NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

海を飛ぶ夢

2009-05-31 17:52:46 | 映画
今日は一日中部屋の掃除をしていました。
大学時代の教科書や、高校時代から買い続けているへヴィメタル雑誌『BURRN!』を数十冊捨てたりと、思い出の品が失われていくのが残念でなりません。
逆に黒沢明の死亡ニュースの新聞切り抜きや、大学入試の問題、「アメリカンビューティー」のちらし等お宝?も見つかり、嬉しい発見もありました。
引越しをするということは本当に大イベントですね。
まだまだ片付けなければならないものがいっぱいあるので、
引越しまでの約2週間でちょくちょく片付けようと考えています。

引越しの関係で金が飛んでいくため、しばらくは旅行に行くことができません
飛行機にも乗れません
というわけでYou Tubeの画像から至極の一品を載せます。
メキシコシティー国際空港は、空港敷地のすぐ隣まで住宅地があるから、
着陸も結構難しいのではないかと想像されます。
飛行機の着陸時は段々陸地が迫ってくるのが面白くて、観ていて飽きません

アカデミー賞外国語映画賞受賞作の「海を飛ぶ夢」を観ました。
主役はハビエル・バルデム。
全身麻痺の男が己の尊厳のために死を選ぶという話です。
僕はアホなんで、個人的にこの主人公の考え方(ちょっと哲学チック)には共感できない部分が多々あり、
「潜水服は蝶の夢を見る」の主人公のように最後まで生きた証を残そうとする生き方の方が自分には合っている気がしますね。
“生きることは権利なのかそれとも義務なのか。”
難しい命題で色々と考えさせられますが、支えてくれる人も周りにはいっぱいいるわけだから、上記命題は自分だけの問題ではない気もします。
そんなこと考えるから、人間って難しい生き物ですね。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Eagle fly free/HELLOWEEN

チーム・バチスタの栄光

2009-05-30 18:33:13 | 映画
今週後半は往査予定のはずが、急遽事務勤になり、
久々にのんびりと過ごすことができました。
繁忙期もほぼ終了です
繁忙期が明けて、仕事の後に映画に行くことの贅沢さと言ったらもうたまりません。
今週も水曜日に会社を定時に抜けて「ベルサイユの子」を観に行ったし。
6月も色々と楽しみな映画が公開されるので、観に行こうっと

先週お伝えした一人暮らしの話ですが、結局先週観に行った物件に決まりました~
で、今日は不動産屋で契約をして、その後冷蔵庫やベッドを買いに行ったから結構ヘトヘト。
金もやたら飛んでいくから、しばらくは節約人間になりそうです。
一人暮らしは楽しみなようで不安もいっぱいだから、複雑な気分です。。

まだまだ続く2バス普及活動。
HELLOWEENの異色ポップメタル“Rise and fall”
もう冒頭から2バスの魅力全開で、曲調も明るいから結構好きな曲ですね。
ドラムは29歳の若さで亡くなったインゴ・シュヴェヒテンバーグ
もう一つは同じくHELLOWEENの“Revelation”
ドラムはウリ・カッシュ様
作曲もウリ・カッシュ様
もうこの曲の2バスは神の領域です。
だって上記のリンクの冒頭では、2バスで曲のリズム刻んでいるんですよ
ギターソロの時のBPM220の2バス連打も驚異的です。
最初聴いた時は吹っ飛んだし、最近久しぶりに聴いてまた吹き飛んだのは言うまでもありません。
上記の2つの曲は、同じバンドの曲であるにも関わらず、2バスの雰囲気は全然異なります。
2バスにもドラマーによって様々な特徴があって興味深いものです。

「チーム・バチスタの栄光」を観ました。
原作を読まず、昨秋放送されていたドラマを観ただけだから何とも言えないのですが、ドラマの方が話が練られていて数倍面白かったです。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」もなんだか不安になるなぁ。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Deep unknown/STRATOVARIUS

キリング・フィールド

2009-05-26 20:16:43 | 映画
今日は久々に事務所で仕事でした。
事務所で作業していると、同期に久しぶりに会えるのが嬉しいです。
繁忙期も終わってこれから徐々に事務所での仕事が増えてくるから、
残りの仕事も頑張りたいですね。

