'13-03-28投稿
既報生物多様性に係る投稿('10-10-11~'12-05-08)にて、環境goo 生物多様性特集にて記載されていた「~地球から生きものがいなくなる日~
人為的に行ってきた行動がこの生態系ネットワークを乱してきたのだ。
もちろん人為的に行った影響だけではなく、
地球温暖化による生態系への影響も当然のことながらあることは事実だ。・・・
「地球から生きものがいなくなる日」が本当に訪れてしまうかもしれない。」に感化されて、さまざまな生態系の異変に係る情報を調べました。
その中でも、生態系の異変、身近な生態系の淘汰・跋扈現象に係る記載として、
海底の土壌に生息する微生物
土壌に生息する微生物
「・・・古細菌とは ・・・およそ、46億年前に地球が誕生してから、35~38億年前にまだ高温であった原始の海で、有機物から最初の原始生命体が出現したと考えられています。
そして、地球の表面が長い年代を経て徐々に冷えて現在の海や陸になる過程で、原始生命体から嫌気性の細菌に進化し、続いて光合成をおこなう原始的な藍色細菌(藍藻)が出現し、地球上に酸素が増加して、現存する好気性の生物が出現したと考えられています。
ところが、現在も太古の地球の状態と同じような異常な環境が存在して、そこにも特殊な微生物が生きているのです。
その微生物は酸素がない湖沼などの底土や深い地中にいるメタン生成菌、高濃度の塩分がある塩湖などにいる強好塩菌、強酸性の火山・温泉地帯や深海の熱水湧出口付近にいる好熱菌または好熱好酸菌などです。・・・」という。
関連投稿:「創世記の海と大気の生成と温室効果について」によれば、 「地球生態系とは何か
原始地球の大気は、今とは、かけ離れていた。
窒素と酸素からなる、現在の大気は、生命体によって作られた。・・・
創世記の地球の大気は、二酸化炭素、水蒸気、そして窒素を主成分としていた。
そして、大気圏上層部の水蒸気は、太陽からのエネルギーで、水素と酸素に分解され、他の元素と化学反応して、メタン、一酸化炭素、水、および二酸化炭素が合成された。・・・」という。
現状を大局的に観れば、創世記の地球環境への逆行現象によって、生物多様性特集で問われる「地球から生きものがいなくなる日」が訪れることを個人的には杞憂していますが、
加えて、その後
「水」とはどのようにあるべきか?に係る記載(その2:マイクロプラスチックによる海水汚染は進んでいる)
海は重金属のみならず、ラテックス、界面活性剤?と想われる有機物による汚染も激しくなっているという。
地震および津波に係る記載(その20:地震前の海洋生物の彷徨に環境放射能の増加が関係するのか?)
生物多様性に係る記載(その1:地中海における海面上昇と生態系の異変との関係について)
投稿しました。
既報でも記載しましたが、誤解、妄想、杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
個人的には、環境放射能の影響が大きいのではと想っていますが、
例えば、クラゲを例にとると、
既稿「生態系の異変に係る記載(クラゲの跋扈の原因は放射能か?)」の引用文献において、海水温度の上昇によって繁殖し易いとも言われていますが、
個人的には、以前、クラゲは放射能が比較的に多く含まれる海(水)に強いか好きか?と思っていましたが、該引用には「地中海において、過去2世紀のクラゲ大発生は12年周期で増減していた。」ということも言われています。つまり、局所的に「熱」があり、海水温度が高いところを好むと推察されます。
参考引用文献:クラゲの大発生は生態系破壊の予兆
2008年06月25日 13:12 発信地:パリ/フランス
(一部抽出しました。)
「 6月24日 AFP】
世界中の海で、クラゲが急激に増殖している。
魚の乱獲や気候変動が原因とされ、専門家らは「生態系が破壊されつつある明白な印」と警鐘を鳴らしている。・・・過去2世紀の大発生の周期に異変 とりわけ地中海での被害は著しい。クラゲの爆発的な増殖で固有の海洋生物が壊滅状態になり、・・・問題は発生の頻度と、その後の個体数維持の長さだ。
約2世紀にわたって収集されてきたデータによると、通常、クラゲは12年周期で大発生し、その状態を4-6年維持したのち、正常な個体数に戻る。 ・・・」
⇒地球温暖化の一因として、CO2のみならず、宇宙、地殻から放出されている巨大なエネルギーを持つ環環放射能(放射性物質)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、境境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的に生成される熱による可能性も推察されます。
約2世紀にわたって収集されてきたデータによると、通常、クラゲの大発生は12年周期とのこと。
太陽活動のみならず、超彗星爆発起因の放射能、大陸移動に伴なう火山帯周辺の地殻の亀裂などからの放射能漏出現象の周期がどのように成っているか? また、どちらが支配的なのか?
