この処に立ち居いでたるは、深山 霞にて候う。これより妻のあかねのすすめにより、ブログなるものをはじめようと存ずる。
この文章を読まれて理解できる方は、石見神楽を相当に理解されておられる方と存ずる。
この造り酒屋は、益田道と浜田道の分岐点(三叉路)にあり安芸の銘酒の中でも一番と言われる旭鳳酒造。北へ向かえば益田道飯室路(みち)、東に行けば浜田道千代田路(みち)。安藝広島と石見浜田、益田、津和野は、この街道が本線でした。石見銀山街道は銀の道。石見街道は、文化と人の道また明治には軍事主要路線として早くから国道54号線、国道191号線として整備されました。大本営が広島に置かれ日本海と広島を結ぶ主要道として整備されたからです。
次回は、私が住まい致すこの可部を、今少し詳しく申し述べるといたそう。それではゆるりと、あばら家に向け、帰るといたそう。(石見神楽ならここで太鼓と笛で一舞いするところ。)