自分は、給料日が来ると自分へのご褒美としてCDを一枚購入しています。
今日は帰りにSTRATOVARIUSの新譜を購入しました。
バンドのブレーンだったティモ・トルキがいなくてサウンド面で不安があったんですが、
試聴して中々の良作だったので買うことに。
9月には川崎で来日公演を行うから、今からしっかり予習しようと考えています

先日重松清の『トワイライト』を読み終えました
大人が少年・少女時代を回顧するというありふれたテーマの話ながら、
子供時代に描いていた夢と大人になった現実のギャップに苦悩する主人公たちには、年代が違うものの共感する部分も多く、あっという間に読み終えました。
タイトルがいいですね。

1970年代のカンボジアのクメール・ルージュによる大虐殺を描いた「キリング・フィールド」を観ました。
この映画は実話に基づいており、実際にクメール・ルージュに捕まって殺されそうになった経験を持つハイン・S・ニョールが、クメール・ルージュに捕まって悲惨な体験をするカンボジア人を演じていて、素人ながら(本職は医者)アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。
映画の内容は酷評されているみたいですが、
死体の山の様子やクメール・ルージュの実態等を観て、僕はこの映画の持つインパクト・映像の迫真性に心打たれました。
死体の山の中を必死に逃げるハイン・S・ニョールの自然な演技もやはり印象に残ります。
タイトルも凄いですね。
評価は満点の《》です。
ハイン・S・ニョールは、何年か前にアカデミー賞の亡くなった人を偲ぶコーナーで紹介されていて、調べてみたらなんと1996年に亡くなっていることが発覚!
つい最近だと思っていたから、13年も前だと知って驚いた次第です。

今日一番聴いた曲:Paid in full/SONATA ARCTICA

2009-05-24 16:14:07 | 映画
今日は一人暮らしをするための物件を探しに不動産屋に行って来ました。
結構たくさん条件を提示した中で該当する物件があったため、
見に行ったら一発で気に入りました。
こんなにすんなり決まるのもちょっと不安なんで、
もう少し別の物件を探してみようと考えています。

昨日2バスは速い曲に合うみたいな書き方をしましたが、
2バスはミドルテンポの曲でもその威力を発揮します。
僕がそれに気付かされたのは、DREAM THEATERの“Strange deja vu”を聴いてから。
この曲の2バスはもはや芸術的だと思いますし、47秒からの展開は僕の好きなドラムフレーズの一つでもあります。
やはり曲調に合った2バスはいいですね

映画「穴」を観ました。
高校生の男女4人が森の奥にある穴に閉じ込められてしまうという話です。
話が2転3転するものの、そこまでの恐怖心は感じず、
しかもラストもいまいちで、
若き日のキーラ・ナイトレイを観られた点だけが良かったです。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Another day/DREAM THEATER

ワイルドバンチ

2009-05-23 16:58:37 | 映画
今週もなんだかんだで疲れました。
繁忙期もあと一週間。
気を抜かず頑張るのみです!

今日は午後に映画(「天使と悪魔」)を観に行った以外は特に何もせず。。
「天使と悪魔」はコンクラベが描かれていて興味深かったですね。
感想は後日。
来週も映画に行きます

僕は2バスが好きです。
2バスは足でキックして音を出すバスドラムが2つあるセットのことで、
ハードロックやメタルで多用されています。
速くかつ見映えもいいということで僕も好きなんですが、
ツインペダルの普及で使っているドラマーも若干減っている気もしますし、2バスなんて邪道と言う意見もあります。
LED ZEPPELINのジョン・ボーナムも“Communication breakdowen"のビデオクリップで2バスドラムセットを使っていたものの、ベースのジョン・ポール・ジョーンズに「2バスなんか使って何様だ!」と注意されて1バスドラマーになったという逸話もあるぐらいですから、まあ状況に応じて2バスを使うのがいいのかもしれません。
かく言う自分も一番好きなドラマーはイアン・ペイス(DEEP PURPLE)で、彼は基本敵に1バスドラマーなので2バス信者を公言すると矛盾が生じている気もします。
僕はいつのまにか2バスドラムがすきになっていたわけですが、
今思うと、高校3年生の時にKISSの“Crazy crazy nights”のビデオクリップを観たのが大きいと思います。
91年に41歳の若さで亡くなったエリック・カーのドラムセットを斜め下から映すシーンが何度か登場して、そのバスドラムが斜めに広がっている様が壮観で、魅入ったのを覚えています。
よく観たら3バスドラムセットだし…。
これからもかっこいい2バスドラマーを探していきたいなぁと、
先日上記のビデオクリップを観て思った次第です。

