子を紹介することにしたい。
※参考 法華寺おりおり(18)山茶花
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/d/20061220
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする