藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

芸能界も様変わり

2019-07-20 14:32:09 | 日記・エッセイ・コラム

 ここ十年、芸能界の胡散臭さが鼻に付いていたが、此のところ一気に変化し始めた感じがする。 ジャニーズの三人が独立したが、その三人にどれほどの力があるのか疑問がある気がする。 歌がうまい?、演技がずば抜けている?、・・・それがどうしたという感じだったが、今回のお笑い界の連中の、逆上せた行動が、倫理感を持たない、ただただ金目当ての行動だったことがすべて現れた気がする。 要するに居ても居無くてもよい連中だっただけだ。 むしろ、子供に対する倫理観の欠如した行動が減った分、良いのではなかろうか。 TVの画面で、いじめに近い発言や、行動を見るにつけ、このままではTVの文化は廃れる、という感じを持っていたが、これを機会に民間のお笑い番組は考え直すべきだろうと思う。 くだらないダジャレやギャグ。 ありもしない祭りを有るがごとく取材する番組や、やらせ。 民間番組のお粗末さはこのところ目に余っていただけに、いい薬になった気がする。  ジャニーズ事務所が力を持つことは当たり前のことだ。 そこが圧力を懸けることなど資本主義社会では当たり前のことだ。 それを打ち破る力がないということは、その芸人さんに力がないということに他ならない。 世の中、思い違いは多く存在する。 嘗て、美空ひばりに「広島嫌い」が存在した事を皆さんはご存じなかろう。 昭和30年代初頭、広島の公会堂公演が企画された。 800席が用意されたが、売れたチケットは一割にも満たなかったのだ。 そこで美空ひばりは、勘違いをしたのだ。 広島の人間は、私が嫌いなのだと。 それは大きな勘違いだったのだ。その後、美空ひばりは広島でコンサートを開くことはなかった。 原爆から復興の途上中の広島は、他都市では常識的な料金設定も、経済的に高く感じて誰も行きたくても行けなかったのだ。 田畑義男などは、福岡公演の帰り道、広島で途中下車して、場末の映画館で、バス代に毛が生えたくらいの料金で公演していた。 その心意気を広島人は感じて、「島育ち」の曲を発表した時、支援したことは有名な話なのだ。 灰田勝彦も、カープのどん底時代自分の飛行機で飛んできて、野球前の時間カープ支援の歌声を球場に・・・・。 そんな嘗ての芸能人の心意気が、此のところ感じられないのはなぜだろうか。 確かに慈善活動はなされているが、今一つインパクトがない。 ドラマがない。 


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