サム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」を観ました。
これはまさに男の映画です。
ウィリアム・ホールデンとアーネスト・ボーグナイン、エドモンド・オブライアンというオスカー俳優に加え、ウォーレン・オーツ、ロバート・ライアンと渋い俳優を揃えています。
西部劇ぽいんだけど、舞台は20世紀初頭のテキサス。
壮絶な銃撃戦にスローモーション撮影も効果的に使われていて、
血なまぐさい映画でもあります。
まだ古き良きハリウッドの雰囲気が残っているところが嬉しいところです。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Fade to black/METALLICA

ラストキングオブスコットランド

2009-05-17 14:48:28 | 映画
今日は午前に映画(「ミルク」)を観に行って今に至ります。
最近は毎週映画を観に行ってる気がします(先週は「グラントリノ」に行きました)。
来週も映画を観に行く予定だし…。
今日予告編を観て「ディアドクター」と「真夏の夜の夢」も観たいと思ったし、
これから「重力ピエロ」、「ターミネーター4」や「それでも恋するバルセロナ」も公開されるから、夏も映画館に通う日々が続きそうです。

「スラムドッグ$ミリオネア」は、観終わったときはしっくりこなかったけど、
今思うといい映画だったなぁと思います。
アカデミー賞を受賞した主題歌も改めて聴くと映画に非常にマッチしていますね。
『AERA』で藤原帰一さんが、「スラムドッグ$ミリオネア」を“人々の記憶から忘れ去られるオスカー受賞映画”と評していたけど、生き抜くことの大切さを教えてくれる映画だし、ラストのアレもいい意味でインド映画らしく、こう言った娯楽性に富んだ映画がアカデミー賞を受賞することもいいことだなぁと感じています。
詳しくは感想を書く後日にとっておきます。

「ラストキングオブスコットランド」を観ました。
フォレスト・ウィテカーがウガンダの独裁者アミンを演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画です。
ウガンダにやってきた若きスコットランド人医師の目を通して、
アミン政権を描いています。
そこまで残虐なシーンはないものの、
フォレスト・ウィテカーの存在感ある演技が不気味です。
極端に描くのではなく、ジワジワ恐怖が出てくる演出・脚本はさすがです。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:False news travel fast/SONATA ARCTICA

007/慰めの報酬

2009-05-16 19:37:27 | 映画
繁忙期も残り2週間で落ち着く感じです。
頑張ります

最近「アマデウス」に変わって自分のベスト10映画に格上げした「ラストエンペラー」のエンドクレジットの動画を発見。
このテーマ曲はいつ聴いても痺れます。
そして北京に行きたくなります!
メタルのみではなく時には映画音楽を聴くと心が洗われる気がしますね

「007/慰めの報酬」を観ました。
前作「007/カジノロワイヤル」からの続編ということで、
ちょっと話がダークになっています。
と言ってもアクションにそこまで切れがあるわけでもなく、
話も中途半端な印象を受けました。
ダニエル・クレイグのボンド像も自分の中では崩れつつあります。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:March of time/HELLOWEEN

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

2009-05-10 19:40:41 | 映画
『BURRN!』今月号を読んだところ、
STATOVARIUSが9月に来日するではないですか
9月は時期的に忙しくないと思うので、
これは行くしかないですね
でもティモ・トルキがいないのは淋しい気もします。

