水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

リュウグウノツカイが山口、北九州市、大分、佐賀でも発見という。黄砂の飛来の影響にも着目が必要か?

2014-03-19 | 生物多様性・生態系異変関連

'14-03-18投稿、追加・修正

 既報富山県魚津港 サバ大漁 水揚げできず、一部海岸に打ち上げという。(2014-03-17) でも記載しましたように、リュウグウのツカイ、ダイオウイカ、サケガシラなど深海生物の捕獲、打ち上げ、および魚の大漁に対して大地震との関連で気になる昨今ですが、特に、日本海側でそのような現象が多いようでしたが、

関連情報:
山口沖でリュウグウノツカイにサケガシラ、深海魚が相次いで打ち上げられたという。 (2014-03-10) 
生物多様性に係る記載(その6:日本海沿岸で深海生物ダイオウイカの捕獲に係る情報)(2014-02-26) 

 

 引き続いて、水中生物の異状行動は日本海沿岸のみならず、
最近では
リュウグウノツカイが日本海沿岸についで北九州市、大分、佐賀でも発見という。大陸からの黄砂の影響にも着目が必要か?と想われます。

 

参考情報:RKB News
http://rkb.jp/news/news/19913/
“幻の深海魚”が北九州市に
「「幻の深海魚」とも呼ばれるリュウグウノツカイが、今度は北九州市若松区の海水浴場で発見されました。

 ・・・
リュウグウノツカイは、水深およそ1000メートルに生息する深海魚で、これまで九州で生きたまま見つかるのは非常に珍しかったのですが、最近では、佐賀県や大分県などで水揚げされています。」という。

 既報地震と関連する環境放射能に係る情報(その5:水中生物の異状行動要因の整理とそのメカニズムの仮説)(2014-02-19)に記載しましたが、その要因として、海水温度の変化のみならず、水の汚染もあるのでは?と思っています。

水の汚染、性状異変をもたらす要因として、
1)海底の酸性化(二酸化硫黄(SO2),硫化水素(H2S),塩化水素(HCl)などのガスが海底で発生)、2)環境放射能の励起現象(→海中微生物の損壊、局所の海水温度の上昇)、3)オゾン(O3)による酸化(地殻の振動・摩擦によって発生)、4)メタンの発生(海底に生息する微生物(古生菌など)の異常繁殖)、5)地電流の変化(地磁気の変動に伴う電磁誘導)、6)磁気の反転(海底火山活動)、7)マイクロプラスチック(石鹸、スクラブ洗顔料、シャワージェルなどの化粧品や洗浄用品)
を既報にて妄想していましたが、

 既報日毎、地域別の寒暖差は上空に浮遊している黄砂など微粒子分布の違いによるのだろうか? (2013-05-15) にて、昨今の日毎、地域間の寒暖差が増幅されている要因として、黄砂・大気汚染物質の増加による影響を推察していましたが、

 加えて、

 昨今の水中生物の異常行動の発生地域が黄砂、大気汚染粒子の飛来の影響を受け易い地域と重なっているようにも想われます

 参考情報:
九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
予測動画   大気汚染粒子   黄砂

 最近の飛来状況がわかります。

 水中生物の生態系の異変の要因として、さまざまな汚染物質が吸着されている黄砂の海域へのフォールアウトによって、海底への黄砂の沈降による深海の海水の汚染もあるのでは?と想われます。
 
したがって、この原因によって深海生物の異常行動が引き起こされたならば、地震は必ずしも発生しない?とも推察されます。

 水の汚染はさまざまな要因によって発生するので、今後の検証・解明を期待しています。

関連情報:
研究者が警告北京のPM2.5濃度は「もはや核の冬」というが、黄砂に吸着して影響もあるという。(2014-03-02 )の引例

YAHOOニュース 3月1日(土)13時0分配信

「 黄砂はなぜ春に起こる? 「微生物の箱船」との指摘も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140301-00000007-wordleaf-sctch

・・・1年のうちでもこれから3~5月がピークだ。近年の研究では、花粉症などのアレルギーや呼吸器系の疾患との関連が指摘され、黄砂粒子に大気汚染物質や病原微生物も付着していることが明らかになるなど、もはや“風流”を通り越して、事態は深刻だ。

・・・

【動画で解説】黄砂発生のメカニズムとは

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=GzcPkek8LL0

発生のメカニズムは?