12年周期の要因は一体、何なのだろうか???
大気(窒素、酸素、、水蒸気、CO2、水素、オゾン・・・)、エアロゾル(火山灰、砂塵、放射性塵、・・・)が相互に影響しあっているのではと妄想されますが、環境放射能のエネルギー比率、および、そのシステム的な影響に係るメカニズムについても不詳。
大陸移動による火山帯活性化、地磁気異常が天変現象による磁気異常、放射能の異変、他によって誘起されていないかと文字通り杞憂しています。
関連投稿:
環境放射性物質が影響する諸悪について
(2012-12-10)
地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている
巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、
環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的には熱になる可能性が推察されます。詳しく見る>>
まえがきが長くなりましたが、今回は身近な生態系の淘汰に係る記載を調べました。
47ニュース
東京新聞
消えた「イボニシ」 福島第一周辺沿岸30キロ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000118.html
「福島第一原発に近い福島県内の太平洋沿岸三十キロの範囲で、巻き貝の一種「イボニシ」が東日本大震災後、姿を消したという。国立環境研究所の堀口敏宏室長らが二十七日、日本水産学会で発表する。
堀口さんらは昨年四~八月、千葉県から岩手県にかけての四十三地点で波打ち際にすむ生物の生息状況を調べた。その結果、福島第一原発をはさむように福島県広野町から双葉町にかけての三十キロ範囲内の八地点ではフジツボなどはいたが、イボニシは一匹も見つからなかった。
イボニシは日本のほぼ全域に生息し、波打ち際ではごく普通にみられる貝だ。二十年以上にわたってイボニシ調査を続けている堀口さんは「ある地域からまったく姿を消してしまう例は非常に少ない。原発から出た放射性物質や汚染水などが関係している可能性もある」と指摘する。
津波の影響も考えられるが、同様に高い津波を受けた他の地域では生息が確認されている。
イボニシは、船底塗料などによる海洋汚染で、メスにオスの生殖器ができる生殖異常を起こすことで有名になった。国立環境研究所は今後、生息調査を続けるほか、イボニシに実際に放射線をあてる実験をするなどして、放射性物質の影響の有無を調べていく。」
⇒船底塗料の影響は既報マイククロプラスチックによる海水汚染との関連で興味深い。
MSN産経ニュース
「英国、沿岸の魚の36%にプラスティック片発見」によれば、
2013.1.24
魚の体内にこうしたプラスティックが蓄積すると、消化器官を詰まらせてしまうほか、魚が空腹を感じないために食物を取るのを止めてしまう可能性もあると研究者たちは指摘している。プラスティックと一緒に汚染物質が蓄積される可能性もある。・・・魚から摘出された351品目を特定するためにスペクトロメータが使用された。それらの大部分は、衣服や生理用品に使用されている合成繊維であるレーヨンだった。そのほか、ポリエステル、ポリスチレン、アクリルなどのプラスティックも含まれていた。
現在、石鹸、スクラブ洗顔料、シャワージェルなどの化粧品や洗浄用品から、マイクロプラスティックを除去するという取り組みが進んでいるという。
マイクロプラスチックには特定化学物質DDT、PCB(ポリ塩化ビフェニール)といった毒性の高い物質を引き寄せる性質があるというとは!
また、石鹸、スクラブ洗顔料、シャワージェルなどの化粧品や洗浄用品から、マイクロプラスティックを除去するという取り組みが進んでいるというこの種のマイクロプラスチックとは?
サブミクロンレベルの界面活性剤、ラテックスなどの類なのだろうか??
また、いぼにし貝は原発から出た放射性物質や汚染水の影響もあるという。