喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

冬の至りの満月*縄文カレンダー2021はじまりです。

2020-12-29 23:45:03 | こよみ
旧暦シモツキナカ(旧暦11月16日・西暦12月30日)

『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦
 西暦2021年度版 はじまりです。





冬の至りの満月は凛と冴え、長い夜を照らします。
シモツキ・ナカ(旧暦・和暦十一月望)より、の季節に入ります。
の守り:シモツキナカからシワストシワケ
      冬至から節分頃 2020年12月30日~2021年2月11日






●ウイナメヱ【シモツキ・モチ(西暦2020年12月30日)】

ウイナメヱは、「為しゆくめくりのはじまり」の意。
冬至を越え、ヲカミ(一温)の再来を祝い、
大宇宙の中心と季節のもたらす恵みを祭り、祖先を祭る行事。

また、オオナメヱ(現大嘗祭)は、アマカミ(天皇)の位についたことを
モトアケのモロカミ、アメツチのカミに報告し祈る祭りで冬至る日に行れます。
二代アマカミ・クニサツチ時代の「コホシ(九星・九座)マツリ」に由来します。
コホシ(アウワ・トホカミヱヒタメ)を祭り、ヲガミの再来を祝います。

三歳児は髪置きの儀、五歳より言葉を習うアワウタを教えるようになります。
男児は袴、女児は被衣、正装での儀式です。
七五三の起源、縄文の年度初めです。  

ウイナメヱ・オオナメヱ(令和大嘗祭)、詳しくはコチラ↓をご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/2efb0d5bfb2b5ae152e33bb0b26ecf17


ヱの季節
冬の至り(シモツキ・ナカ)より、ネ(北)の守りです。
メカミ(冷たさを為す働き)の極まる『冬至』を過ぎ、
ネ(根・固める働き)にヒウ(一温・温かさを為す働き)を招きます。
ヒトヲカミ(一温)のもたらしに地中は潤いますが、
ミメカミ(三冷)の及ぼしに雨は雪と凍ります。
下弦から新月に向かい、物質形成の働きが最も強まる時期、
黒豆や薬草の粥で身体に力を備えるようにします。


2020年の旧暦は、5月が二回の13月の年でした。
その影響で、今年は冬至をだいぶ過ぎての満月です。
グレゴリオ暦の大晦日と近いので、縄文の年越しの行事もご紹介します。



天地自然の安寧を祈願し、「トシノリカミ」と「ヤマサカミ」をお祭りします。
カ(西)をヒラキ(柊)とヰワシ(鰯)で塞ぎます。
ウラジロやユヅリハで〆め飾り、麦を食して年越えのお祭りとします。


◎トシノリカミ
初代クニトコタチの時代、
「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」(東西中央南北方位、季節の守り)と
「ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウ」(食べ物・イノチ(生命)の守り・アメのもたらしと地上の育み)の
ソヒ(十一)カミを祭り、「トシノリカミ」としました。
東西南北中央、、中央にミハシラをイメージして、
宇宙からのもたらしと大地の育み、
とは、「ピラミッド」?!
わたしたちはみんな、その守りの内にある、、。ということですね。


◎ヤマサカミ
七代イサナギ・イサナミの時代(大きく事が整えられてきた時代)、
コヨミを守る役目を担ってもらうため、「ヤマサ」の八カミを添えて祭ることにしました。
自然神の八つの働きを祭ります。

・ウツロヰ(大気)
・シナトヘ(風)
・カクツチ(火)
・ミツハメ(水)
・ハニヤス(土)
・自然界のヲヲトシカミ(穀物を成らせる)
・スヘヤマスミ(木々が雨から土を守る)
・タツタヒメ(火災からの守り)

トシワケには、天地自然の安寧を祈念する!



トシノリカミ・ヤマサカミについて、
ホツマツタヱ《ニ十ニアヤ・オキツヒコ・ヒミツノハラヒ》より
抜粋で祭祀のノト(祝詞)をご紹介します。
大晦日の祓いの祝詞です。



ひさかたの アマテルカミの       
はつみよに ヒヨミのとりの   
カおつぐる きつおかなねの       
とつぎして トシノリカミの   
あれませる そのソヒカミお        
ヱトモリと アミヤシナウて   
ヤミコなる アメフタカミの        
みことのり

        

ひさかたの八代アマテルカミのご治世の初めの時の事、
ヒヨミのとりのカ(マツリゴト(政)の執り始めの日)を告げる際において、
トシノリカミ(キツヲサネ・アミヤシナウ)のソヒ(十一)カミを
ヱトの守りとして祭祀なさいます。
さらに、アメフタカミ(七代イサナギ・イサナミ)のみことのりにより、
ヤマサのヤ(八)カミをともに祭祀することとなりました。


これにたまはる         
ヒヱのナわ ウツロイのカミ   
つぎのナは シナドベのカミ       
ミツのナは カグツチのカミ   
ヨツのナは ミツハメのカミ   
ヰツのナは ハニヤスのカミ   
ムツのナは ソロヲゝトシの        
ちからもる ヲゝトシカミと   
たゝえます ナゝナはみなの   
もとしける スベヤマズミの       
カミとなる ヤおとのカミわ   
ホのしづめ タツナミおさむ        
タツタヒメ おのおのミナお   
たまはりて コヨミおまもる   
ヤマサカミなり         
このカミの つねにめぐりて        
まもるゆえ ヒミツのわざの   
さわりなし
          


『これにたまはる
ヒヱ(長兄)の名は、「ウツロイのカミ」
つぎの名は、「シナドベのカミ」
三ツの名は、「カグツチのカミ」
四ツの名は、「ミツハメのカミ」
五ツの名は、「ハニヤスのカミ」
六ツの名は、ソロヲヲトシ(田畑作物の豊穣)のチカラを守る「ヲヲトシカミ」
七の名は、ミナのモトシケル(水の貯留に有効な森林を守る)「スベヤマスミのカミ」
八オト(弟・妹)のカミは、タツナミおさむホのシヅメ(火災から守る)「タツタヒメ」、
各々名を賜りて、コヨミを守る「ヤマサカミ」なり。』

このヤマサカミが常に天地の巡りを守ってくれているので、
人々に降りかかる「火」(ヒ・火)や「みつ」(ミツ・水)の障害も防ぐことができるのです。


~中略~


チカヒには ミハシラたてよ   
このときに アマツミコトの   
さたまれば カシキのユフの   
ミテグラに ヒミツおむすぶ   
オキツヒコ こゝもタカマの   
ハラなれば ヨゝにちかふる   
のりこちに

         

『チカヒには、ミハシラたてよ』
カシキ(赤・白・黄)のユフ(幣)のミテクラ(祭りの中心)は、
タカマのハラ(大宇宙・アモト)に見立てられ、同一の場所の意味を持ちます。

この清らかな祭りの場の祈りは、万物の端々にまで届いて、
生活にさし障りの無き事を実現してくれるでしょう。
オキツヒコは、火みつ(ヒミツ・火水)のノト(祝詞)を奏上します。


もしもクニユリ         
ナルカミの さわるさわりの   
あらんとき キネのヒトキお   
ヰヤシロに ヱトのムソカに   
もりあまる ヤナヰカクロヒ   
ウツロもる ウツロイのカミ   
あらはれば たとえナルカミ   
クニゆるも イヅワザなして   
しづむべし

           

『もしもクニユリ(地震)やナルカミ(雷)のさわる障りのある時も、
キネ(東北)のヒトキ(一樹)をヰヤシロ(カミを招く拠り所)に、
ウツロイのカミを祭って下さい。
日々を守るヱトのカミの守りから外れたヰカ(五日)のクロヒ(黒日)を守る、
ツロヰのカミが現れたならば、たとえナルカミ(雷)やクニユリ(地震)が
鳴動しても、ヰツワザ(極めて優れた働き)を発揮して鎮めてくれるでしょう。』


もしもムラクモ                   
カおうばひ みちにさわりの   
あらんとき シナトベのカミ   
あらはれば みちのカうばふ   
やえくもお シナドのカゼに   
おしはらひ ヨモあけかたと   
しらすべし

          

『もしもムラクモ(暗雲)が天地を覆い、光を遮るような障りのある時も、
シナトベのカミが現れたならば、みち(ミチ・成り行く力)の光を遮るヤエクモ(幾重もの厚い雲)を
シナトのカセ(風・変化を為さしめる働き)に押し祓い、ヨモ(四方・見渡す限り)明け方としらすことでしょう。』


もしもヒけがれ         
あらんとき カグツチのカミ   
あらはれば たとえオダキの   
かくやあれ さらにヒウチの   
あらためて きよきアタゴと   
しきみより ミカマトきよく   
まもるべし

            

『もしも火(ヒ・火)によるケガレ(穢れ)がある時も、
カグツチのカミが現れたならば、たとえオダキのカクヤあれ(種火の炎が消えてしまう)のような不祥事が起きても、
さらにヒウチ(火打ち)のあらためて、キヨキアタゴ(清い火)とシキミ(樒)により、
ミカマド(竈)を清く守ってくれるでしょう。』
 ※現在でも京都市の愛宕神社などの神事には榊ではなく、シキミが使われています。
  シキミ(有毒)を挿した水は、腐りにくい。~ウィキペディア~


もしもホワザの         
あらんとき タツタメのカミ   
あらはれは たとひホノホに   
はたるとも タツタにしづめ   
のぞくべし

            

『もしもほワ座(ホワザ・火災)のある時も、
タツタメのカミが現れたならば、たとえホノホにハタルとも(火災に建物が苛まれたとしても)、
タツタ(タツの働きで水を吐きかけ)に鎮め消火してくれるでしょう。』


もしもヰのミツ         
くみたえて ミケツのさはり   
あらんとき ミヅハメのカミ   
あらはれば いてのしミヅお   
いさぎよく あらためかえて   
ひとふるに ミカメもきよく   
まもるべし 
          
 

『もしも井戸の水が汲み絶えて、ミケツ(飲食)の障りがある時も、
ミツハメのカミが現れたならば、井戸の清水を潔く新たに入れ替えて、
ミカメ(水瓶)も清く守ってくれることでしょう。』


もしもミワサの         
あらんとき スベヤマヅミの   
あらはれば たとひナガアメ   
あぶれても ヤマはしげきに   
もちこたえ なかれおふかく   
なすことも つねにイセキお   
まもるなり みなカンチカヒ   
いちしるきかな

         

『もしもみわさ(ミワサ・水害・洪水)のある時も、
スベヤマツミのカミが現れたならば、
たとえ長雨が続いても、治水を担う山林の豊かさで洪水を防ぎ、さらに保水量を深く大きくし、
イセキ(井堰)から常に農業用水の豊かさを確保し守ってくれることでしょう。
このヤマサカミとのチカヒ(誓い)こそ、明らかなものであります。』


このときに トシノリカミの   
マテにある オゝトシカミと   
ハニヤスメ オゴロもともに   
チカヒして いさきよかれと   
カンホギに ホギノリなせる

   

オキツヒコがノト(祝詞)を奉りました時、
トシノリカミ(キツヲサネ・アミヤシナウ)のまて(マテ・左右・両手)にある、
オオトシカミ、ハニヤスメとオゴロも共にチカヒ(誓い)しました。
いさきよかれ(イサキヨカレ・とても清らかに美しくある)を願い、
実現を誓い、ホギ(讃える事)のノリ(祝詞)を為しました。


かなぎゆひ タキヒもきよく   
ミヅきよく ミカマトきよく   
みなきよく ヒミツのミツの   
たからおの すさみなけれは   
いさぎよく にあくるみけの   
ヒモロゲお さゝぐるすえも   
きよらかに むすぶヒミツの   
キヨハラヒ ヨツキタカラと



タキヒ(焚き火)もきよ(キヨ・清・来たりしも良い)く、
ミツ(水)清く、ミカマト(竈)清く、ミナ(皆)清く。
ヒ・ミツ(火水)のミツ(瑞・際立っての素晴らしさ)のたから(タカラ)緒の、
すさみ(スサミ・荒み)も無ければ、イサキヨク(潔く・清く)、
お料理の出来上がりも、お出ししたのちも、
とてもきよ(キヨ・清・来たりしも良い)らかです。
むすぶ「ヒ・ミツのキヨハラヒ」です。


ヨツキタカラと         
すさましく しつむチカヒの   
いさおしお ユキスキハニの   
ヲゝンカミ きよしめさるゝ   
キヨハラヒ ヒミツおカミに   
つゝしみて きよめたまえと   
まうしてもふす 
        


ヨツキタカラ(詳細未詳)とスサマシク(詳細未詳)、
シツ(鎮)むるチカヒ(誓い)を成し遂げた事のイサオシ(功績)を、
ユキスキ(アユキ・ワスキ・逝き来のミチなど)・ハニ(大地)、
大宇宙の源にも、天地のすべてにも、行き渡らせようと、
ヲヲンカミ(アマテルカミ)も御自ら清し召されてキヨハラヒを奏上なさいます。
この「ヒ・ミツのハラヒ」を諸々のカミ(臣・司)にも、
ツツシミ(謹み・慎み)て、清め給えとまうしてもふす。


参考文献・参照資料
◎ヲシテ文献の世界へようこそ:日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社 
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院 
◎ホツマツタヱ勉強会(いせの会)講義資料。
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

『縄文カレンダー◇2021』ご希望の方は、
送り先ご住所・お名前・ご希望冊数を下記メール宛にお知らせください。
✉yoshico1018@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。




『縄文カレンダー◇ホツマことほぎ勉強会』12月の予定

2020-12-08 21:52:05 | ほつまことほぎWSお知らせ
『縄文カレンダー◇ホツマことほぎ勉強会』12月の予定
【志摩・杉並区・飯能】

こちらでは勉強会やワークショップの予定を一覧でご案内しています。
決まりましたら随時アップしていきます。

『縄文カレンダー◇2021』ご希望の方は、
送り先ご住所・お名前・ご希望冊数を下記メール宛にお知らせください。
✉yoshico1018@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。





◎12月の予定(12/8現在)

古来日本の慣わしや祭り、縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」。
古代ヒノモトの叡智をご紹介します。
漢字伝来以前の日本独自のヲシテ文字は一音韻一文字、
「見えないエネルギーの性質や働き」を表しています。
「ヲシテ48文字」の解説や、楽しく覚えるアワウタも伝授いたします。
日本のルーツを展開します。
ヒノモト縄文、ぜひご体感ください!