 気象庁や環境省などによると、黄砂が起きるのは、中国大陸内陸部にあるゴビ砂漠やタクラマカン砂漠、黄土高原の砂塵(さじん)が強風によって大気中に舞い上げられ、それが上空の偏西風によって運ばれながら地上に降下するからだ。春に発生が多いのは、冬の間シベリア高気圧の影響で風が弱く、降雪にもおおわれていた同地域が、春になって高気圧の勢力が弱まり、低気圧が発達しながら強風を伴い相次いで通過するためだ。夏以降は植物が多く、雨も降るようになるため、黄砂は少なくなる。

 大気中に舞い上がった黄砂粒子のうち、粒径が10マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1)以上の比較的大きな粒は重力によってすぐに落ちるが、それよりも小さな黄砂の粒子は、偏西風によって遠くまで運ばれる。中央アジア起源の黄砂粒子が太平洋を横断し、北米大陸やグリーンランド、さらには欧州アルプスまで到達したとの報告もある。」という。

既報エアロゾルに係る記載(その26:大陸からの大気汚染粒子の飛来による諸悪に係る雑感)  (2013-02-14) で記載しましたように、個人的には

「 正負が異なる物質はお互いにくっつきやすいという考え方として

 たとえば、下図は水中にアルミナおよびシリカが存在した時、ゼータ電位の等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9であり、pH7~7.5では両者のゼータ電位が反対になっています。微粒子のマイナスを示すシリカ(SiO2)がプラスを示すアルミナ(Al2O3)に吸着しています。この関係は水蒸気などが存在すれば、水中、空気中に係らず電荷のプラス/マイナスの関係はあると想われます。
 引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断ができます。
等電点が7より大きい物質はプラス(正)、小さい物質はマイナス(負)を示します。
 

      (google画像検索から引用)

 また、元素の存在比率によって、正負は変化します。

   (google画像検索から引用)
* アルミナおよびシリカ単独の等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9付近ですが、一般的な地殻の土砂粒子などはその組成比によってその表面電荷(ゼータ電位の等電点:等電点が小さいほどマイナス)が変化します。たとえば、上図はプラス電荷をもつアルミナの比率が多くなればプラス側にシフトします。また、シリカの表面に同じくプラスのアルミニウム、イットリウム、ストロンチウム、セシウム、プルトニウムの化合物が電荷的に吸着すれば、プラス側にシフトします。

 沙地、砂漠の進行によるたな大気汚染粒子の発生
 上記のように、旱魃による沙地、砂漠化も進んでいることから、従来、春先に増加して飛来する黄砂のみならず、冬季でも沙地化した土壌微粒子?など二次的な追加要因によって大気汚染が進行している可能性も妄想されます。
 いずれにしても大気中の高さ方向の汚染微粒子を収集してわかることですが、・・・。」
ということから、

特に、既報異常気象に係る記載を調べました。(その5:原爆実験の放射性塵の影響)の引例で記載されている放射能、火山灰など有害物質がどのように黄砂に付着しているか究明されることが重要か?と想われます。

参考情報:
列島改造連絡協議会
12 異常気象の真因は核実験による放射性塵」によれば、
「・・・最近の単なる地球温暖化とか、少し前に喧伝された氷河期到来の地球寒冷化などと、画一的に単純に片付けられるものではないだろう。
 残念ながら、目下のところ、明確に解明されてはいないように思われる。 想うに、現在のオゾン層破壊や世界的に両極端なる異常気象は、火山灰や火山塵と一見よく似た微細な物質を空中に大量に且つ頻繁に放出させている人為的な大爆発に起因しているものと推定される。
 即ち、地球規模の異常気象の真の原因は、過去の放射能核実験による多量の放射性塵によるものと思われる。
 この原子核実験は、大東亜戦争の末期の一九四五年の広島、長崎への原爆投下に始まって、一九六〇年代頃から多発化して、これまでに、毎年平均で五〇回から六〇回ほどで推移し、累計で一八〇〇回以上も実施されて来たものである。
 実に、この核実験による放射性塵が成層圏などの地球環境・生態系を狂わせているものと思われる。・・・」という。

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関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その37:【再掲】日本海側における大陸からの汚染微粒子飛来の影響について)(2014-02-26) 

 

 

 


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