今年柚子ジャムを作るのは何回目だろうか。 良く作ったので覚えていない。 前回作った時、お裾分けに奥様の友人に届けた。 その時奥様は返礼で、小さな柚子を二十個ほど頂いてきた。 その事が心のどこかにあったのだろうか。 けさ早くに、町の中央部のJA婦人部がやっている産直市に出かけた。 カブが買いたかったからだ。 カブの三杯酢浸が、残り少なくなったので補充の為である。 顔見知りのおばあさんが、何時もの様に元気な声であいさつしてくれた。 腰は曲がっているが、畑仕事は今でもやっているそうで、その方の作ったカブは小ぶりだが、味がしっかりしており、私好みなのだ。 その隣にこぶし大の柚子が袋に入っている並んでいる。一袋に四つ。 一袋二百円だ。 少し高いが二袋買った。 昼飯前の大仕事を始めた。 小さな柚子二十個と、大きな柚子八個でジャム作りである。 奥様はそのそばで、横目に見ながら、読書に熱中されている。 種取、皮刻み・・・・、煮詰める事二時間。
柚子ジャムの出来上がりである。中型の深鍋に七分目。 大量のジャムの出来上がり。 冷蔵庫で一週間寝かして・・・・・。 今回の出来は「上」である。 これで当分朝食のトーストのお供が出来た。 これさえ出来ていれば、柚子味噌はお茶の子さいさいでできる。 茄子の焼き物に、豆腐田楽に・・・・・・冬本番の食卓を楽しくしてくれる。
私も我流でずっと柚味噌と柚マーマレードを作り続けています。今年の柚は不作で楽できました。自分で食べるよりも殆どがよそ様用です。
柚子のジャムなんて、ぜいたく品です。
小さな小さな瓶に入ってて、
ひと舐めか、ふた舐めでなくなる程度。
まず、こぶしほどの柚子が200円では買えませんし。