喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

サビラキ(ウツキナカ・2018.05.29満月)

2018-05-28 23:43:34 | こよみ

初夏の満月を迎えます♡
だいぶ日が長くなってきました!
なんだか得したように感じます♪

少し前になりますが、ご近所さんの田植えのお手伝いにいってきました。
幼保園のお友だちとお母さんたちや先生も加わって、あっと言う間に田植え完了です。
ヤモリやカニ、おたまじゃくしもいっぱい採れました。
田圃でみんなで食べるお結びはほんとうに美味しいですね♡





◎サビラキ:ウツキナカ(旧暦四月中旬)

夏のはじめの満月、サビラキ(早苗開き・サ(南)開き)のお祭りをします。
田植えに必要な雨が、この時期に十分にもたらされる、
サミタレ(五月雨・梅雨)の恵みへの感謝の行事です。





つきなかは さびらきまつる   
ゐなるかみ
  ミカサフミナメコトのアヤ





『さ』
*地平線・水平線・大地・表面のイメージ。
*上からもたらされるモノコトをそのまま広く受け止める、一旦止める。
*「南」。太陽が一番高く昇る方角、南中正午のヒルナミを享ける大地。
*「能動的」「否定的」下から広く働きかける、圧、力の反発。


お供えはフキの葉で包んだ豆ごはん。フキは抗酸化作用もあり身近な薬草です。
三重県の郷土料理「蕗俵」(ふきだわら)は、豆ご飯を蕗の葉で包みます。
田植えの時期に行う農耕神事では、田の一角に蕗俵を御供えし、
豊作を祈願するそうです。


「宮中神事」
◎御笠神事【四月十四日】
(現西暦五月十四日)
内宮では風日祈宮の祭、外宮では風宮の祭であるが、内宮ではこの日、
日祈内人(ひのみのうちんど)が御榊三本に御笠縫の奉れる蓑笠を三つ取付けたのを捧げ、
神官一同櫻宮の前から次第に宮中に進み、祝詞を奏し、御笠をば玉串御門に納め、
外宮では禰宜以下北御門口鳥居の南に列し、物忌が矢と菅と蓑とをつけた榊を捧げ、
長官先登して本宮に至り、物忌が右の榊を供え、長官が祝詞を上げ、八度拝して退下するのである。

『風日祈宮』 伊勢神宮ホームページより抜粋。
ご祭神は伊弉諾尊(イサナギ)の御子神で、特に風雨を司る神、
級長津彦命・級長戸辺命。
雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祭りしています。
毎年五月十四日と八月四日の二度、風雨の災害が無いよう、また五穀が豊かに実ることを祈願する風日祈祭です。
由緒は、延暦二十三年(八〇四年)の『皇大神宮儀式帳』四月例十四日の条に
「以御笠縫内人造奉御蓑廿二領、御笠廿二蓋、即散奉、太神官三具(中略)風神社一具」とあり、
古くは「風神社」とも称されていた。
「御笠縫内人」とは、延長五年(九二七年)の『延喜大神宮式』には、
「是日(旧暦四月十日をさす)笠縫内人等供進蓑笠」とあり、
四月十日に風雨の平らかなることを祈願して蓑や笠を奉るために設けられた特別な職掌でした。
後世、鎌倉時代頃には、このお祭りを「御笠の神事」とも称した。


「衣食住」
◎御衣帷子【四月十四日】

皇大神宮の神御衣祭(かんみそさい)で、御衣をば御糸郷なる機殿で奉織し、
同所より大神宮に奉納する神事がある。
この神事の済むまでは、何程暑い年でも町家で帷子を着ないという習わしであった。
又女はこの朝より御祭典の済むまでは縫針の手を止め、
殊に宇治地方では四月一日より十三日まで機殿に於ける御衣の機織中、
朝より晝まで自分どもの機織を忌み憚るという風もあった。


参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー』冨山喜子編
◎『宇治山田市史』宇治山田市役所編 国書刊行会
◎『伊勢神宮』ホームページhttp://www.isejingu.or.jp/index.html
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


『縄文カレンダー』
ヲシテ文献の記述をもとに縄文時代の季節感や行事を、
現代のグレゴリオ暦と太陰太陽暦(旧暦)に表しています。
今に伝わる「ヒナマツリ」や「タナハタ」、「豆まき」等、祭りの発祥や謂れも、
たいへんに興味深く、古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」です。
縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月から月の巡りの十二カ月です。
A4判カラー・竹紙20頁冊子形。
1冊1000円(@1500/五月よりお値引き)と送料でお分けしています。

ご希望の方は、
送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445

日々の暮らしの中、縄文の息吹を感じていただけたらと思います。
ありがとうございます。




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ウツキ朔日(2018.5.15)

2018-05-14 23:28:02 | こよみ

ウツキ(旧暦四月)の
「大いなる、いままさに、動く、産まれる、、」のウ!