先日“世界遺産検定”の本を購入しました。
パラーッと読んでみても、自分の知らない情報ばかりで、ちょっと興奮します。
世界史の勉強にもなるし、
旅行の指針にもなるしで、
世界遺産を勉強することは意義あることだと改めて思いました。
個人的に気になるのが今年7月の世界遺産委員会。
なんと東京上野にある国立西洋美術館本館が審議の対象になっているんです。
去年平泉が登録されなかったから、今年こそ是非日本国内の建築物が登録されて欲しいと思います。
もっとも、国立西洋美術館本館は、フランスで活躍した建築家ル・コルビュジエの作品で、フランスが申請国の中心だから、位置づけは微妙かもしれません。

「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を観ました。
いやぁ、久々にダメ映画を観ました。
作ってる意図がまったく摑めず、
話もつまらず、短いわりに長く感じるからもうお手上げ。
見所なし。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Hunting high and low/STRATOVARIUS

ナショナルトレジャー/リンカーン暗殺者の日記

2009-05-09 11:06:36 | 映画
久々の土曜日
でもまだ繁忙期は終わっていないので気が抜けません。

先日、ようやく定額給付金が手元に届きました。
不労所得とはいえ、こんなこと滅多にあるわけではないから、
使うのが勿体無い気もします。
うーん、何に使おうか。。

『新宿鮫/無間人形』を読み終えました
“新宿鮫”シリーズ4作目にして、直木賞受賞作でもあります。
地方財閥の暗躍と覚せい剤と、今作も話が練られていて中々楽しめました。
2作目と3作目が少しやりすぎなきがしたから、オーソドックスな路線に戻って一安心です。
次は何を読もうかな~
図書館にGO!です。

「ナショナルトレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を観ました。
ニコラス・ケイジ演じる主人公の先祖が、リンカーン暗殺に関連しているという情報が出回ったことから、先祖の汚名を晴らすために手がかりを探すと言ったストーリーです。
歴代大統領しか書けないノートや、机に隠された仕掛けなど、
都会アドベンチャー映画としては工夫もされていた気がします。
それにしても俳優が豪華だったな。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Eagle fly free/HELLOWEEN

メトロポリス

2009-05-04 19:47:00 | 映画
珍しく一日2件投稿。

今回も先日の「ターミネーター」に引き続き自分の好きな映画紹介。
今日紹介するのは、僕のベスト10にも入っている「メトロポリス」という映画です。
1926年ドイツ映画。
映画がトーキーになる前のサイレント映画。
監督はドイツを代表する巨匠フリッツ・ラング、主役はドイツを代表する俳優ブリギッテ・ヘルムとグスタフ・フレーリッヒ。
中学3年生の時にこの映画を観たのでですが、もうこの映画を観た時の衝撃は忘れられません。
なんたって21世紀の未来を描いたあの特撮・美術セットが圧巻で、
超高層ビルが乱立し、飛行機が飛び交い、道路では車が間断なく往来するシーンは、
サイレントの時期によくもこれほど見事な映画を作ったなぁと感激しました。
話は、機械文明が発達した21世紀を舞台に、大都市メトロポリスの地上は上級階層が、地下の工場では労働者が酷使される中で、上級階層の息子と労働者階級の娘が出会ったことから事態が思わぬ方向に向います。
映画のオープニングシーンを観ると、労働者の機械的な動きがよく分かります。
この映画の想像力に、あのヒトラーも感激し、フリッツ・ラングにナチスのプロパガンダ映画を作らせようとしたのは有名な話で、それを知ったフリッツ・ラングは祖国ドイツを離れ、パリに亡命するのでした。
で、ある時QUEENのミュージックビデオを観ていたら、
名曲“Radio ga ga”のプロモにこの「メトロポリス」の特撮映像や労働者の様子が使われていてビックリ。
このPVは、「メトロポリス」の世界をQUEENのメンバーが車で移動したりしている点で映像をうまく取り込んでいて、僕の好きなプロモの一つとなりました
うーん、当時の人はこの映画を観てびびったでしょうね。
ロン・チャニーの「オペラ座の怪人」、ダグラス・フェアバンクスの「三銃士」とともに僕をサイレント映画好きにした点でも意義深い映画です。
サイレントだからと言って敬遠せず、一度は皆さんに観て欲しい映画です。

今日一番聴いた曲:Traveler in time/BLIND GUARDIAN