喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

カミナツキ・ハツヒ(西暦2019.10.28)

2019-10-28 18:56:30 | こよみ
 
冬を知らせる新月。
夜空の星々も輝きを増してゆきます。
ミの守りです。
『カミナツキ(立冬頃の新月・旧暦十月一日・西暦二〇一九年十月二十八日)より、
シモツキナカ(冬至頃の満月・旧暦十一月十五日・西暦二〇一九年十二月十一日)。』

ひと雨ごとに風は冷たくなり、いよいよメカミが揃い極まる(四冷)冬の到来。
日毎に夜が長くなり、満月頃にはメ(冷)が満ち満ちて地表を覆い尽くします。
シモツキに入ると、木枯らしが落葉を巻きあげ、冬の至りへと向かいます。





「み」カミカタチ(文字形)
かたちカセもつ ミモトカミ トシウチニナスコトのアヤ
冷たいカセ(風・冷たく降りるなどイ母韻)の吹き下りる中、
ヲカミの一温は(マ行父音)地面(横線)の下に籠るカタチです。


【カミナツキ:旧暦十月・西暦2019.10.28~)】





みはきさにすむ          
そのめふり をかみしりぞく   
はつしくれ やゝめもみちて    
なかころは をのかみつきて    
かみなづき
    トシウチニナスコトのアヤ



ミの守りは、真夜中の天の川がキサ(東南)を照らします。
メカミが揃い極まり(四全冷・太陰)、ヲのカミ(温の働き)尽きて、カミナツキ。
カミナツキとは、ヲ(温)のかみ(カミ・為し及ぼす力)の尽きる、無くなる月の意です。
冷たい「シ」(為し行く力)「クレ」(暮れる)が降ります。
「時雨」、漢字からは読み解けない意が秘められています。
ヰネ(五根)ナナミチ(七満)、、ネ(根)を構築する季節に入りました!

月の巡りと日の巡りの差が少しずつ離れてきました。
カミナツキ新月(西暦2019.10.28)は、立冬(同11.8)よりかなり先に訪れました。
来年ウツキ(四月)に調整のためのウリフツキ(閏月)が挿入されますが、
それまでのあいだ、月の巡りが加速したかのように、季節の水先案内をはじめます。





『縄文カレンダー』西暦2020年度版 
  トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~

2019年12月12日から2020年12月29日
*閏ウツキの十三月の巡りです。

縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁の冊子形で、携帯にも便利です。
日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2020年度版は、
一冊千五百円でお分けしています。※送料別途。※十冊以上は千円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445

参考文献・参照資料
◎ヲシテ文献の世界へようこそ:日本ヲシテ研究所
「ヲシテ文献・大意」http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院
◎ホツマツタヱ勉強会(いせの会)池田満先生講義資料。
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。
◎編集:冨山喜子 Yoshico1018@yahoo.co.jp
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445
※複写を禁ず。



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神嘗祭

2019-10-02 16:36:05 | こよみ
ナカツキ十六・十七日(旧暦九月十六・十七日・神嘗祭・西暦十月十六・十七日)


「神嘗祭」
宮中祭祀の大祭で、天照大神にその年の初穂を奉納する儀式、
五穀豊穣の感謝祭にあたります。
神嘗祭は明治六年の太陽暦改暦以前は旧暦九月十七日でした。
改暦後、西暦の九月十七日に実施となりましたが、稲穂の生育が不十分な時期であるため、
明治十二年以降は月遅れとして十月十七日に実施されています。
神嘗祭は神宮の正月ともいわれ、式年遷宮後最初の神嘗祭を「大神嘗祭」と呼び、
伊勢の民衆は奉祝の行事を行います。









ホツマツタヱの三十六アヤに、
「イクメ(垂仁天皇)二十六年九月十六日、イセのウチミヤ(神宮内宮)に
アマテルカミのミタマのお遷し(祭祀ヤマトヒメ)が執り行われ、
同十七日夜にミタケハシラ(真の御柱・スヘラギ(天皇)の身長)を納め祭りました。」
とあります。
神嘗祭はアマテルカミのイセミヤお遷しの奉祝行事がその源にあります。
 ※以下ヤマトヒメカミシヅムアヤ(ホツマツタヱ三十六アヤ)より抜粋。