ウツキ朔よりメの守りに入ります!
ウツキハツヒ(立夏新月)からサツキモチ(夏至満月)、
ウヲ(最大の温)のメの季節は、
ヲの及ぼしが最大に至り、雲が大いに湧き立ち雨を降らせます。
夏の季節の到来です。





『ウ』
*「動き」様々な変化・動く・生れる・変化・移動を強調。
*「熱」の発生・伝達。熱のあるところには必ず「動き」がある。
*「原動力」大地から立ち昇るエネルギー、いままさに(現在)。
  *「大いなる」大きいモノ・果てしないモノ・激しいモノ
ウヲ・ウツキ・アウワ、、





めはつねにすむ
みづのかみ うづきはうめの
をおまねく さなゑあおみて
なつおつぐ なかわたぬきて
 トシウチニナスコトのアヤ


メのナメは、夜中のアクタ(天の川)がツネ(西北)に位置します。
ウツキになると、ウヲ(最大の温かさ)を招き、
ナ(成り)・ツ(集まる)、夏の季節到来です。

『ナ』
*「成る」・生成・自然な変化、展開。
*「否定」上からの広く働きかける流れを押し留めるイメージ。禁止。
ナツ・ハナ・ナミ、、

めのなめは うめのいもみづ
うつきより うをおまねきて
なつおつぐ みはわたぬきて
 ミカサフミナメコトのアヤ


地上はヲ温の及ぼしに充たされ、メ冷は地面の下に潜ります。
早苗は青さを増してきます。
ウツキナカ(旧四月中旬)頃には衣服からワタを抜く、衣替えのシーズンです。








今日、志摩市磯部の的矢湾飯浜にいってきました。
飯浜の地名は、倭姫命一行が内宮から伊雑宮へ海路を利用し移動した際に、
前の浜に上陸して飯を炊いて食事したことが由来と伝承されています。
飯浜地区は田植えも終わり、石積みの段々もかつては田圃だったことを忍ばせます。
「志摩スペイン村」の対岸であり、伊雑の浦の入り口に位置し、
伊雑宮の製塩遺跡もあり、ノリの養殖が行われています。









この場所に計画されている、的矢湾メガソーラー建設、強行工事阻止活動に参加しました。
ノリの養殖場の左の山を丸裸にする工事です。
的矢湾一帯ではすでに数か所メガソーラー地帯が出現し、
雨が降ると伊雜の浦は真っ茶っ茶です。
風光明媚、海幸豊かな志摩の海を大切に受け継いでゆきたいです。




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『縄文カレンダー』5・6月ワークショップのお知らせ。(5/2現在)

2018-05-02 16:39:57 | ほつまことほぎ勉強会のお知らせ

世間ではゴールデンウィーク真っただ中!
今宵、夏も近付く八十八夜♪
アワウタを茶摘み歌のメロディーにのせて~
軽快に~うたってみてください♡^^♡


『縄文カレンダー』ワークショップ

宗教以前、、古代日本人の祭祀とは、、。
「すべては大宇宙の理(ことわり)の内にある。」
ヲシテ文献を紐解きながら、縄文の宇宙観・季節感・日本のルーツを展開します。
ヒノモト縄文、ぜひご体感ください♡

「目に見えないエネルギー」の性質や働きを表した、
「ヲシテ48文字」の成り立ちや読み解きかたなど詳しくわかりやすくご紹介します。
みんなで楽しく覚えるアワウタも伝授いたします。
※こちらでWSの予定を一覧でご案内しています。
決まりましたら随時アップしていきます。

※出張ワークショップのご要望等ございましたら、メールにてご相談ください。
5月23日(水)及び5月25日(金)、関東近郊で開催できたらありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

お問合せ:yoshico1018@yahoo.co.jp





◆5月17日(木) 【大阪】大阪市北区
『縄文・ほつまことほぎ』ws
昼の部:Open:14:00 Start:15:00~ ①1アヤ
夜の部:Open:18:00 Start:19:00~ ⑤14アヤ
◎場所:チャクラ  ☎06-6361-2624
http://www.chakra-jp.com/whats/whats_index.html
◎参加費:1500/(1d付)※要予約:チャクラ06-6361-2624
 ※テキスト:別途1000/ ・縄文カレンダーお持ちの方はご持参ください。
◎内容:【昼の部】では、リクエストにお答えして
    ホツマツタヱ1アヤからスタートします!
    天地自然の摂理を解かり易く説いている大切なアヤ!
    ゆっくりじっくり読み解きます。
【夜の部】は、ホツマツタヱ十四アヤ『ヨツキノルノトコトのアヤ』
アマテルカミが「生命誕生」を解き明かします。
https://www.facebook.com/events/585484138484385/