◆12月18日(金) 【志摩】南張
『ホツマなんばり勉強会』第58回 18:30~ 
◎場所:志摩市浜島町南張73
◎会費:1500/ 縄文カレンダー2021別途1500/


◆12月21日(月) 【東京】久我山あそびのにわ
『縄文カレンダー勉強会』 13時〜15時
◎場所 : あそびのにわ 杉並区久我山4-2-4久我山センタービル3F
◎参加費:2000/ 縄文カレンダー別途1000/
https://www.facebook.com/events/194826425552187


◆12月23日(水) 【埼玉】飯能市
◎12時半~15時半
◎場所:名栗の杜 埼玉県飯能市上名栗571
◎ホツマツタヱの4~6アヤ 古代の叡知への誘い
◎参加費:2000/ 
 ※カレンダー別途1500/・テキスト②(4-6アヤ)別途1000/
https://www.facebook.com/events/4836780159696290/


※参加申込およびお問合せ先:✉yoshico1018@yahoo.co.jp

『縄文カレンダー』西暦2021年度版🌟完成! 

2020-11-11 01:19:30 | ほつまことほぎWSお知らせ
『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦
~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~






『縄文カレンダー』西暦2021年度版 
2020年12月30日から2021年12月18日

縄文文字ヲシテの文献に記された、
古代日本の年中行事を現代のカレンダーにシンクロさせたコヨミです。
太陰太陽暦で、ヒナマツリやタナハタなど、
今に伝わるお祭りや行事の由来も記され、
古代日本の季節感などを時空を超えて体感します。

一年のはじまりは、シモツキナカ、冬の至りの満月です。
日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2021年度版
・A4判カラー・竹紙20頁の冊子形。
・一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊以上は1000円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445

古代日本の9月9日はカサネ・ココ

2020-10-25 00:06:35 | こよみ
旧暦9月9日は、九つが重なるカサネ・ココ!
この呼称がなんとも可愛いですね♡

夕暮れ時には風が冷たくなり、
朝晩だいぶ冷え込んできました。
オコタの季節を迎えました。

🔵ナカツキ:旧暦九月・西暦2020.10.17~

なづきみつぎの
ここなさき をほとしきくの
ちりわたこ ささげてまつる
くりみさけ
 トシウチニナスコトのアヤ


ナカツキの名称は、漢字では長月ですが、ヲシテ文字で表すと、
 ナ:成る・熟成など 
 カ:つながる・来たる・秋・赤・西・秋など 
まさに「秋・収穫」の意。
野山には収穫の時期を告げるココナ(菊)の花が秋風に咲き揺れます。







🌓カサネココ【旧暦九月九日・西暦2020.10.25】

ながつきは おおとしつげる
ここのみは かさねここくり   
ひとよみき
   ミカサフミナメコトのアヤ


九月九日、「重陽の節句」とか、「ククリ」と呼ばれていますが、
縄文日本では、九(ココノツ)が重なる「カサネココ」としてお祭りしていました。
 コ:固まる・安定してつなぐなど 
のイメージから「結実・収穫」が感じとれます。
清々しさを感じる季節、ココナ(菊)の花が咲き、オオトシ(収穫)の時を告げます。

ココのミハ(キクノチリワタコ)とは、
ココナ(菊・実りの季節を告げるハナ)の香りを焚きしめた温かい衣服のこと。

また、コタネ(子種・赤ん坊)の成長過程においても、
九ヶ月目は目鼻形や声が備わる時期。
芳しい香りに包まれて、より良い結実を祈ります。

栗の季節💛捧げて祭る「クリミザケ」。
栗実酒?栗見酒?
どんなお酒だったのでしょうか?

参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2020版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。





『縄文カレンダー』2021年度版(2020.12.30~2021.12.18)
入稿完了し、11月上旬完成予定です!
 ご予約承ります。
 ・A4判カラー・竹紙20頁の冊子形
 ・1冊1500円(10冊以上1000円)でお分けしています。※送料別途
 
 ご希望の方は、送り先のご住所・お名前・希望冊数を
 メールにてお知らせください。
 完成次第発送させていただきます。
 yoshico1018@yahoo.co.jp
 どうぞよろしくお願いいたします。 






中秋の名月・ハツキナカ(旧暦8月15日・西暦2020.10.1)

2020-09-30 23:29:44 | こよみ

季節は秋の至りを迎え、カの守りに入りました。
『ハツキナカ(秋分頃の満月・旧暦8月15日・西暦2020.10.1)より、
 ナカツキスヱ(立冬頃の晦日月・旧暦9月29日・西暦2020.11.14)。』

秋の日のつるべ落とし、秋の夜長、、
満月を過ぎると夜空は輝きを増し、ヨルナミをうけて空気も涼やかになります。
ナカツキ(旧暦九月)には清々しく冴え、野菊が収穫の時を告げます。





「カ」カミカタチ(文字形)

まとかのなかの ミハシラは カのカミカタチ ミカサフミナメコトのアヤ

ウツホ(大気・空などア母韻)に響く、ヲカミのヒトヒカリ(一温・カ行父音)。
清々しくアカルキ姿形です。




秋分・春分・夏至・冬至を表すコヨミ。
青森の三内丸山遺跡のモニュメントともいわれている大型高層建造物。



実はこれ、縄文人の天文台ともいうべきコヨミ(暦)だったのです。
詳しくはこちらをご覧ください。

   

【ハツキナカ:旧暦八月中】



かはにしそらの
をあけかみ はづきなかより
みめのとぐ にたこもちづき
ゐもはづき
  トシウチニナスコトのアヤ


西の夜空に天の川が架かります。カのカミの守りです。
ヲアケカミとは天空の一光(一温)を守るカミ。
ハツキナカよりミメカミ(三冷)の涼やかさに空気も研がれます。

ニタコモチツキ【ハツキモチ(旧暦八月満月・西暦2020.10.2】

かのなめは あのあかりもる
ほつきなか みめにとぐつき
いものこの さわおいあいて
  ミカサフミ・ナメコトのアヤ


ニタコモチツキ(中秋満月)。
ミメカミ(三冷)のとぐ、清々しく涼やかな夜空に美しく輝きます。
 ニ:赤・秋・夕陽・西など 
 タ・集める・足すなど 
 コ・固まる・強まるなど
お供えはイモ(サトイモ)。
イモのコが沢山付いてくる事から実りの象徴としてお祝いします。
中秋の名月(十五夜・望月)より秋もいよいよ深まりゆきます。


