水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

兵庫県日本海側で深海生物の捕獲に次いで、夜光虫による光る波が発生したという。

2014-04-20 | 天変地異・異常気象関連

'14-04-20投稿

 深海に生息し、詳しい生態が分かっていない巨大なイカ「ダイオウイカ」を、素もぐり漁をしていた兵庫県の日本海沿岸の漁師が見つけ、2月25日生きたまま捕獲したというが、

 今度は兵庫県北部豊岡市で夜の日本海に、青く輝く波が出現したという。

gooニュース
神戸新聞NEXT
光る波、幽玄の海岸 豊岡・竹野に夜光虫
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20140420005.html

「夜の日本海に、青く輝く波が出現‐。豊岡市竹野町切浜の大浦湾の全域で“光る波”が観察されている。

 光の正体は、直径1ミリ程度で薄紅色の原生生物「夜光虫」。刺激を与えるなどすると光を発する。春に海水温が上昇することで発生し、昼間は赤潮として海を覆う。条件が合えば、神秘的な風景に出合うことができる。

 18日夜に観察した近くの「竹野スノーケルセンター」の本庄四郎センター長(59)は「長年見てきたが、こんなに多いのは初めて」と話した。(斎藤雅志) 」

⇒海水温の上昇が例年以上であったのが原因というが、

zakzak 2014.01.22 によれば、
ダイオウイカ、次々浮上の怪 地球温暖化と関連?大地震予兆かhttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140122/dms1401221207010-n1.htm

「武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏は「もともとダイオウイカは、南海の深海に生息している。日本海まで漂着するというのは異例のこと。海流の流れが変わっているのではないか」とし、こう指摘する。」というが、

夜光虫の棲息状況について個人的には不詳ですが、深海生物であるダイオウイカの出現と同様な現象なのだろうか?

 しかしながら、このような兆候が昨今話題となっていますが、3.11前、ここ数年来続いている現象であるようです

OK Wave 投稿日時 - 2010-02-24 21:19:01
 地震の前兆?
http://okwave.jp/qa/q5703622.html

「・・・日本海側で、ダイオウイカやリュウグウノツカイなどめったに見られない深海生物が浜に漂着するケースが相次いでいて、これらの深海魚は海底変化の影響を受けやすいため、いま海底で何かが起きていて、漂着は地震の前兆ではないかというニュースを見ました。

岩盤破壊、あるいは地下のマグマなどの動きで
地磁気が乱れるのか、電磁波が発生するのかのメカニズムがあるとみられています。

この乱れを動植物は嫌う傾向にあり、色々な変態行動をおこします。
海洋では深い場所の異変なら深海魚、浅い場所なら底物の魚がよくかかるときが
要注意といわれています。

この過程通りならば逃げてきた先で地震が発生する可能性はあります。
ただ、温暖化で北極や南極の氷が溶けて、深海の海流に異変があるのも事実です。・・・」という。

 日本海沿岸を主としたこのような海洋生物の異状現象の原因はよくわかりませんが、兎に角大地震、大津波が起こる予兆かもしれず油断大敵か?

 昨今、降雨が少なく乾燥が進み、日本各地で火事が発生しることから、単に空気中の水分が少ないから目立ち易かったのだろうか?

ちなみに、夜光虫の発光は
ウィキペディアによれば、「他の生物発光と同様、発光はルシフェリン-ルシフェラーゼ反応による。ヤコウチュウは物理的な刺激に応答して光る特徴があるため、波打ち際で特に明るく光る様子を見る事ができる。または、ヤコウチュウのいる水面に石を投げても発光を促すことが可能である。・・・

海産で沿岸域に普通、代表的な赤潮形成種である。大発生時には海水を鉄錆色に変え、時にトマトジュースと形容されるほど濃く毒々しい赤茶色を呈する。春~夏の水温上昇期に大発生するが、海水中の栄養塩濃度との因果関係は小さく、ヤコウチュウの赤潮発生が即ち富栄養化を意味する訳ではない。比較的頻繁に見られるが、規模も小さく毒性もないため、被害はあまり問題にならないことが多い。

ヤコウチュウは大型で軽く、海水面付近に多く分布する。そのため風の影響を受けやすく、湾や沿岸部に容易に吹き溜まる。この特徴が海水面の局所的な変色を促すと共に、夜間に見られる発光を強く美しいものにしている。発光は、細胞内に散在する脂質性の顆粒によるものであるが、なんらかの適応的意義が論じられたことはなく、単なる代謝産物とも言われる。・・・・」とのこと。

>>詳しく見る

またソロモン諸島周辺、南米チリなど環太平洋火山帯の中大規模地震も発生しており、海流の動きが少ない日本海沿岸でその影響を受け易いのでしょうか?

海流といえば、既報(2013-09-20) の引例によれば、 

 (クリックすると海流の流れがよくわかります)

  (google画像検索から引用)

 

深海生物リュウグウノツカイが日本海沿岸についで北九州市、大分、佐賀でも打ち上げ後、昨今ユウレイイカも佐渡で捕獲されたという。

 個人的には、海の温度上昇のみならず、汚染の影響も考えられ大陸からの黄砂の影響も含めて着目が必要か?と思われます。>>詳しく見る

 一口に水の汚染といっても、1)海底の酸性化(二酸化硫黄(SO2),硫化水素(H2S),塩化水素(HCl)などのガスが海底で発生)、2)環境放射能の励起、崩壊熱(→海中微生物の損壊、局所の海水温度の上昇)、3)オゾン(O3)による酸化(地殻の振動・摩擦によって発生)、4)メタンの発生(海底に生息する微生物(古生菌など)の異常繁殖)、5)地電流の変化(地磁気の変動に伴う電磁誘導)、6)磁気の反転(海底火山活動)、7)マイクロプラスチック(石鹸、スクラブ洗顔料、シャワージェルなどの化粧品や洗浄用品)などが複雑に絡み合っているのだろうか?といろいろと妄想していますが、一体、海底ではどのような異変が進行しているのでしょうか?不気味な現象が続いています。
 今回の佐賀県や大分県などで水揚げされているということから、深海生物に影響する汚染要因として、大陸から飛来する黄砂が海にフォールアウトすることによって、黄砂が海底に沈降する際に、黄砂に付着した汚染物質が深海生物の生息に影響しているのでは?とも、上記の深海生物の出没地域は黄砂など汚染粒子の飛来を受け易い地域とも重なることから、最近妄想されます。

大気汚染粒子、黄砂の飛来状況はSPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)で概ね確認できるので引用しました。

参考情報:
エアロゾルに係る記載を調べました。(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )の引例
九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
予測動画
大気汚染粒子
黄砂

 

 

 


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