NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

幸福な食卓

2010-05-30 21:39:31 | 映画
イングランド戦
もう『新参者』どころじゃないですよ。
W杯が始まると、ドラマを観るのも疎かになりそうです

アホな話だけど、昨日観た「オーケストラ!」で今年100本目の映画鑑賞を達成しました。
今日からようやく3月に観た映画の感想を書けます。

「幸福な食卓」(2007年、日本映画)を観ました。
先日書いた「空中庭園」や去年観た「トウキョウソナタ」と同じく家族の崩壊とその再生を描いた映画です。
予告編もいい感じです。
予告編
やはりこういう映画は日本映画の良さが出ているから観ていて面白いし、主人公達の純情ぶりも観ていてほのぼのします。
そしてまたしても登場の勝地涼。
どんだけ僕の観る映画に出るんですか!という感じですが、最近本当にお気に入りの俳優です。
ミスチルの歌が流れるラストも非常に印象に残る映画です。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Kings will be kings/HELLOWEEN

チャイコフスキー

2010-05-30 10:03:53 | 音楽
俳優のデニス・ホッパーが亡くなりました。
Yahoo!ニュースでも余命僅かと報じられていたから、遂にこの時がきたかぁという感じです。
古くは「OK牧場の決闘」やジェームス・ディーンの「ジャイアンツ」に出演したり、ニューシネマの代表作「イージーライダー」を作ったりと、映画の黄金期・変革期に活躍した俳優だったので、残念です。
合掌です。

昨日は午前中はまったりしたあと、「オーケストラ!」という映画を観に行き、夜は友人と新宿で飲んでました。
まさに理想の一日。
ところで昨日観た「オーケストラ!」。
公開から1ヵ月以上経っているのにシネスイッチ銀座はほぼ満席でした。
時代の流れで指揮者をクビになった男が、旧友と偽の楽団を作ってフランスのシャトレ座で演奏を行うという話なんですが、この映画を観て改めて自分はチャイコフスキーが好きなんだぁと実感しました。
下記予告編でも流れ、この映画の核となる『ヴァイオリン協奏曲』は物凄く感動的です
この映画はとにかくいい意味で大げさで、そして観ていて気持ち良くなる映画なので、色々な人に観てもらいたいです。
予告編

チャイコフスキーはご存知ロシアを代表する作曲家。
僕がチャイコフスキーを意識し始めたのは中学一年生の時。
中学に入学したての頃、国語の教科書に「スカイハイツオーケストラ」という話が乗っていて、見知らぬ街に引っ越してきた少年が、夜の公園でチャイコフスキーの『くるみ割り人形』の“花のワルツ”を演奏すると言う幻想的な話だったのですが、どんな曲なのか気になったので、父にCDを借りて、「あぁ、この曲だったのかぁ」と感動したのを覚えています。
“花のワルツ”
個人的には一番有名なメロディよりは、静かな冒頭から段々盛り上がる過程が凄く好きで、今聴いても鳥肌が立つほどです。
そしてこの曲を聞くと不安でいっぱいだった中学一年の頃を思い出すから、その点でも“花のワルツ”は大変思い出深い作品です。
それから約4年後の長野オリンピックでもチャイコフスキーの音楽に感動する場面がありました。
スケートのペア銀メダリストのエレナ・ベレズナヤとアントン・シュハルリドゼが初日のショートプログラムで、チャイコフスキーの『白鳥の湖』の“情景”で踊っていて、スケールの大きな音楽にとてもマッチしていたものだから感動したのです。
それ以来、エレナ・ベレズナヤとアントン・シュハルリドゼを応援していた時期があって、彼らはソルトレークシティーで金メダルをを取ったから嬉しかったりもしました。
さらにこの長野オリンピックで上記ショートプログラムの数日後に映画を観に行ったら、ソフィー・マルソー主演の「アンナ・カレーニナ」の予告編でサー・ゲオルク・ショルティ指揮の“情景”が流れたものだから、個人的には物凄い偶然で、またまた感動したのでした

これだけ場面で感動させてくれる作曲家はそういないでしょう。
チャイコフスキーの曲でまだまだ知らない曲も多いので、色々聴いてチャイコフスキーに詳しくなろうと思いました。