'13-03-10投稿、03-15修正・追加・更新
PS03-15: 下記の記載について修正・追加しました。
偏西風などによって大陸からの黄砂、PM2.5の飛来は昨今、増加しています。2.5ミクロン以下の黄砂も有害物質を付着していると想われますので黄砂2.5として大気汚染粒子にいれたら、人への災害を未然に防げる手法として解り易いのではと想っています。
人体に及ぼす影響として、エアコン、エアークリーナー、電気掃除機などのフィルターに集積された有害物質を吸着した黄砂、PM2.5など粉塵をフィルター交換時、洗浄時に吸引することによる二次災害について最近無視できないと思われます。集塵された高濃度のさまざまな有害物質が凝縮されている粉塵を吸引しないために、適正なマスクの選択、および手袋、衣服など保護具を着用することが望まれます。
個人的には、被災が顕在化するか否かは、個人差が出る要因として重視しなければならない問題点と思われます。
また、
最近国内では強風がよく発生しています。強風による二次拡散にも注意必要です。3月になってからの寒暖状況は気温は上昇傾向ですが、相変わらず、三寒四温的な様相です。詳しくは>>
これらは大気中に浮遊する微粒子の質もしくは量の違いによる日傘効果の一現象と想っていますが、これらはすべて「風の質/量、圧力」によるものと考えられます。
個人的には、天気予報の中に、衆知し易い局地向けの風向・風力予報があればとも思っています。
風については、偏西風、貿易風などグローバルなものと、季節がからむも台風、サイクロンなど、および地域的な竜巻(トルネード)、突風、つむじ風などありますが、
なぜ風が起こるのか?に係る記載を個人的なメモとして調べました。
教えてgoo http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3235367.html
「風はなぜ発生するのですか?
自由研究で風についてやっています。
しかしいまだに風がなぜ発生するのか説明を読んでもわかりません。
教えてください。(風が発生する実験も教えてほしいです)
No.3ベストアンサー10pt
陸地と海の比熱の違い(水は暖まりにくく冷めにくい)による温まり方・冷え方の温度差で上昇気流がおきます。
なぜ上昇気流が起きるかというと熱気球が飛ぶ原理と同じですね。
空気は暖められると膨張し周りの空気より軽くなり飛ぶことができるのです。
上昇気流が起きたところは気圧が低くなりこれが低気圧といわれるものです。
空気も水と同じで気圧が高いところから低い所に流れますので風が発生するという原理です。
No.1ベストアンサー20pt
風が発生する要因は
(1)地球には大気があります。(地球の重力に空気が集まっている)
大気それ自体が自発的に動きはしませんが、地球が自転していますので、大気の中心で地球が回転することになります。
そうすると地球と大気は違う動きをしていますので、いわゆる風が発生している状態になります。
(2)地球上では太陽が当たるところ(昼)と当たらない所(夜)があります。当然昼間は大気は温まり、夜は冷めます。
大気は暖かいと体積が膨張します逆に冷めると収縮します。
なので膨張している空気は、収縮している空気の方へ拡がります。
これも風の原因です。
上昇気流、下降気流も同じような原理です。
(実際の風の要因はもっと複雑ですよ)
もうひとつ
風(偏西風)が西から来る理由がわかりませんhttp://oshiete.goo.ne.jp/qa/926406.html?from=recommend
「「偏西風が西から吹くのは地球の自転のせい」だそうですが,この理由がわかりません。
北極を上に,南極を下にして,その前に立ったと仮定します。
そうすると目の前の地球(表面)は,左から右へ移動しているはずです。
(東方向へ回転)
そのとき,この地球表面を覆っていた大気が,地球の自転について行けない・・
ずれが生じる・・とすると,表面にいる人間は「風が東から吹いて来た」と感じる
のではないでしょうか?