◆5月22日(火) 【東京】新宿成子天神
『縄文カレンダー』ws 13時〜15時
◎場所 : 成子天神社 東京都新宿区西新宿8-14-10
◎参加費:2000/ 
 ※縄文カレンダー2018別途1000/お持ちの方はご持参下さい。
◎内容:古来日本縄文の慣わしや精神、思想が覗え、
宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」、
縄文カレンダーをより理解してお使いいただくためのワークショップです。
「目に見えないエネルギー」を表した日本語のルーツ「ヲシテ48文字」の解説や、
楽しく覚えるアワウタも伝授いたします。
◎問:yoshico1018@yahoo.co.jp 冨山
https://www.facebook.com/events/385936218539651/?notif_t=plan_user_invited¬if_id=1522719646373741


◆5月22日(火) 【東京】大田区
『ヤマトコトバで読み解く古代日本の世界観』
縄文のヲシテ文字の読み書きや、エネルギーの表しを学び、
日本語に息づく縄文の叡智をご体感いただきます。
◎19時~21時
◎場所:ディヴァライト 東京都大田区東雪谷3-11-17-105 ☎03-6451-7830
 http://divalight.jp/special/detail/id/330
◎参加費:3000/(お茶・お菓子付)※縄文カレンダー別途
◆お問合:ディヴァライト☎03-6451-7830
◆ご予約:http://divalight.jp/special/detail/id/330
https://www.facebook.com/events/1010577285764919/


◆5月24日(木) 【神奈川】あざみ野
『縄文・ほつまことほぎ』WS 8アヤ
◎場所:アートフォーラムあざみ野 1Fコミュニティースペース
◎13時半~16時半
◎参加費:2500/ ※縄文カレンダー別途・テキスト③別途1000/
◎内容:8アヤ『タマカエシ・ハタレウツアヤ』
アマテルカミの世は長きに渡り、国民が豊かに暮らせるようになった時代でしが、
治世にほころびが生じ、全国的なオロチたちの反乱が勃発!
大クーデターを治めた一部始終のお話。
この事件を機にト・ホコに「ヤタカガミ」が加わりミクサタカラとなりました。
◎お問合せ先、申込先:UNITY 中村光穂  ✉info@unity15.com
https://www.facebook.com/events/2065367227077440/


◆5月29日(火) 【三重】志摩市
伊勢志摩ホツマ勉強会 18:30~
◎場所:TOBI hostel & apartments 三重県志摩市大王町波切3626-7
    https://www.facebook.com/tobi.iseshima/
◎内容:伊勢志摩の春の行事やしきたりなどについて
縄文カレンダーと宇治山田市史より宮中、民間の行事を検証します。
◎参加費:1000/ (or縄文式等価交換)
◎問:yoshiko1018@yahoo.co.jp 冨山
https://www.facebook.com/events/170616193627415/

◆5月31日(木) 【三重】志摩市南張
『ホツマなんばり勉強会』18:30~
◎場所:志摩市浜島町南張 ※参加者の方にお知らせします。
◎会費:1500/
◎内容:『ソ』に続き『ナ』のヲシテムとアオイマツリ・ヰワタマツリのお話。
◎問:yoshico1018@yahoo.co.jp 冨山
https://www.facebook.com/events/166321587371722/


◆6月26日(火) 【静岡】浜松市
『縄文カレンダーヲシテム講座』15:30~17:30
◆場所:静岡県浜松市中区鴨江町1番地 鴨江アートセンター206号室
◆参加費:2000/ ※要予約
 ※縄文カレンダー(テキスト)別途1000/
◆内容:ヲシテ文字の成り立ちや読み解きかたなどを詳しくわかり易くご紹介します。
楽しくみんなで覚えるアワウタも伝授いたします。
日本語に息づく縄文の叡智をぜひご体感ください!
◆お問合・ご予約:yedia24@gmail.com 高柳
FB:https://www.facebook.com/events/2120589621547896/


◆6月27日(水) 【群馬】前橋市
『縄文カレンダー・ほつまことほぎ』 ③7アヤ 
◎場所:前橋市内(参加者に別途ご連絡します)
◎参加費:2000/ ※テキスト③別途1000/
※詳細後報。




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