ミトセのち トヨスキよはひ   
モゝミつで みつえならすと   
みならわせ かねてねかえば   
このたびは ヨシコおうちの   
ヲミコとし みたまげかつぎ   
イヰノより イソヘにうつし   
しつめます
           

トヨスキヒメはモモミツ(百三歳)のご高齢で、
ウチ(アマテルカミのウチミヤ)のヲミコ(ミツエシロ)を
三年の見習いを果たした「ヤマトヒメ・ヨシコ」に任せることになりました。
ヤマトヒメはミタマゲを担いで、イヰノ(飯野、タカミヤ、神山神社)から
イソヘ(イソミヤ磯神社・伊勢市磯町、あるいは、
伊蘇上神社・多気郡多気町大字相可?)にお遷しして鎮め祭ります。


よきみやところ       
サにありと わかごおやれば   
ゐすずがわ フモヤヨロほの   
サルタヒコ わかごにいわく   
われむかし カミのたまもの   
サコクシロ ウヂミヤにいれ   
アラミタマ ヤヨロほまちし


「良きミヤトコロ、サ(南)にあり。」との噂が伝わってきましたので、
ワカコを遣わしたところ、ヰススカワ(五十鈴川)に至りますと、
フモヤヨロホ(二百八万歳)のサルタヒコがワカコに告げます。

「われ昔、カミ(アマテルカミ)からの賜り物を
サコクシロのウチミヤ(アマテルカミの晩年のご座所、伊勢・内宮)に入れ、
アラミタマ、ヤヨロホ(八万年)待ちました。」


カンタカラ あまつひつぎの   
サカホコギ うつくしきすず   
ワイキタチ カゝンノンテン   
ときまちて ミチあらわせと   
おぼろげの ものならすかれ   
こにもゑず そのぬしおまつ   
これさづけ ナカタうまれの   
ツチギミは もとにかえらん   
もちかえり つげよとてさる
   

「カンタカラは、「アマツヒツキのサカホコギ」、「ウツクシキ・スス」、
「ワイキ・タチ」(ツルギ)の三種です。
アマテルカミよりの申し渡しです。

『カカン・ノン・テン、時待ちてミチ表せ』
簡単ではないことですから、コニモヱズ(亡くなることを得ず)して、
お渡しするべきヌシを待っておりました。」
 ※アマテルカミのご遺詔はホツマツタヱ二十八アヤ。

サルタヒコはワカコにミクサのカンタカラを渡し、さらに伝えます。
「ナカタ(滋賀県高島郡内)産まれのツチキミ(へりくだった言い方)は、
モトに帰らん。このカンタカラを持ち帰り、そのように告げよ。」
と言って去る、サルタヒコでした。


おゝわかご かえりもふせば   
ヤマトヒメ ウヂにいたりて   
みていわく これかんかぜの   
イセノミヤ ミクサはまつる   
みなもとゝ いやまひかえす   
アグライシ

            
父のオオワカコは、戻って報告します。
ヤマトヒメは早速にウヂ(内宮の場所)に至り、見て仰いました。
「これは、かんかせ(カンカセ)のイセノミヤです。
ミクサは祭るミナモト、イヤマヒ(尊敬)をかえすアマテルカミご存命時代の「アクライシ」もあります。」


オゝハタヌシと        
ヤソともに ヰソすゝはらの  
くさからせ おちこちやまの  
きおきらせ もとすえもとし  
まなかもて おゝみやはしら  
しきたてゝ チギタカしりて  
ミヤなれは ミカドにもふし  
ミコトノリ
          

ヤマトヒメは、ウチのミヤ(内宮)の場所をここに定められました。
オオハタヌシや随身のヤソ(八十)人の人たちに、
ヰソススハラのクサ(草)を刈らせ、オチコチ(近遠)ヤマの木を伐らせます。

木材のモト(元)、スエ(末)、モトシ(逆にして)、マナカをもちて、
オオミヤハシラを敷き立てます。

チギ(千木)は、タカ(日の出と日の入・東西・春秋)をシ(為し)りて、
ミヤが成り、ミカド(皇居)のイクメのキミに報告します。
イクメのキミのミコトノリです。


ミカサのをとゝ         
いわひぬし ワタラヒトミは   
カンヌシに アヘタケヌガお   
みかわりと ワニクニフクお    
うちかわり モノベトチネお   
みうえから タケヒアサトお   
みこかわり おのおのもふて
   