この考え方のどこに誤りがあるのか,ご指摘いただきたく・・・。
No.9ベストアンサー20pt
参考URLの「相対的に温度の低い」は誤りではありません。フェレル循環を説明する図をよく見てください。北半球では、相対的に温度が低いはずの北で上昇し、温度が低いはずの南で下降しています。
何度も言いますが、これは平均操作をしたために出てきた見せかけの循環です。実際には、温帯低気圧の東側の高温域で上昇し、西側の低温域で下降する循環になっています。フェレル循環は、ハドレー循環のように、どこの経度でも南で上昇し北で下降するという実態のある循環ではないのです。
一冊、参考文献を上げておきます。
高価なので、図書館などで探してみてください。
「グローバル気象学」廣田勇著 東京大学出版会
ISBN4-13-064701-6
○ ○
gooニュース
黄砂、九州から甲信に…PM2・5も飛来の恐れ
気象庁では、水平に見渡せる距離が5キロ未満になった場合は、車の運転などに気をつけるよう呼びかけている。環境省は、微小粒子状物質(PM2・5)も黄砂とともに飛来する恐れがあるとしている。
快晴の日に水平に見渡せる距離は通常、約20~30キロだが、松江市では5キロ、静岡市や京都市では8キロとなり、甲府市や大阪市でも10キロ以上あったものの、黄砂が観測された。
名古屋市では前夜から駐車中の車の屋根などで黄色い砂が確認された。タクシー運転手中村勝信さん(52)は「出勤した時にボンネットやフロントガラスに砂が積もっていた。天気は良いが、空が曇っているように感じた」と話していた。」
⇒今回は事前に気象庁にて飛来予報が出されていて、黄色い砂が確認されていたので間違いはないと思われますが、黄砂は大陸の砂漠、沙地地帯から巻き上がった砂塵の代名詞であり、その粒度分布は幅広く、一般的には黄色ないし赤色系の色調であります。
春一番が吹けば砂塵は舞い上がるし、どこかの国の火山灰などが飛んで来たのかもしれません。
黄色~赤い砂塵といえば、既報地震予兆としての異常着色発光で調べた
天然土由来の鉱物として、
・赤色は弁柄(天然酸化鉄赤)、辰砂(硫化水銀)、鉛丹、
・アンバーやシェンナといった褐色
・カドミウム黄、ニッケルチタン黄、ストロンチウム黄、黄鉛、亜鉛黄
(黒色の煤はカーボンブラック)
顔料の世界市場規模は2006年時点で740万トンだった。2006年の生産額は176億USドル(130億ユーロ)で、ヨーロッパが首位であり、それに北米とアジアが続いている。
生産および需要の中心はアジア(中国とインド)に移りつつあるという。
<引用:ウィキペディア顔料 (詳しく見る)>
大部分は中国からの越境飛来粒子と想われますが、厳密にいえば、さまざまな地域の地殻から発生した複雑な汚染粒子であり、どの国どの地域で発生したものであるのか正体は不明と想われます。
今後は出所証明が必要な時代となりました。
すなわち、中国、インド、中東、パキスタンのみならず、オーストラリア(オーストラリア西部の赤い砂嵐)、米国(トルネード)、アフリカなど突風、嵐など強風によって、大気中に巻き上げられて浮遊していると思われます。(詳しくは>>)
引用:http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/archivej.htmlによれば、
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
(高さ1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション)
図の大気1kmまでのエアロゾル予測では、<黄砂>と<大気汚染粒子>はあたかも反撥しているように観えますが、黄砂とは共存していないようです。
細かい黄砂の粒子径はサブミクロンレベルと下図の引用から推察されます。また、浮遊している高さは約3000mくらいまでという。
黄砂の粒度分布例は再三、引用していますが、
「イラク(中東)からの黄砂」によれば、
http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html
「2003年3月25日~27日にかけて、西日本において黄砂が観測されました。
」
粒子径は図から、中東からも飛来しているとのことで、PM2.5に相当する2.5ミクロン以下も多いということです。
要するに、中国のみならず、さまざまな発生源があります。
話が少しそれますが、黄砂のみならず、日常、既報(空気中の塵埃の種類と粒子径)の記載によれば、
・意外と生活環境の空気中の塵埃の種類、特に個数についてはよく知られていません。環境中に混在している塵埃に係る記載から、・・・屋外の雑踏では優に数百万個/ft3(空気28リットル)以上であり、ウィルスなど加えれば、とてつもない数の有害物質の混在が推察されます。びっくりするような環境で日常生活していることです。
具体的には、ハウスダスト 概ね0.5μm以上(一般的な塵埃、含むカビ、ダニ、フケ)の他に花粉、酵母、環境放射性塵、 自動車オイル、 燃焼煤など。」 詳しくは>>といった塵もあります。
話を戻して、
・黄砂で微細なものはPM2.5(大気汚染粒子で2.5ミクロン以下の粒子径)の範疇に入っているのか?
黄砂自体は有害ではないかもしれませんが、
環境放射能(原発、地下マグマ、ウラン・レアアース鉱山、および、過去陸海空で実施された核実験)、インフルエンザウィルス、および、化石燃料によって発生する煤、硫酸塩など大気汚染微粒子、加えてCO2、SO2などSOx、NOx(窒素酸化物)、および窒素有機化合物(VOC)などガス状物質などの大気汚染物質を吸着して大陸からのPM2.5に象徴されるハイブリッドな汚染を増加させていないか?と推察されます。
また、光の波長より小さな粒子径の黄砂は光を吸収せず透過するため、黄色を目視で識別できませんが、サブミクロン以下の微粒子が1kmを超える上空にはかなりあるのではと?妄想しています。
反射した光は目視で識別可
(google画像検索から引用)
環境放射能による内部被曝による後遺症は一般的には3年・5年・8年後に発症すると言われていますが、大気汚染粒子による被災は即効性があるようです。個人的には詳細不詳。
参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その34:インドでもPM2.5大気汚染深刻化 年間約67万人が死亡という)
PM2.5は今のところ例年並みとも言われていますが、黄砂、PM2.5を含めて高さ3000m位までの存在状態を光学的な解析をベースに徹底的に顕微鏡観察による粒子径、形状、複合性および高感度高分解能の分析によって組成解析して、その結果を公開したらと思っています。黄砂の表面には、微細粒子が電荷的に吸着していると個人的には推察されます。
参考関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その35:大規模な黄砂の嵐が発生 PM2.5同様に徹底監視が必要か!)
・一般的に有害なエアロゾル粒子と知られている花粉などは数十ミクロン以上であり、ガーゼマスクで十分であるが、インフルエンザウィルスなどに対しては、他人への伝染の恐れを少なくする効果であり、もっと細かいサブミクロン、ナノレベルの有害微粒子に対しては化学吸着可能な防毒マスク仕様にしなければ外出も出来なくなるのか?引き続きさまざまな考え方を調べる予定です。
・ガス状分子は:1nm前後