〝12-07-03投稿、07-12追加・更新
わが国では季節はずれの大型台風、昨近の九州北部の大量梅雨によって土砂災害が頻発しています。
PS: 舌先が乾かぬ7月12日九州北部に冠水、洪水、土砂災害が発生しました。
gooニュース「熊本・大分など「経験したことのない」大雨
熊本・大分など「経験したことない大雨
(読売新聞)
気象庁は12日朝、熊本県と大分県を中心に、これまでに経験したことのないような記録的な大雨になっているとして厳重に警戒するよう呼びかけている。
また、気象庁は、13日にかけて西日本と東日本、東北地方の広範囲で、雷を伴った非常に激しい雨が降るとして、土砂災害や河川の増水、竜巻などに注意を呼びかけている。・・・」
翻ってみれば、
年初から異常気象、中規模地震など天変地異現象が続いています。
花見も中途半端に終わった短い春。
5月初旬にしては珍しい異常な降雨量と土砂崩れ。
天気予報図の梅雨前線、積乱雲の停滞および行方次第の大量降雨によって、今まで経験したことがない土砂崩れ、堤防決壊、冠水が発生しているのでしょうか???
長年、莫大な国税を費やして治水工事してきたのになぜ決壊するのであろうか???
半世紀前から世界に冠たるわが国の土木技術ではなかったのだろうか???
予算の関係で治水対策の先送りによると思われるが、関連部署では相変わらずの想定外との回答。安全に対する不安が増すばかりの昨今であります。
PS: ツイログにも記載したが、tetsu @tetsu65710225
阿蘇・外輪山麓で土石流。北極圏のオゾン層破壊による地球温暖化の影響でも出ているのだろうか?
前線の活発化で全土で大雨、http://www3.nhk.or.jp/news/html/2012 …特に九州北部、熊本、岐阜東濃で大雨。土砂災害が心配です。いずれの地区も大陸からの黄砂に対する研究が盛んなようです。黄砂に吸着付着した人工降雨剤的な物質の影響でもあるのだろうか?
津波は臨海部、土砂災害は内陸・山間部で発生しますが、そのうちに本当に日本列島全体が沈没???してしまうのではと杞憂しています。地球温暖化による海水面の上昇は避けられません。
一方、世界的にも、渇水、水不足によって、安全な飲料水、食糧生産危機に陥っている国々が数多くあります。
別報の「水」とはどのようなものか?に係る今までの投稿で記載した
地球環境での水の実態
・地球の淡水ごくわずかという水問題 淡水*は主に雨や雪で供給される。
*NPO法人日本水フォーラムによれば、人間が利用できる水は0.01%(100ppm)。
一見、矛盾する現象ですが、
・異常気象など天変地異に係る投稿で記載したように、
「3.11東日本大地震が超巨大とはいえ想定外の大津波(一種の大洪水)
地球および大気圏中の水の循環挙動(バランス)
および調節機能が崩れはじめて、加速し始めたためなのか?
グローバルレベルおよび局地における水の偏り、
水(雲)の多寡(豪雨⇔渇水)には
一体何が影響しているのでしょうか???」
原因究明およびメカニズムはさておいて、わが国の亜熱帯・熱帯化によって今後は大量降雨による氾濫がおこることは日常的になるかもしれません。
別報の今までの「再生可能なエネルギーに係る投稿」の整理で記載した再生可能な発電(小規模水力発電)より規模の大きい、かつ、大規模ダム(設置位置;引用下図)より規模の小さいダム発電と治水を兼ねた一石二鳥の「中規模ダム」の建設が立地条件、経済性、生態系への影響には多少目をつぶっても望まれます。
というのは、別報に記載した環境放射能のひとつ原発および関連施設からの放射化作用によって「生物多様性 」、「内部被曝 」、「巨大竜巻」「雹(ひょう)」「落雷」「豪雨」「雷雨」の発生など「異常気象など天変地異」および「巨大台風」などに影響しているのではと個人的には杞憂してるからです。
私の脳内では、中規模よりやや小規模の発電施設を兼ね備えたダムというイメージが強いです。
理由は貯水処理が簡単だからです。
ダム工事で一番問題になるのが貯水能力であり、大きいダムのなるほど広範囲に地下ダムを構築しなければなりません。
非常に高額な建設費になってゆきます。
一方、池程度のダムを幾つも作る分には、極端な話、巨大なプールを作るつもりで建設できますから安価で建設できます。
小規模ダムを幾つも作って、小規模発電をかき集める方が経済的だったりします。
また、杉や松といった貯水性の悪い山林をブナなどの樹木に植え替えて、貯水性を上げるべきですね。
さらにため池、最近は地下型がはやりですが、一時的な豪雨を緩和できます。
異常気象などと騒いでおりますが、地球環境が変わるのは世の常であり、適応していくしかありません。