水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

1980年前後から発生し始めた生態系異変に係る記載の整理

2013-10-15 | 生物多様性・生態系異変関連

'13-10-15投稿

 最近は地球温暖化?によって、10月にはいっても蒸し暑い日が続いて、過ごし難い日が続いています。個人的には、地球上の生態系には棲みにくい自然条件が顕在化しつつあると想われます。

 環境goo 生物多様性特集 によれば、
~地球から生きものがいなくなる日~
「生物多様性に関する取り組み」によれば
「・・・生活環境の悪化により絶滅に追い込まれたトキ。
 生物があらゆるところで生物同士でつながっており、
生きるための環境が成り立ってからこそ、生きてこられる・
・・
  私たち人間にとっても普段食べている肉や魚が食べられない時代が
数十年後、数百年後には訪れてこないとも限らない。
 つい一昔前には見られていたゲンジボタルやメダカは
絶滅危惧に分類されていることからも想像できるだろう。・・・

 人為的に行ってきた行動がこの生態系ネットワークを乱してきたのだ。
 もちろん人為的に行った影響だけではなく、
地球温暖化による生態系への影響も当然のことながらあることは事実だ。・・・
地球から生きものがいなくなる日」が本当に訪れてしまうかもしれない。
・・・」という。

 とりわけ、上記引例のトキ、ゲンジボタル、メダカ、および、ニホンウナギ、マッタケなどの消滅現象は1980頃を境にして顕著化してきたのでは?と思っています。

 1980年は南極でオゾンホールが発見された年ですが、この象徴される1980年を境に広範囲の生態系に対して消滅現象が顕在化しているのか?と思っています。

 加えて、消滅のみならず、新たにウィルスの突然変異、クラゲ、オニヒトデなどの跋扈が顕在化してきているのか?と思っています。

  一般的には、地球温暖化は温室効果ガス、とりわけCO2の増加による影響が挙げられていますが、最近では既報北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。(2013-08-02) ようにメタンガスにも注意が必要か?と思っています

 オゾン濃度とメタン濃度が連動するとも、
また、有史以来の南極のCO2濃度と気温と対応するともいう。

   (google画像検索から引用)

 

 CO2増加による温暖化なのか? その他要因による温暖化によるCO2の増加なのか?

 CO2は水温が高くなると水に溶解しているものが大気中に出てくるので海水温度の上昇に影響する要因にも注意が必要であると思われます。

妄想はさておいて、
いずれにしても、CO2の増加に対するメカニズムは個人的には不詳ですが、
地球温暖化の深刻な被害を避けるためには、化石燃料の燃焼を抑えて、一定に管理することが重要と想われます
参考情報:
教えて!goo
世界の二酸化炭素濃度のデータ
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5322900.html
マウナロアの観測データはこちらで手に入ります。
http://cdiac.ornl.gov/trends/co2/sio-mlo.html
その他の地点の、観測データは
http://gaw.kishou.go.jp/wdcgg/jp/wdcgg_j.htmlで。
http://www.esrl.noaa.gov/gmd/ccgg/trends/
にもデータがまとまってます。」


 *現状、地球温暖化要因について諸説紛々していますが、いずれにしても、さまざまな天変地異要因によって、例えば、海水温度が高くなれば、CO2は海水中からガス化して大気中に増加することもあるのではと個人的には想っています。この現象はその他、温室効果ガスであるメタン、オゾンなども同様と想われます。

 
   
(google画像検索から引用)

 生態系に悪影響を及ぼす地球温暖化の要因として、

1950年以降の工業化の進展によって、それらの稼動に伴う環境に放出される熱エネルギーの影響が推察されます。 

先ずは石炭・石油など化石燃料の燃焼熱
次に、世界の原発周辺の海域の海水温は原発からの温度の高い冷却排水
また、規格内とはいえ常時排水されているセシウム、トリチウムなど放射能の崩壊熱

 単にCO2の増加だけで整理されなく環境中への環境放射能増加の影響も大きいのでは?と思われます。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

 原発事故による放射能の漏洩によって生態系に異変を与える影響が大きいことも報道されています。

関連投稿:
生物多様性に係る記載(その3:福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ) (2013-04-05)

放射能の崩壊放射線の熱化による温度上昇が原因か?どうかよくわからない現象ですが、原発から出た放射性物質や汚染水などが関係している可能性もある?という。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                また、既報トリチウムは国内外で日常的に海へ流されており健康への影響は少なく必要以上に恐れることはないという。(2013-09-23 )「塵も積もれば山となる」類のように、規格内で少量とはいえど、永年放出されれば、地球温暖化、ひいては環境温度に敏感な生態系に影響を及ぼしてくるのでしょうか?