『ミカサのヲトト(ミカサ・カシマ)をイワイヌシとします。
ワタラヒトミ(渡会臣)はカンヌシに、アヘ・タケヌガをミカワリ(天皇代理)に、
ワニ・クニフクをウチカワリ(皇后の代理)に任じます。
モノヘ・トチネをミウエカラ(皇太后代理)に、
タケヒ・アサトをミコカワリ(皇太子代理)に任じます。
各々、詣でてください。』


フソムほの ナつきソムのか   
ヲヲンカミ ヰソスゝかわの   
サコクシロ ウヂにわたまし   
ソナかのよ ミタケハシラお   
をさめしむ これスヘラギの   
みつからの たけのみやこに   
ソロいのり あめかせのふし   
ほとよくて ゆたかになれと   
ふしやすみ いやまひもふす   
みめくみや
 
          

イクメ(垂仁天皇)フソム(二十六)年、ナツキソムノカ(九月十六日)、
ヲヲンカミ(アマテルカミ)のお遷しが執り行われます。

五十本目のマサカキの樹が自ずと生えたヰソススカワの
サコクシロのウチのミヤ(伊勢神宮・内宮)にわたましが行われ、
ソナカ(九月十七日)の夜にミタケハシラ(真の御柱)を納め祭りました。

ミタケハシラとは、スヘラギ(天皇陛下)のおん親(みず)からの
タケ(身長)を測り写して作るものです。
それは、ミヤコ(皇居)にて、ソロ(田畑の作物)の順調なる成長を祈り、
雨風、ノフシ(台風)の程が良くて豊かになれと臥して澄みイヤマヒ(敬い)て
ノト(祝詞、祈りの言葉)を申す、御恵みに通じるのです。


カミもよろこび         
つげいわく むかしわがすむ   
サコクシロ しきなみよする   
イセノミヤ ながくしつまり   
まもるべし トヨケノカミと   
モロともぞ ヤマトヒメより   
これおつぐ キミよろこびて   
にぎてなし トヨケノカミえ   
サオシカは ミワノミケモチ   
いわひとは たにはミチウシ   

カミ(アマテルカミ)も、お喜びにて告げて仰います。

『昔わが住むサコクシロのシキナミよするイセのミヤ、
長くしつまり守るべし。トヨケノカミともろ共ぞ。』

ヤマトヒメよりイクメのキミへ言上いたしました。
イクメのキミは喜ばれて、
早速トヨケカミの鎮まりますアメノマナヰ(京丹後市、此沼真名井神社)に
ニキテを持ちて、サオシカ(勅使)を派遣なさいます。
トヨケのカミを伊勢にお遷し申し上げるためのサオシカには、
ミワのミケモチを、イワヒト(祝い人)はタニハ・ミチウシが任ぜられました。


クニヌシの カミのおしえは   
ヲヲンカミ つぎおおほして   
イセノミチ ヤモひとくさお   
いけめぐむ かれかつをヤぎ   
チギのうち そくはウチミヤ   
うちかろく ヤタミゆたかに
   

ヲヲンカミ(アマテルカミ)は、継ぎ(世継ぎ子を得ること)を願われて、
「イセのミチ」(夫婦円満の極意)をお説きになりました。

ヤモヒトクサ(全国民)を活かして恵むものですから、
カツヲキはヤキ(八本)です。

チギのウチ(内)をそぐのはウチミヤ(内宮)です。
ウチ(内)を軽くして、タミを豊かにとの願いの表しです。


またトヨケ サカホコのノリ   
アメのほし コくらあらわし   
カツヲコギ チギはトをそぐ   
かれトミヤ ウチあつくいづ   
タミのちゝ おそれみちえよ   
ウチミヤは キミはゝのこお   
めくむノリかな
 
        

