喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

栗名月・ヲカマツリ(旧暦9月14日:2023.10.28)

2023-10-26 23:16:50 | ナメコト(行事)
晩秋のコモチツキ(小望月)
刻々と色を変えてゆく空に浮かぶ栗名月♡
冬の気配も感じられますね








もちまえまつる         
ほがらつき まめやかうたゑ   
かみおとり かたちあかるき  
かもとかみ
   トシウチニナスコトのアヤ



こもちつきには
まめおそふ もちよりさむる
をかまつり まとかのなかの 
みはしらは かのかみかたち
 ミカサフミナメコトのアヤ



◎ヲカマツリ:旧暦9月14日頃(小望月・栗名月・十三夜)
小望月には、マメをお供えします。
(まさに・まとまりくる)・(メカミ・冷)、
冬ヘの備え、注意喚起の意が込められています。

カミオトリとは、祖先を偲んでの古い時代の踊り、
ホカラツキにマメヤカを歌い、
(温・太陽の恵み)・(光・輝き)を祭ります。
季節は晩秋、満月を過ぎると冬はもうすぐそこです。


◎神嘗祭:旧暦9月16日(イクメ(垂仁)26年9月16日)
神嘗祭は明治6年の太陽暦改暦以前は旧暦9月17日でした。
改暦後、西暦の9月17日に実施となりましたが、
稲穂の生育が不十分な時期であるため、
明治12年以降は月遅れとして10月17日に実施されています。

神嘗祭は神宮の正月ともいわれ、式年遷宮後最初の神嘗祭を「大神嘗祭」と呼び、
伊勢の民衆は奉祝の行事を行います。

ホツマツタヱ「ヤマトヒメカミシヅムアヤ」の記述には、
イクメ26年9月16日、アマテルカミのお遷しが執り行われたとあります。
ヰソススカワのサコクシロのウチのミヤ(五十鈴川の神宮内宮)にわたましが行われ、
17日の夜にミタケハシラ(真の御柱・スヘラギ(天皇)の身長)を納め祭りました。

神嘗祭は、アマテルカミのイセミヤお遷しの奉祝行事がその源にあったのではないかと考えられます。





風が冷たく感じるようになりました。
志摩ではイセエビ漁の季節です♪





参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

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ナカツキ新月✨縄文のククリはカサネ・ココ

2023-10-14 01:10:58 | ナメコト(行事)
中秋の名月から早半月、
月の巡りはナカツキ(旧暦9月)新月、
晩秋を知らせています。
寒いくらいの日もあり、すっかり秋めいてきました♡
日に日に日暮れが早くなる秋の夜長の始まりです。

旧暦9月9日は、九つが重なるカサネ・ココ!
この呼称がなんとも可愛いですね♡

🔵ナカツキ:旧暦九月・西暦2023.10.15~

なづきみつぎの
ここなさき をほとしきくの
ちりわたこ ささげてまつる
くりみさけ
 トシウチニナスコトのアヤ


ナカツキの名称は、漢字では長月ですが、ヲシテ文字で表すと、
 ナ:成る・熟成など 
 カ:つながる・来たる・秋・赤・西・秋など 
まさに「秋」。
野山には収穫の時期を告げるココナ(菊)の花が秋風に咲き揺れます。







🌓カサネココ【旧暦9月9日・西暦2023.10.23】

ながつきは おおとしつげる
ここのみは かさねここくり   
ひとよみき
   ミカサフミナメコトのアヤ


九月九日、「重陽の節句」とか、「ククリ」としてお祝いしています。
古代日本では、九(ココノツ)が重なる「カサネココ」としてお祭りしていました。
 コ:固まる・安定してつなぐなど 
のイメージから「結実・収穫」が感じとれます。
清々しさを感じる季節、ココナ(菊)の花が咲き、オオトシ(収穫)の時を告げます。

ココのミハ(キクノチリワタコ)とは、
ココナ(菊・実りの季節を告げるハナ)の香りを焚きしめた温かい衣服のこと。

また、コタネ(子種・赤ん坊)の成長過程においても、
九ヶ月目は目鼻形や声が備わる時期。
芳しい香りに包まれて、より良い結実を祈ります。

栗の季節💛捧げて祭る「クリミザケ」。
栗実酒?栗見酒?
どんなお酒だったのでしょうか?

参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2022版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。




縄文カレンダー2024版完成です!
詳細は↓
https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/d5f8f545b03ce3fb6d561e0cccf91703






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『縄文カレンダー』2024年度版🌟出来ました!

2023-10-14 00:35:40 | こよみ
『縄文カレンダー』西暦2024年度版✨
 おかげさまで、縄文カレンダーも九年目を迎えました!
 心より感謝申し上げます。



トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 2024年度版は、
 2023年12月27日(旧暦シモツキナカ・冬至満月)より始まります。

『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や季節の過ごし方、
祭りの謂れなどについて紐解きます。 

グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、
現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。









※ブログとyoutubeチャンネルのQRコードも掲載しました!


縄文カレンダー2024年度版!
9年目を迎え、
念願だったヲシテ特殊文字もバッチリ反映できました。
表紙と同じデザインでポストカードも作りました。
2024年度版ヒノキのコースターも完成です!
ご活用いただければ幸いです。
ご予約承ります。


ポストカード


パワープレート

郵送にて発送いたします。
ご希望の際は、
お送り先のご住所、氏名、希望冊数を明記の上、
メールにてお知らせください。
送料は冊数等により変わりますので、
折り返し送料込代金と振込先をご案内いたします。

mail:yoshico1018@yahoo.co.jp

*縄文カレンダー2024年度版
 ・1冊1500円
 ・10冊10000円
*ポストカード(竹紙・新バフン紙の2種組合せ自由)
 ・5枚300円
 ・10枚500円
*パワープレート(ヒノキのコースター)
 ・1枚1000円
※送料別途
どうぞよろしくお願いいたします!


古来日本では、
「ヒトはアメミヲヤのワケミタマであり、アモトはタマの還る場所」として、
季節の節々に先祖のミタマに感謝を捧げ、お祭りを行っていました。

『縄文カレンダー』を通して、偉大なる縄文の息吹をご体感ください。

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