参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2020版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


冬至・春分・夏至・秋分

2020-09-23 01:12:47 | ほつまカフェ
秋分、秋の至り。
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが等しくなります。
満月を過ぎると夜空は輝きを増し、ヨルナミをうけて空気も涼やかになります。
ナカツキ(旧暦九月)には清々しく冴え、野菊が収穫の時を告げます。

春分のタ(東・春・左)は、(ウツホ)に(三光)で大気が温められ、
秋分のカ(西・秋・右)は、(ウツホ)に(一光)、冬へと向かいます。








青森の三内丸山遺跡のモニュメントともいわれている大型高層建造物。
実はこれ、縄文人の天文台ともいうべきコヨミ(暦)だったのです。
   
この大型高層建造物は、、
直径二メートルの穴を掘り、高さ十~二十メートル、直径一メートル超の
巨大なクリの木の柱六本が等間隔に立ち、長方形を象っています。

手前三本の右端の柱の位置と奥三本の左端の柱の位置を長い直線で結ぶと、
その先は、「春分・秋分の日の出」の方位。
もう一方の先は、「春分・秋分の日の入り」の方位が示されています。
 
また、三本を直線で結んだその先は、夏至の日の出方向と冬至の日没方向に、
それぞれ等間隔に立つ柱だったのです。





遡ることおよそ五千五百年前に夏至・冬至・春分・秋分、二至二分の共通認識!
そしてその建築技術や計算術!!なんと恐るべし縄文人!!!

『よみがえる日本語Ⅱ~助詞のみなもと「ヲシテ」』(明治書院)に
とても興味深い詳しい記述があります。
ヲシテ文字の読み解きの教科書♡超おすすめの一家に一冊です♪




参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


ハラヒノリト

2020-09-23 00:09:23 | ほつまカフェ
近年、大きな自然災害が頻繁に起こっています。
自然災害はヲシテの時代にも、人々を苦しめました。
精魂込めて田畑を耕し、作物を育て、どうか豊作でありますようにとお祭りをします。
豊作をお祝いし、感謝の収穫祭りも!

また、「ハラヒノリト」に登場する自然神は、
水田技術普及をなし得たイサナギ・イサナミさまが祭られた「ヤマサカミ」です。
ヤマサとは、ヲシテ文字形状から地表、地下、大地を守る八つの働きと読み取れます。





『ホツマ辞典』(展望社・池田満著)には、「ヤマサ・ヤマサカミ」として、
自然に対して暦を守ってもらうために祭った、自然神八神の総称。とあります。

ウツホ・カセ・ホ・ミツ・ハニの五要素の五神、
『ウツロヰ・シナトヘ・カグツチ・ミツハメ・ハニヤスメ』と
穀物豊穣・山林治水・火災防護の三神、
『ヲヲトシカミ・スヘヤマスミ・タツタヒメ』を合わせて祭り、
七代アマカミ・イサナギ・イサナミの創始に拠ります。



マツリとはマツリコト、、
国民の生活に自然をどのように役立てるかという実用面に重点を置き、
ヤマサカミを祀る姿勢は、自然の働きを十分に熟知し、
人のために自然を役立たせるために祀るという大切なマツリコトなのです。
ヤマサのヤカミの働きを熟考し、人々の暮らしに役立てるように活用する。
ハラヒノリトとは、そのために、後世忘れないように伝えるためにあるように思います。
現代社会は大自然をハタレマのように食いつぶしているようにも感じます。
コロナ禍の最中、今一度、ひとりひとりそのことの大切さを考える転換地点になるといいですね。



ホツマツタヱ22アヤ:
『オキツヒコ・ヒミツのハラヒ』より抜粋でご紹介します。


カシキのユフの         
ミテグラに ヤヲヨロカミの        
カンツトエ タカマのハラの   
カンツカサ あまてらします        
ヲオンカミ ホギたてまつる
   


伝統の基、カシキ(赤・白・黄)のユフ(幣)をミテクラ(祭りの中心・アモトにつながるハシラ)に設え、
ヤヲヨロカミ(沢山の諸臣)を招き集めて、ノリト(祝詞)奏上の準備をします。
タカマノハラ(大宇宙。宮中のミハシラにつながるタカマ。)の
カンツカサ(祭主)オキツヒコは、アマテルカミのお定めになられた
ホギ(褒め称える・祝いの言葉)を奉ります。


ノトなかに ミカマのホギの   
そのカミは アメツチひらけ   
そむときに クニトコタチの   
カンハラミ ヲフヒのミナの        
キツヲサネ ヰクラのカミの   
なりいてゝ ナゝヨのうちの   
あまつごと 
       
    

『ミカマ(竈)のホギ(褒め称え・称賛)に預るカミは、アメツチ(天地)の開け初むときに、
初代クニトコタチのお示しのキツヲサネ(東西中央南北)、ヰクラのカミの
成り出でてより七代までのアマカミたちの時代に準えられてもいます。』


まつるトホカミ         
ヱヒタメの ヤモトのカミの        
まもらせき クニツマツリは   
キツヲサネ ムロソヒカミの   
まもらせき このゆえひゝの   
ミカマドの ヱトモリカミと   
たゝえますなり

         

『先ず始めに祭るのは、トホカミヱヒタメのヤモト(八許・八方)の守り。
ヲカミ(温かさの働き4本)とメカミ(冷たさの働き4本)によって
季節が編まれるトホカミヱヒタメは、方位方角・季節の守りです。
地上においての守りは、キツヲサネ(東西中央南北・四方と中心)と、
アミヤ・シナウ(天のもたらしと大地の育み・食べ物、イノチ(生命)を守る)の
ソヒカミ(十一カミ)です。
この故に、日々のミカマトのヱトモリカミ(兄弟代わる代わるに守る)と、
讃えますなり。』





ひさかたの アマテルカミの       
はつみよに ヒヨミのとりの   
カおつぐる きつおかなねの        
とつぎして トシノリカミの   
あれませる そのソヒカミお        
ヱトモリと アミヤシナウて   
ヤミコなる アメフタカミの        
みことのり

           

ひさかたの八代アマテルカミのご治世の初めの時の事、
ヒヨミのとりのカ(マツリゴトの執り始めの日)を告げる際において、
トシノリカミ(キツヲサネ・アミヤシナウ)のソヒ(十一)カミを
ヱトの守りとして祭祀なさいます。
さらに、アメフタカミ(七代イサナギ・イサナミ)の「みことのり」により、
ヤマサのヤ(八)カミをともに祭祀することとなりました。


これにたまはる         
ヒヱのナわ ウツロイのカミ   
つぎのナは シナドベのカミ        
ミツのナは カグツチのカミ   
ヨツのナは ミツハメのカミ   
ヰツのナは ハニヤスのカミ   
ムツのナは ソロヲゝトシの        
ちからもる ヲゝトシカミと   
たゝえます ナゝナはみなの   
もとしける スベヤマズミの        
カミとなる ヤおとのカミわ   
ホのしづめ タツナミおさむ        
タツタヒメ おのおのミナお   
たまはりて コヨミおまもる   
ヤマサカミなり
         