トヨケカミは、「サカホコのノリ」を強調なさいました。
アメのホシ「コクラ」(九星・中心とトホカミヱヒタメ)を表す、
カツヲキはコギ(九本)です。

チギはト(外)をそぐので、トミヤ(外宮)です。
ウチを篤く「いつ」(イツ・心を尽す)のタミのチチ(国民全体の父親)の役割です。

畏れ、ミチを学び得るようにしなさい。
ウチミヤ(内宮)は、母親が子供を恵み愛しむような、
キミ(天皇陛下)が国民を愛しみ恵むノリ(定め・役割・精神)なのです。


参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

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10月*『縄文カレンダー』ワーックショップのお知らせ(10/19現在)

2019-10-01 19:15:33 | ほつまことほぎ勉強会のお知らせ
晩秋!
日の暮れるのがますます早く感じられるようになりました。
残暑も秋晴れな雰囲気です。

10月より伊勢志摩では、伊勢海老の網漁が解禁になります!
連日スズナリの伊勢海老が上がり、地元では10月がお安くて食べ時です。
食欲の秋全開です!










この度の台風15号・17号・19号は全国各地に甚大な被害をもたらしました。
犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
被災された方々の少しでも心休まる日が一刻も早く訪れますように、
一日も早く日常を取り戻せますように。

※縄文カレンダー2019版
こちらでWSの予定を一覧でご案内しています。
決まりましたら随時アップしていきます。
出張ワークショップご希望の方はメッセージにて
お問合せください。
yoshico1018@yahoo.co.jp

※縄文カレンダー2020年度版は11月上旬完成予定です。
 ご予約承ります。
 ご希望の方は、送り先のご住所・お名前・希望冊数を
 メールにてお知らせください。
 完成次第発送させていただきます。
 yoshico1018@yahoo.co.jp
 どうぞよろしくお願いいたします。 






『縄文カレンダー』ワークショップ◎10月・11月の予定(10/19現在)
【飯能・大阪・志摩・前橋・新宿】




縄文カレンダー☆トホカミヱヒタメ暦
古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」、
縄文カレンダーを通して、古代ヒノモトの叡智をご紹介します。

漢字伝来以前の日本独自のヲシテ文字は一音韻一文字、
「見えないエネルギーの性質や働き」を表しています。
「ヲシテ48文字」の解説や、楽しく覚えるアワウタも伝授いたします。

