喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

中秋の名月(旧暦8月15日・西暦2023.9.29 18:58)

2023-09-29 00:48:38 | ナメコト(行事)
中秋の十五夜お月さま
古代縄文の先人たちも、この月を愛でていました。


【ハツキナカ:旧暦八月中】


かはにしそらの
をあけかみ はづきなかより
みめのとぐ にたこもちづき
ゐもはづき
  トシウチニナスコトのアヤ


西の夜空に天の川が架かります。
カのカミの守りです。
ヲアケカミとは天空の一光(ヲカミ・温1)を守るカミ。
ハツキナカよりミメカミ(メカミ・冷3)の涼やかさに空気も研がれます。
ミメノトグとは、ヲシテ文字から読み解くと、
「ミメカミの勢力が集まり来る!」イメージでもあります。
急に日暮れが早まった感が強まる頃。
つるべ落としの始まりです。


ニタコモチツキ【ハツキモチ(旧暦8月十五夜・西暦2023.9.29】

かのなめは あのあかりもる
ほつきなか みめにとぐつき
いものこの さわおいあいて
  ミカサフミ・ナメコトのアヤ


ニタコモチツキ(中秋満月)。
ミメカミ(メカミ冷3:ヲカミ温1)のとぐ、清々しく涼やかな夜空に美しく輝きます。
 :赤・秋・夕陽・西など 
 ・集める・足すなど 
 ・固まる・強まるなど
お供えはイモ(サトイモ)。
イモのコが沢山付いてくる事から実りの象徴としてお祝いします。
中秋の名月(十五夜・望)より秋もいよいよ深まりゆきます。




季節は秋の至りを迎え、の守りに入ります。
『ハツキナカ(秋分頃の満月・旧暦8月15日・西暦2023.9.29)より、
 ナカツキスヱ(立冬頃の晦日月・旧暦9月29日・西暦2023.11.12)』

満月を過ぎると夜空は輝きを増し、ヨルナミをうけて空気も涼やかになります。
ナカツキ(旧暦9月)には清々しく冴え、野菊が収穫の時を告げます。




「カ」カミカタチ(文字形)

まとかのなかの ミハシラは カのカミカタチ ミカサフミナメコトのアヤ

ウツホ(大気・空などア母韻)に響く、ヲカミのヒトヒカリ(一温・カ行父音)。
清々しくアカルキ姿形です。





参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2023版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


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冬至・春分・夏至・秋分

2023-09-15 12:24:49 | ほつまカフェ
秋分、秋の至り。
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが等しくなります。
満月を過ぎると夜空は輝きを増し、ヨルナミをうけて空気も涼やかになります。
ナカツキ(旧暦9月)には清々しく冴え、野菊が収穫の時を告げます。

春分のタ(東・春・左)は、(ウツホ)に(三光)で大気が温められ、
秋分のカ(西・秋・右)は、(ウツホ)に(一光)、冬へと向かいます。








青森の三内丸山遺跡のモニュメントともいわれている大型高層建造物。
実はこれ、縄文人の天文台ともいうべきコヨミ(暦)だったのです。
   
この大型高層建造物は、、
直径2mの穴を掘り、高さ10~20m、直径1m超の
巨大なクリの木の柱六本が等間隔に立ち、長方形を象っています。

手前3本の右端の柱の位置と奥3本の左端の柱の位置を長い直線で結ぶと、
その先は、「春分・秋分の日の出」の方位。
もう一方の先は、「春分・秋分の日の入り」の方位が示されています。
 
また、3本を直線で結んだその先は、夏至の日の出方向と冬至の日没方向に、
それぞれ等間隔に立つ柱だったのです。





遡ることおよそ5,500年前に夏至・冬至・春分・秋分、二至二分の共通認識!
そしてその建築技術や計算術!!なんと恐るべし縄文人!!!