 とりわけ、人に対して有害な熱中症は1980年前後を境として年々増加しているようです。既報猛暑、熱中症に係る記載を調べました。(その1:昔と暑さの質が変化していないか?)(2011-07-18)の記載によれば、

google画像検索から引用した下記の近年の猛暑(35℃以上)発生件数と熱中症患者数比較しても昨年(2010)はけた違いに多いことが判ります。

     (google画像検索から引用)

 

 猛暑発生件数は世界の原発が開始された時期に対応して観察されます。熱中症患者数は原発が急速に普及し始めたことから観察され始めて、チェルノブイリ原発事故(1986年)の数年後、原発発電量が多くなるにしたがって、確実に増加してはじめているように観察されます。

<原発普及状況>

       (google画像検索から引用)

 

 個人的には、その傾向は1970年から1980年前後を境にして、顕在化してきたかと想っていますが、1980年前後をエポックとして発生し始めた生態系異変に係る記載を以下に整理しました。

 各論に入る前に、
世界的にも絶滅の危機に瀕する生物が多いことが指摘されています。
生物多様性に係る記載(その5:2万900種が絶滅危機にあるという。原因は)2013-07-03 )

この原因については生物学者によって研究されていると思われますが、

 微生物・生物の生息に多大な影響を及ぼすという生活環境温度が高くなってきつつあるのも一因かと思われますが、それ以外にも環境水の汚染の影響もあるのでしょうか?

 以下、1970年から1980年前後を境にして、
発生し始めた生態系異変に係る記載を再掲しました。

<各論>

 <消滅化現象>

 里山のマツタケの激減



           (google画像検索から引用)  
 参考投稿)
松茸の生産高減少要因について「水」との係りはないか?

  うなぎ稚魚の減少
引用:<養殖養鰻業の現状>日本養鰻漁業協同組合連合会
本文を読む


1985年(昭和60年)頃から国内ウナギの生産量が減少が顕在化されていますが、、半世紀前からバブル期までは、土用の丑の時期は猛暑をしのぐため、夏場に数度うなぎ、どじょうを食べて乗り切ることが多かった記憶がありますが、ウナギの稚魚の不良は中国、台湾の昨今の状況から推して知るべく、ウナギは高嶺の花となりました。
稚魚の生育環境、回遊コースの水温水質水の状態が変化したためなのか?

<跋扈現象>

ノロウィルス
 1970以降に発見された突然変異したノロは人から人へ?突然変異したのでは?とも言われています。

既報エアロゾルに係る記載(その19:ノロウイルスによる食中毒感染の増大)  
(2013-01-08)の引例によれば、

 ノロウィルス(Norovirus)は
「・・・1968年のアメリカ合衆国のノーウォーク(Norwalk)での急性胃腸炎の流行をきっかけに1972年発見された急性胃腸炎を起こすウイルスであり、集団発生348件の内、感染経路については、ウイルスに汚染された食品に由来するもの39%、ウイルスに汚染された水によるもの3%、人から人への感染によるもの12%、不明18%、データがないもの28%、・・・。」という。

生物多様性に係る記載(その5:新型鳥インフル ノロの突然変異、凶暴化は放射線によるのだろうか?)の引例YAHOO 知恵袋によれば、

「・・・【 放射線照射した微生物の突然変異~凶暴化する細菌類、ウィルス 】
(最終更新日時:2013/2/9)投稿日:2012/12/22 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n140298
(一部割愛しました。)

http://foodirra.jaea.go.jp/dbdocs/004045002034.html

 ・・・

 【福島を中心として「放射能土壌生態系(=腐海」)

~凶暴化した放射能ウイルス・バクテリア】

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1180723216

の事を思い出しました。

 要するに、

放射線照射によって「塩基配列」の組み換えが生じ、

突然変異が生ずるわけですが、

 アレクセイ・V・ヤブロコフ博士「チェルノブイリ」の記述によれば、
「放射能が降り注ぐことで微生物が住む土壌生態系が沸騰・活性化し、
凶暴なウイルス次々と生まれる一方で良性のバクテリアが死滅した」
そうです。

 ・・・

【 福島原発事故により環境に放出された放射性同位体(核種)31種類 】

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1280565232

特に電磁的影響を有するγ線核種のうち、どれかの核種の

発する特定周波が有意な突然変異を誘発する危険性を

有している事は間違いないようです。・・・ 

【 首都圏の子供の約60%が「好中球減少症」(白血球の数値に異変) 】

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498472289

もそうですが、

・・・

 近年、ニュースが相次いでいる(細菌ではないものの)

ノロウィルス感染症にしてもそうでしょう。

ex)

 ・・・」という。

 クラゲの跋扈
熱を好むという原発周辺に集まりやすい。

 


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