このカミの つねにめぐりて        
まもるゆえ ヒミツのわざの   
さわりなし 
      
    

『これにたまはる
ヒヱ(長兄)の名は、ウツロイのカミ
つぎの名は、「シナドベのカミ」
三ツの名は、「カグツチのカミ」
四ツの名は、「ミツハメのカミ」
五ツの名は、「ハニヤスのカミ」
六ツの名は、ソロヲヲトシ(田畑作物の豊穣)のチカラを守る「ヲヲトシカミ」
七の名は、ミナのモトシケル(水の貯留に有効な森林を守る)「スベヤマスミのカミ」
八オト(弟・妹)のカミは、
タツナミおさむホのシヅメ(火災から守る)「タツタヒメ」、
各々名を賜りて、コヨミを守る「ヤマサカミ」なり。』
このヤマサカミが常に天地の巡りを守ってくれているので、
人々に降りかかる「ヒ」(火)や「ミツ」(水)の障害も防ぐことができるのです。

     
中略。


チカヒには ミハシラたてよ   
このときに アマツミコトの   
さたまれば カシキのユフの   
ミテグラに ヒミツおむすぶ   
オキツヒコ こゝもタカマの   
ハラなれば ヨゝにちかふる   
のりこちに

           

『チカヒには、ミハシラたてよ』
カシキ(赤・白・黒)のユフ(幣)のミテクラ(祭りの中心)は、
タカマのハラ(大宇宙・アモト)に見立てられ、同一の場所の意味を持ちます。
この清らかな祭りの場の祈りは、万物の端々にまで届いて、
生活にさし障りの無き事を実現してくれるでしょう。
オキツヒコは、ヒミツ(火水)のノト(祝詞)を奏上します。


もしもクニユリ         
ナルカミの さわるさわりの   
あらんとき キネのヒトキお   
ヰヤシロに ヱトのムソカに   
もりあまる ヤナヰカクロヒ   
ウツロもる ウツロイのカミ   
あらはれば たとえナルカミ   
クニゆるも イヅワザなして   
しづむべし

           

『もしもクニユリ(地震)やナルカミ(雷)のさわる障りのある時も、
キネ(東北)のヒトキ(一樹)をヰヤシロ(カミを招く拠り所)に、
ウツロイのカミを祭って下さい。
日々を守るヱトのカミの守りから外れたヰカ(五日)のクロヒ(黒日)を守る、
ウツロヰのカミが現れたならば、たとえナルカミ(雷)やクニユリ(地震)が
鳴動しても、ヰツワザ(極めて優れた働き)を発揮して鎮めてくれるでしょう。』


もしもムラクモ                   
カおうばひ みちにさわりの   
あらんとき シナトベのカミ   
あらはれば みちのカうばふ   
やえくもお シナドのカゼに   
おしはらひ ヨモあけかたと   
しらすべし 

          

『もしもムラクモ(暗雲)が天地を覆い、光を遮るような障りのある時も、
シナトベのカミが現れたならば、ミチ(成り行く力)の光を遮るヤエクモ(幾重もの厚い雲)を
シナトのカセ(風・変化を為さしめる働き)に押し祓い、
ヨモ(四方・見渡す限り)明け方としらすことでしょう。』


もしもヒけがれ         
あらんとき カグツチのカミ   
あらはれば たとえオダキの   
かくやあれ さらにヒウチの   
あらためて きよきアタゴと   
しきみより ミカマトきよく   
まもるべし

            

『もしもヒ(火)によるケガレ(穢れ)がある時も、
カグツチのカミが現れたならば、
たとえオダキのカクヤあれ(種火の炎が消えてしまう)のような不祥事が起きても、
さらにヒウチ(火打ち)のあらためて、キヨキアタゴ(清い火)とシキミ(樒)により、
ミカマド(竈)を清く守ってくれるでしょう。』
※現在でも京都市の愛宕神社などの神事には榊ではなく、シキミが使われています。
 シキミ(有毒)を挿した水は、腐りにくい。~ウィキペディア~


もしもホワザの         
あらんとき タツタメのカミ   
あらはれは たとひホノホに   
はたるとも タツタにしづめ   
のぞくべし 

           

『もしもホワザ(火災)のある時も、
タツタメのカミが現れたならば、
たとえホノホにハタルとも(火災に建物が苛まれたとしても)、
タツタ(タツの働きで水を吐きかけ)に鎮め消火してくれるでしょう。』


もしもヰのミツ         
くみたえて ミケツのさはり   
あらんとき ミヅハメのカミ   
あらはれば いてのしミヅお   
いさぎよく あらためかえて   
ひとふるに ミカメもきよく   
まもるべし

            

『もしも井戸の水が汲み絶えて、ミケツ(飲食)の障りがある時も、
ミツハメのカミが現れたならば、井戸の清水を潔く新たに入れ替えて、
ミカメ(水瓶)も清く守ってくれることでしょう。』


もしもミワサの         
あらんとき スベヤマヅミの   
あらはれば たとひナガアメ   
あぶれても ヤマはしげきに   
もちこたえ なかれおふかく   
なすことも つねにイセキお   
まもるなり みなカンチカヒ   
いちしるきかな 

        

『もしもミワサ(水害・洪水)のある時も、
スベヤマツミのカミが現れたならば、
たとえ長雨が続いても、治水を担う山林の豊かさで洪水を防ぎ、さらに、
保水量を深く大きくし、イセキ(井堰)から常に農業用水の豊かさを確保し
守ってくれることでしょう。
このヤマサカミとのチカヒ(誓い)こそ、明らかなものであります。』


より良き明日でありますように。
参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
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アフミツキ(旧暦七月一日・西暦2020.8.19)

2020-08-24 00:03:27 | こよみ
アフミツキハツヒ(旧暦七月一日・西暦2020.8.19)より、ホのカミの守り。
立秋を過ぎ、残暑のはじまり、季節は秋を迎えました。

日中はまだまだ酷暑の域を抜けきれませんが、
日の沈む方角も少しずつ南に傾き、夜明けも少し遅くなってきました。
日が傾きかけたころ、海風が涼やかさをもらたしてくれます。

コロナ禍の今年は夏休みも短縮されての新学期、、
窓を開け、校内ではマスク着用が義務付けられているとか、、
冷たいものの摂り過ぎで、胃腸も弱って来てるかも、、
梅干しや甘酒、行水など、昔ながらの健康法を取り入れるのもいいですね。






アフミツキ(旧暦七月)
漢字時代に入り、文月にすり替わってしまいましたが、、
ヲシテ時代、古来日本のアフミとは、
 ア・天空に、
 フ・フメ(二冷)が立つ、
 ミ・メカミ・ヲカミ(二冷・二温)のやわしもたらす様。