『よみがえる日本語Ⅱ~助詞のみなもと「ヲシテ」』(明治書院)に
とても興味深い詳しい記述があります。
ヲシテ文字の読み解きの教科書♡超おすすめの一家に一冊です♪




参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


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ハツキハツヒ(旧暦八月朔日・西暦2023.9.15 10:40)

2023-09-15 01:15:22 | ナメコト(行事)
旧暦では八朔を迎えます!
ハツキハツヒ(旧暦8月1日・西暦2023.9.15)、中秋へと向かう新月です。
夕暮れも早くなってきましたね💦





ほつみはつひは
うけまつり ふめたつかぜに
かやおふす ふしあれのわき
そろをゑは しなどまつりに
のわきうつ ほをのはらゐぞ
 ミカサフミナメコトのアヤ



【ハツキ:旧暦八月】
ハツキになると、いよいよフタ・メ(メカミ2冷・ヲカミ2温)が立ち、
温かさと冷たさの裂け目が出来ます。
その間をノワキ(台風)が吹き、嵐がカヤクサ(茅・草)を伏します。
ソロ(穀物・田畑の作物)に悪影響のヲヱ(目に見える災い)は、
シナト(風の自然神)を祭って、ノワキ(台風)の害を除くようにします。
ホヲのハラヰ(祓い)です。

天気予報の天気図をみると、低気圧と高気圧の間が台風の通り道となっています。
縄文の先人は、それをイメージしていたのか!?と驚きます!!!
ここ数年、毎年日本の各地で豪雨による大災害が頻発しています。
大地の再生を本気で見直さないと、、
身の回りのできるところからしっかりと見直していきたいですね。

「大地の再生・結の杜づくり」←ちぇきら
 木々の声を聴き、風を読み、大地の呼吸を感じる。
 循環と再生を、みんなの手で。
 造園技師・矢野智徳(やのとものり)氏が
 長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法を学び、
 傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマに活動しています。
 杜人(もりびと)環境再生医矢野智徳の挑戦https://lingkaranfilms.com/



はつきはしめは
ふためさく あらしくさふす
うかほきの ほつみならふる
ほもとかみ
 トシウチニナスコトのアヤ



●シナトマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
実りの秋を迎え、心配なのは台風被害です。
フタメサク(メカミ二冷・ヲカミ二温の裂け目)にノワキ(台風)が吹き、
カヤ・クサ(茅・草)を伏します。
田畑の作物への悪影響がないように、シナト(風の自然神)をお祭りし、
ヲヱ(災害・台風の害)を除くようにします。
「八朔祭り」(風の被害に遭わぬよう風神を祭り五穀豊穣を祈る)の起原は、縄文時代に遡ります。


伊勢神宮内宮別宮の「風日祈宮」(かざひのみのみや)と
外宮の「風宮」(かぜのみや)を中心とする伊勢神宮125社では、
西暦8月4日、風の神様に感謝しさらなる五穀豊穣を祈願する
「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われます。
同祭は毎年2回、5月14日と8月4日に行われ、
5月には雨風を凌ぐ「蓑」(みの)と「笠」(かさ)を奉納し、
8月は稲がさらに実って穂を垂れて成長するようにと五穀豊穣を祈願します。
※参考:伊勢志摩経済新聞記事。


また、雑節のひとつで、立春を起算日として
二百十日目(2022.9.1)と二百二十日目(2022.9.11)は
八朔(2022.8.27)とならび農業の三大厄日とされています。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで、
台風が来て天気が荒れやすいと言われ、
夏目漱石の『二百十日』でも、二百十日の荒天が描かれています。
台風襲来の特異日とされ、奈良の大和神社で二百十日前三日に行う「風鎮祭」や、
富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきました。




●ハツホマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
稲作(陸稲)のはじまりは、三代アマカミトヨクンヌの時代(縄文中期頃)。
ウケモチが、ヒヨウルタネから実ったハツホ(初穂)をハツキハツヒに献上しました。
宮中ではカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテを立て、
アメナカフシをお祭りして初穂をお供えします。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊きます。
※ウケマツリについては、ホツマツタヱ15アヤに詳しいです。