宗教以前、、縄文日本人の祭祀とは、、。
「すべては大宇宙の理(ことわり)の内にある。」
縄文日本の宇宙観や季節感の概念を紐解きながら、
日本のルーツを展開します。
ヒノモト縄文、ぜひご体感ください♡

~~~~~◎~~~~~◎~~~~~◎~~~~~

◆10月10日(木) 【神奈川】あざみ野
『縄文・ほつまことほぎ』WS ⑥15アヤ
◎場所:アートフォーラムあざみ野1Fコミュニティースペース
◎13:30時~16:30時
◎参加費:2500/ テキスト⑥別途1000/
◎お問合せ先、申込先:UNITY 中村光穂 ✉info@unity15.com
https://www.facebook.com/events/700097113786502/


◆10月15日(火) 【東京】新宿成子天神
『縄文カレンダー勉強会』 13時〜15時
◎場所 : 成子天神社 東京都新宿区西新宿8-14-10
◎参加費:2000/ 
https://www.facebook.com/events/581830842352627/


◆10月24日(木) 【埼玉】飯能市
◎12時半~15時半
◎場所:名栗の杜 埼玉県飯能市上名栗571
◎ホツマツタヱの1~3アヤ 古代の叡知への誘い 4回連続講座・第4回
◎参加費:2000/ 
※カレンダー別途1000/・テキスト全四回(1-3アヤ)別途1000/
 お持ちの方はご持参下さい。
https://www.facebook.com/events/2451635501616623/


◆10月29日(火) 【大阪】北区チャクラ
『縄文カレンダー・ほつまことほぎ』
昼の部:Open:14:00 Start:15:00~⑤13アヤ
夜の部:Open:18:00 Start:19:00~⑨24アヤ
◎場所:チャクラ ☎06-6361-2624
◎参加費:1500/(1ドリンク付) 
     ※テキスト⑤⑨各別途1000/
     ※縄文カレンダー2019別途1000/
https://www.facebook.com/events/468549067204886/


◆11月6日(水) 【志摩】南張
『ホツマなんばり勉強会』第50回 18:30~ 
◎場所:志摩市浜島町南張73
◎会費:1500/ 
◎内容:神嘗祭、大嘗祭のお話。
    大嘗祭はトヨケカミの創始されたオオナメコトに源があります。
https://www.facebook.com/events/976473862687386/


◆11月20日(水) 【群馬】前橋市
『縄文カレンダー・ほつまことほぎ』⑤14アヤ 
◎12時~15時
◎場所:前橋市内(参加者に別途ご連絡します)
◎参加費:2000/ テキスト別途1000/ カレンダー別途1000/
◎ご予約・お問合:西嶋友理 メール:event.yuri@gmail.com
https://www.facebook.com/events/2964915610189250/


◆11月日(未定) 【神奈川】あざみ野
『縄文・ほつまことほぎ』WS ⑥15アヤ
◎場所:アートフォーラムあざみ野1Fコミュニティースペース
◎13:30時~16:30時
◎参加費:2500/ テキスト⑥別途1000/
◎お問合せ先、申込先:UNITY 中村光穂 ✉info@unity15.com


◆12月24日(火) 【東京】新宿成子天神
『縄文カレンダー勉強会』 13時〜15時
◎場所 : 成子天神社 東京都新宿区西新宿8-14-10
◎参加費:2000/ 
https://www.facebook.com/events/972658486404278/

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晩秋【ナカツキ:旧暦九月新月・西暦2019.9.29】

2019-10-01 15:24:05 | こよみ
朝晩はひんやりするほど涼しくなりました。
昼間の残暑が秋晴れに♡やっと秋らしくなったように感じられますね。
秋のつるべ落とし、季節は晩秋、収穫の時を迎えます。








ナカツキ:旧暦九月新月・西暦二〇一九年九月二九日





なづきみつぎの
ここなさき をほとしきくの
ちりわたこ ささげてまつる
くりみさけ
  トシウチニナスコトのアヤ



ナカツキの名称は、「秋に成りゆく」意を秘めます。
 ナ・成る・熟成など 
 カ・つながる・来たる・秋・赤・西・秋など 
まさに「収穫」の季節の意でもあります。
「長月」では読み取れないヲシテの真骨頂です。
野山には収穫の時期を告げるココナ(菊)の花が秋風に咲き揺れます。


カサネココ【ナカツキ九日(旧暦九月九日・西暦二〇一九年十月七日)】


ながつきは おおとしつげる
ここのみは かさねここくり   
ひとよみき 
 ミカサフミナメコトのアヤ


九月九日、現代では、「重陽の節句」と呼ばれてお祝いされていますが、
縄文日本でも、九(ココノツ)が重なる「カサネココ」としてお祭りしていました。

コ(固まる・安定してつなぐなど)のイメージから「結実・収穫」が感じとれます。
清々しさを感じる季節、ココナ(菊)の花が咲き、オオトシ(収穫)の時を告げます。
ココのミハ(キクノチリワタコ)とは、
ココナ(菊・実りの季節を告げるハナ)の香りを焚きしめた温かい衣服のこと。
コタネ(子種・赤ん坊)の成長過程においても、九ヶ月目は目鼻形や声が備わる時期、
芳しい香りに包まれて、より良い結実を祈ります。
捧げて祭る「クリミザケ」。栗実酒?とはどんなお酒だったのでしょうか?







ヲカマツリ【ナカツキコモチツキ(旧暦九月十三日頃・小望月・西暦二〇一九年十月十ニ日)】





もちまえまつる         
ほがらつき まめやかうたゑ   
かみおとり
  トシウチニナスコトのアヤ


こもちつきには
まめおそふ もちよりさむる
をかまつり
  ミカサフミナメコトのアヤ


夜空が冴えわたる星空の美しい時節となりました。
季節は晩秋、満月を過ぎると冬はもうすぐそこです。
小望月にはマメ(豆)をお供えします。
 マ:まさに・まとまりくるなど 
 メ:メカミ・冷、
冬に備える意が込められています。
ホガラツキにカミオトリ(先祖のおかげを偲ぶ古い時代の歌踊り・ナガタ・ナガサキ)して、
 ヲ:ヲカミ・温
 カ:光・輝き・つながる・一温柱など、を祭ります。






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