昼と夜の長さが同じになる秋分に向かい、徐々に大地が冷やされてゆきます。
いよいよフメ(二冷)がしっかりと立ち、
温かさと冷たさの裂け目にノワキ(台風)が吹きます。


「ホ」のカミカタチ(文字形)
ハ行父音:「複数のモノ・違うモノ・増減変化・男女」など、
*異なるモノに分れ、せめぎ合い、結びつく。
*日の出と日没、冷と熱、陰と光、目に見えないモノと見えるモノなど、
 上から下へ、動きや熱・状態の変化を伴う流れや結合を表わし、
 新たな状況が発生したり、新しい生命が生じたり、働きを生じたりするイメージ。
*予測できない、何がでるか、どうなるか分らない「流動性・不定性・不明性」。

ハニ・オ母韻:「固い・足元の大地・クニ」など、
*「安定・定常状態・成熟・完成・最終プロセス」などのイメージ。

春の始まり(ヒ)の季節は、イ母韻(カセ)でヲメ揃い開き来る、
秋の始まり(ホ)では、ヲメ並び立ち、しっかりと安定したイメージですね。





アフミツキ(立秋)からハツキナカ(秋分頃)

ほはきねにすむ         
ふためかみ あふつきふめお   
あにやわし あきかぜつげて
 トシウチニナスコトのアヤ

       
【アフミツキ:旧暦七月】
ホのカミは、キネ(東北)の守りです。
フタメカミ(二冷)の及ぼしに、秋風が暑さをやわし、涼しさをもたらします。



🌙タナハタのホシマツリ【アフミツキ七日(旧暦七月七日・西暦2020.8.25)】

もうすぐ旧暦タナハタです。
「たなばたさま」のメロディにアワウタをのせて~歌ってみてください♪
作詞:権藤はなよ・補作詞:林柳波・作曲: 下総皖一

ささの葉さ~らさら~ のきばに揺れる
あぁかぁは~な~ま~ いきひにみうく

お星さまきらきら きんぎんすなご
ふぅぬぅむえけ~ へねめおこほの

五色のたんざく わたしが書いた
もぉとぉろそよ をてれせゑつる

お星さまきらきら そらから見てる
す~ゆぅん~ちり しゐたらさやわ


「麻奉る・ヲトタナハタのホシマツリ」はこちらをご覧ください!
https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/68a8b86da6c58a01519e2f2585b5975c

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ミナツキスヱ🍑:旧暦六月末・2020.8.18

2020-08-18 02:40:15 | こよみ

いやぁ暑いですね、、
太陽の巡りでは立秋を過ぎましたが、
月の巡りは、新月(2020.0819)よりアフミツキ(七月・初秋)に入ります。

太陰太陽暦では、今年は四月に閏月が入り、夏が例年よりひと月多い、、
梅雨明けも遅かったですが、自然界の巡りに、
コヨミがしっくりとはまっているように思えます。

夜明けが少しずつ遅くなってきました。
夕方になると海風が涼しく感じられます。
夏の終わり、夏越の祓いです。
ホツマツタヱに「チノワ」の記述があります!
紀元前からの習わしです。





みなづきすえは
いよかわき ももにちまうる
ちのわぬけ ゐそらおはらふ
みなつきや
  トシウチニナスコトのアヤ



ミナツキ末頃には、最も暑く乾き、苦しい時期です。
夏越しの祓いのモモマツリは桃の実に活力(チ・チカラ)を得ます。
この頃に、メガミ(冷たさの働き)の一棒(一冷)が完全に立ち、
熱さと冷たさの競い合いも止んできます。
一年の折り返し点、秋へと向かう巡りが身体に入り備わるように、
「チノワヌケ」の行事を行います。


モモマツリ【ミナツキスヱ(旧暦六月末)】

ミナツキ末頃は、最も暑く乾き、苦しい時期。
モモ(桃)は、晩春に花咲かせ、夏の終わりに実ります。
満を持してのモモの実に活力を得ます。 

日本最古のモモは、縄文時代前期の桃核が長崎県多良見町の伊木力遺跡から出土しています。
モモは水分も豊富で実も大きく甘く♡残暑厳しい中、ありがたい果実ですね。
モモ🍑に含まれる栄養素と効能(期待できる効果)を調べてみました。
※参考:桃・良好倶楽部https://ryoko-club.com/food/peach-nutrition.html

◎ペクチン:
 腸内の乳酸菌を増やし、腸の調子を整え、便秘や下痢の予防が期待できます。
 コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑えるなどの効能もあります。
◎カリウム:
 細胞内の水分量を調節するなどの働きがあり、体内の余計な塩分を排出し、
 血圧の安定、むくみの解消、筋肉の収縮を正常に行うなどの効能があります。
◎カテキン:
 強い抗酸化作用を持ち、
 老化防止やがん予防、免疫力を高めるなどの効能があります。
 また、血糖値の上昇を抑える、脂質の吸収を抑制する働きがあり、
 肌老化を防ぐ効能などが期待されます。
◎鉄分、マグネシウム:
 鉄分は酸素を全身に運ぶ、マグネシウムは様々な生理機能に必須の栄養素。
 カラダを温める作用があり、貧血や冷え性の改善などの効能が期待できます。

また、桃の種は「桃仁(トウニン)」という生薬として使われています。
種の核を取り出して日干ししたもので、血の巡を良くする働きがあり、
月経不順や便秘を解消する効能なども期待されます。

桃は、様々な栄養がバランスよく含まれ、夏バテの予防にもおすすめです。
桃の葉を煮出した水で行水すると、汗疹もおさまります。


チノワヌケ(大祓)【ミナツキスヱ(旧暦六月末)】

夏越しの祓い。(ミナのマツリ・ミナツキの大祓)
チノワヌケは、ヰソラ(暑さや乾きの災い・心を逸らせる悪影響の及ぼし)を払う行事です。
健康長寿の習わしとして教え広められました。

ホツマツタヱ十アヤにチノワヌケの記述があります。
抜粋でご紹介します。

※ホツマツタヱ《十アヤ・カシマタチ・ツリタイのアヤ》より

ミホヒコのつま         
スヱツミが イクタマヨリメ   
ソヤコうむ コシアチハセの    
シラタマメ ソヤのひめうむ   
ミソムたり ゆだねひたせは   
みことのり たまふヲシテは   
コモリカミ セミのおかわに   
みそぎして チノワにたゝす   
ミナツキや タミながらふる   
はらいなりけり         

二代モノヌシ・クシヒコとミホツヒメとの間に一人産まれたミホヒコは、
ヨロギマロと呼ばれ、薬草園のおかげで医学に秀でた特技を得、
後にニニキネの病を治したりと大活躍します。
ミホヒコ(三代目モノヌシ・コモリカミ)は、妻を二人迎えます。
スヱツミの娘、イクタマヨリヒメは、十八人の男の子を産みました。
 ※スヱツミ:陶荒田神社・大阪府堺市中区。弥生土器の量産に成功したと考えられます。
コシのアチハセの娘、シラタマヒメは、十八人の女の子を産み、
合せて三十六人の子宝に恵まれ、アマテルカミより「コモリカミ」の称号の
ヲシテ(文書)を授けられました。