ホツマツタヱ《十五アヤ・ミケヨロズナリソメのアヤ》より抜粋。

むかしナカクニ         
ウケモチの カミがうけなお   
アにこゑは ヒヨウルタネお   
アにくたす ひうるにはゆる   
ウルのソは ウルタのそなゑ   
ヨルナミに はゆるナロナは   
ハタのタネ
           

『ヒトの食の歴史を紐解いてみましょう。
 昔、ナカニク(現近畿地方)のクニカミ(国司)に、 
 ウケモチという人がいました。
 より良い民生の向上を願い、より良い農作物の種を求めていました。
 イノリは通じ、ヒヨウルタネを得ることが出来ました。

 ヒヨウルタネとは、
 ヒルナミ・ヨルナミをそれぞれ効率よく受けて育つ種のタネです。
 ヒルナミ(太陽エネルギー)を効率よく受けるのは、
 ウルタ(水田)に作ると良い苗の稲。
 ヨルナミ(主に月からもたらされるエネルギー)を効率よく受けるのは、
 ナロナのハタ(畑)用のタネ(種・種類)です。』

クニトコタチの         
アメまつる ミケはこのみか   
クニサツチ うむウケモチの   
ヤヨのマコ いまのカダなり   
ウケモチが ハヅキハツヒに   
なるハツホ トヨクンヌシに   
たてまつる
           

『さらに昔、、
 初代アマカミ・クニトコタチの頃のお祭りのお供えは木の実でした。
 二代クニサツチから別れ出たのがウケモチです。
 ウケモチの子孫が八代続いて、当代(アマテルカミの世)はカダのカミです。
 ウケモチは、ヒヨウルタネからの初収穫のハツホ(初穂)を、
 ハツキハツヒ(八月朔)に当時の三代アマカミ・トヨクンヌシに献上しました。』

キミはカシキの         
ユフニキテ アメナカフシの   
カミまつる ソロのほづみの   
ミケもまた ウスツキシラゲ   
ハツヒには カヰとシルとぞ
   

『このヒヨウルタネの初穂で、トヨクンヌはお祭りをなさいます。
 中心を表すカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテ(白い植物の繊維に染色した幣)を立て、
 その中心にアメナカフシ(人類初発のミナカヌシ)をお祭りして初穂を供えます。
 お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊き、
 ハツヒ(新月・一日)にはカヰ(お粥)とシル(汁物)をお供えします。』





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ヲシテム*youtubeチャンネル開設!

2023-09-05 18:37:29 | ほつまカフェ
このたび、
ヲシテの魅力を一人でも多くの方にお伝えしたいという念願叶い、
Youtubeチャンネルヲシテムが誕生しました!



https://www.youtube.com/@user-il4nk2cg7p/featured

『ヲシテ』とは、ヲシえる・テだての意味です。
日本独自の古代文字『ヲシテ』を感じることで発動する
目に見えない心の動きを「システム」に掛けて
【ヲシテム】と名付けています。
ヲシテから生す意を込めて!





作ってくれたのは、
クラブハウス「ほつまことほぎ」も立ち上げてくれた大阪在住の桜雷うららさん。
ヲシテに魅了され、ヲシテを世に広めたいと、
私のほつまことほぎ勉強会や縄文カレンダーワークショップの模様を
毎月動画におさめ、彼女の感性でヲシテのYoutube動画を編集配信しています。





うららちゃんいわく、、
このチャンネルは、歴史的な賛否をこえて
縄文文明、縄文哲学としての叡智
宇宙の原理・自然の摂理を視野に据え、
天体観測、農業、建築などさまざまな技術や医術、食、年中行事などを
思い出し、現代を生きる礎としていく。
そんなチャンネルです。

感謝感激!
ご視聴、チャンネル登録、どうぞよろしくお願いします。
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