コモリカミは病除けに、夏の終わりにミソギをして体調を整えます。
ミナツキの末は、一年の折り返しの時、その隙間に魔が入り込まないよう、
セミの小川にミソギをして障りを祓い、
さらにチノワ(茅の輪・大自然のエネルギーの集まる循環の輪)を潜り、
夏から秋への季節の変わりを心身に実感させるのです。
ミナツキ(旧暦六月)の末のミソギとチノワ抜けの行事は、
健康長寿への習わしとコモリカミは一般の人にも教え広めました。
※セミのオガワ:下鴨神社社叢の糺すの森を流れる小川
 コモリカミの父クシヒコが、京都盆地の開発に携わっていたことから、
 タタスのモリにもよく来ていたと推察されます。
 当時は、下鴨神社創建以前でしたので、鬱蒼とした原生林に近い森であったと思われます。

※コモリの子供達は、京都盆地の開発に貢献し、神社や地名としても残っています。
 八坂神社(京都市東山区祇園町北側) ヤサカヒコ(八男)
 太田神社(京都市北区上賀茂本山)  オオタ(十一男)
 石座神社(京都市左京区岩倉上蔵町) イワクラ(十二男):

参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
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ミナツキハツヒ:旧暦6月1日・西暦2020.7.21

2020-07-21 22:01:01 | こよみ
ミナツキ:旧暦6月・西暦2020.7.21~

南の夜空に、天の川がひときわ輝く、夏の至りの新月です。








みなつきは ややはにみちて
たたかえは かみなりあつく
  ミカサフミナメコトのアヤ


ミナツキに入るとサミタレのサツキツユが大地に浸み渡りますが、
地表はまだまだ熱く、カミナリ(雷・上鳴り)も多く発生します。
ヲカミ(三温)が勝り、段々と暑く乾いてきます。



今年は、コロナ禍の影響で、全国各地でのお祭りの中止や一般参加無しのところも多いようです。
志摩でも、この旧暦六月一日の天下の奇祭『潮かけ祭り』も中止になりました。
 ※旧暦六月一日の志摩のお祭り過去記事です。大変興味深いです。
  https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/5555fb429b5690c5a34e1da7c9323e69

伊勢神宮内宮のご神域の森の中の『大滝祭り』では、
毎年注連縄を作り、滝までの森の中の参道を整備して、
大滝に新しい注連縄をかけ替える行事ですが、今年は中止となりました。
こんなときこそのお祭りなのに、、ととても残念な気がしてしまいます。
過去に参加させていただいた時の写真です。
普段は入れないご神域の森の中は、人の気配のない、神聖な世界です。














近年、大きな自然災害が頻繁に起こっています。
自然災害はヲシテの時代にも、人々を苦しめました。
精魂込めて田畑を耕し、作物を育て、どうか豊作でありますようにとお祭りをします。
豊作をお祝いし、感謝の収穫祭りも!

また、ハラヒノリトに登場する自然神は、
水田技術普及をなし得たイサナギ・イサナミさまが祭られた「ヤマサカミ」です。
ヤマサとは、ヲシテ文字形状から地表、地下、大地を守る八つの働きと読み取れます。

ホツマ辞典(展望社・池田満著)には、「ヤマサ・ヤマサカミ」として、
自然に対して暦を守らせるために祭った、自然神八神の総称。とあります。
ウツホ・カセ・ホ・ミツ・ハニの五要素の五神と
穀物豊穣・山林治水・火災防護の三神を合わせて祭り、
七代アマカミ・イサナギ・イサナミの創始に拠ります。

マツリとはマツリコト、、
国民の生活に自然をどのように役立てるかという実用面に重点を置き、
ヤマサカミを祀る姿勢は、自然の働きを十分に熟知し、
人のために自然を役立たせるために祀るという大切なマツリコトなのです。
ヤマサのヤカミの働きを熟考し、人々の暮らしに役立てるように活用する。
ハラヒノリトとは、そのために、後世忘れないように伝えるためにあるように思います。
現代社会は大自然をハタレマのように食いつぶしているようにも感じます。
コロナ禍の最中、今一度、ひとりひとりそのことの大切さを考える転換地点になるといいですね。

ホツマツタヱ22アヤ、オキツヒコ・ヒミツのハラヒより抜粋でご紹介します。

カシキのユフの         
ミテグラに ヤヲヨロカミの        
カンツトエ タカマのハラの   
カンツカサ あまてらします        
ヲオンカミ ホギたてまつる
   


伝統の基、カシキ(赤・白・黄)のユフ(幣)をミテクラ(祭りの中心・アモトにつながるハシラ)に設え、
ヤヲヨロカミ(沢山の諸臣)を招き集めて、ノリト(祝詞)奏上の準備をします。
タカマノハラ(大宇宙。宮中のミハシラにつながるタカマ。)の
カンツカサ(祭主)オキツヒコは、アマテルカミのお定めになられた
ホギ(褒め称える・祝いの言葉)を奉ります。


ノトなかに ミカマのホギの   
そのカミは アメツチひらけ   
そむときに クニトコタチの   
カンハラミ ヲフヒのミナの        
キツヲサネ ヰクラのカミの   
なりいてゝ ナゝヨのうちの   
あまつごと 

           

『ミカマ(竈)のホギ(褒め称え・称賛)に預るカミは、アメツチ(天地)の開け初むときに、
初代クニトコタチのお示しのキツヲサネ、ヰクラのカミの
成り出でてより七代までのアマカミたちの時代に準えられてもいます。』


まつるトホカミ         
ヱヒタメの ヤモトのカミの        
まもらせき クニツマツリは   
キツヲサネ ムロソヒカミの   
まもらせき このゆえひゝの   
ミカマドの ヱトモリカミと   
たゝえますなり

         

『先ず始めに祭るのは、トホカミヱヒタメのヤモト(八許・八方)の守り。
ヲカミ(温かさの働き4本)とメカミ(冷たさの働き4本)によって
季節が編まれるトホカミヱヒタメは、方位方角・季節の守りです。
地上においての守りは、キツヲサネ(東西中央南北・四方と中心)と、
アミヤ・シナウ(天のもたらしと大地の育み・食べ物、イノチ(生命)を守る)の
ソヒカミ(十一カミ)です。
この故に、日々のミカマトのヱトモリカミ(兄弟代わる代わるに守る)と、
讃えますなり。』


ひさかたの アマテルカミの       
はつみよに ヒヨミのとりの   
カおつぐる きつおかなねの        
とつぎして トシノリカミの   
あれませる そのソヒカミお        
ヱトモリと アミヤシナウて   
ヤミコなる アメフタカミの        
みことのり

           

ひさかたの八代アマテルカミのご治世の初めの時の事、
ヒヨミのとりのカ(マツリゴトの執り始めの日)を告げる際において、
トシノリカミ(キツヲサネ・アミヤシナウ)のソヒ(十一)カミを
ヱトの守りとして祭祀なさいます。
さらに、アメフタカミ(七代イサナギ・イサナミ)のみことのりにより、
ヤマサのヤ(八)カミをともに祭祀することとなりました。

これにたまはる         
ヒヱのナわ ウツロイのカミ   
つぎのナは シナドベのカミ        
ミツのナは カグツチのカミ   
ヨツのナは ミツハメのカミ   
ヰツのナは ハニヤスのカミ   
ムツのナは ソロヲゝトシの        
ちからもる ヲゝトシカミと   
たゝえます ナゝナはみなの   
もとしける スベヤマズミの        
カミとなる ヤおとのカミわ   
ホのしづめ タツナミおさむ        
タツタヒメ おのおのミナお   
たまはりて コヨミおまもる   
ヤマサカミなり         

このカミの つねにめぐりて        
まもるゆえ ヒミツのわざの   
さわりなし       

    

『これにたまはる
ヒヱ(長兄)の名は、ウツロイのカミ
つぎの名は、「シナドベのカミ」
三ツの名は、「カグツチのカミ」
四ツの名は、「ミツハメのカミ」
五ツの名は、「ハニヤスのカミ」
六ツの名は、ソロヲヲトシ(田畑作物の豊穣)のチカラを守る「ヲヲトシカミ」
七の名は、ミナのモトシケル(水の貯留に有効な森林を守る)「スベヤマスミのカミ」
八オト(弟・妹)のカミは、
タツナミおさむホのシヅメ(火災から守る)「タツタヒメ」、
各々名を賜りて、コヨミを守る「ヤマサカミ」なり。』
このヤマサカミが常に天地の巡りを守ってくれているので、
人々に降りかかる「ヒ」(火)や「ミツ」(水)の障害も防ぐことができるのです。

     
中略。


チカヒには ミハシラたてよ   
このときに アマツミコトの   
さたまれば カシキのユフの   
ミテグラに ヒミツおむすぶ   
オキツヒコ こゝもタカマの   
ハラなれば ヨゝにちかふる   
のりこちに

           

『チカヒには、ミハシラたてよ』
カシキ(赤・白・黒)のユフ(幣)のミテクラ(祭りの中心)は、
タカマのハラ(大宇宙・アモト)に見立てられ、同一の場所の意味を持ちます。
この清らかな祭りの場の祈りは、万物の端々にまで届いて、
生活にさし障りの無き事を実現してくれるでしょう。
オキツヒコは、ヒミツ(火水)のノト(祝詞)を奏上します。


もしもクニユリ         
ナルカミの さわるさわりの   
あらんとき キネのヒトキお   
ヰヤシロに ヱトのムソカに   
もりあまる ヤナヰカクロヒ   
ウツロもる ウツロイのカミ   
あらはれば たとえナルカミ   
クニゆるも イヅワザなして   
しづむべし

           

『もしもクニユリ(地震)やナルカミ(雷)のさわる障りのある時も、
キネ(東北)のヒトキ(一樹)をヰヤシロ(カミを招く拠り所)に、
ウツロイのカミを祭って下さい。
日々を守るヱトのカミの守りから外れたヰカ(五日)のクロヒ(黒日)を守る、
ウツロヰのカミが現れたならば、たとえナルカミ(雷)やクニユリ(地震)が
鳴動しても、ヰツワザ(極めて優れた働き)を発揮して鎮めてくれるでしょう。』


もしもムラクモ                   
カおうばひ みちにさわりの   
あらんとき シナトベのカミ   
あらはれば みちのカうばふ   
やえくもお シナドのカゼに   
おしはらひ ヨモあけかたと   
しらすべし 

          

『もしもムラクモ(暗雲)が天地を覆い、光を遮るような障りのある時も、
シナトベのカミが現れたならば、ミチ(成り行く力)の光を遮るヤエクモ(幾重もの厚い雲)を
シナトのカセ(風・変化を為さしめる働き)に押し祓い、
ヨモ(四方・見渡す限り)明け方としらすことでしょう。』


もしもヒけがれ         
あらんとき カグツチのカミ   
あらはれば たとえオダキの   
かくやあれ さらにヒウチの   
あらためて きよきアタゴと   
しきみより ミカマトきよく   
まもるべし

            

『もしもヒ(火)によるケガレ(穢れ)がある時も、
カグツチのカミが現れたならば、
たとえオダキのカクヤあれ(種火の炎が消えてしまう)のような不祥事が起きても、
さらにヒウチ(火打ち)のあらためて、キヨキアタゴ(清い火)とシキミ(樒)により、
ミカマド(竈)を清く守ってくれるでしょう。』
※現在でも京都市の愛宕神社などの神事には榊ではなく、シキミが使われています。
 シキミ(有毒)を挿した水は、腐りにくい。~ウィキペディア~


もしもホワザの         
あらんとき タツタメのカミ   
あらはれは たとひホノホに   
はたるとも タツタにしづめ   
のぞくべし 

           

『もしもホワザ(火災)のある時も、
タツタメのカミが現れたならば、
たとえホノホにハタルとも(火災に建物が苛まれたとしても)、
タツタ(タツの働きで水を吐きかけ)に鎮め消火してくれるでしょう。』


もしもヰのミツ         
くみたえて ミケツのさはり   
あらんとき ミヅハメのカミ   
あらはれば いてのしミヅお   
いさぎよく あらためかえて   
ひとふるに ミカメもきよく   
まもるべし

            

『もしも井戸の水が汲み絶えて、ミケツ(飲食)の障りがある時も、
ミツハメのカミが現れたならば、井戸の清水を潔く新たに入れ替えて、
ミカメ(水瓶)も清く守ってくれることでしょう。』


もしもミワサの         
あらんとき スベヤマヅミの   
あらはれば たとひナガアメ   
あぶれても ヤマはしげきに   
もちこたえ なかれおふかく   
なすことも つねにイセキお   
まもるなり みなカンチカヒ   
いちしるきかな 

        

『もしもミワサ(水害・洪水)のある時も、
スベヤマツミのカミが現れたならば、
たとえ長雨が続いても、治水を担う山林の豊かさで洪水を防ぎ、さらに、
保水量を深く大きくし、イセキ(井堰)から常に農業用水の豊かさを確保し
守ってくれることでしょう。
このヤマサカミとのチカヒ(誓い)こそ、明らかなものであります。』


より良き明日でありますように。
参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

『縄文カレンダー』
ヲシテ文献の記述をもとに縄文時代の季節感や行事を、
現代のグレゴリオ暦と太陰太陽暦(旧暦)に表しています。
今に伝わる「ヒナマツリ」や「タナハタ」、「豆まき」等、祭りの発祥や謂れも、
たいへんに興味深く、古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」です。
縄文カレンダーは、冬の至り、冬至満月(シモツキモチ)よりはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁冊子型。
一冊1000円(@1500/5月よりお値引き+送料サービス)でお分けしています。

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冨山喜子
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