喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

ミナツキ(西暦7月4日)

2016-07-15 02:05:00 | こよみ

ミナツキ(旧暦6月)です。
トの季節も中盤、夏本番に入りました。
月よりヒメ(一冷)が降されて地面に水が潤う季節。
でも、地表はまだ熱く、雷も多く発生します。
だんだんと暑くなり乾燥してきます。
ミナツキです。


新月の7月4日に西宮の広田神社にお参りし、
茅の輪くぐりを抜けて来ました。
ほんとうは、暑さをひと月乗り切った旧暦ミナツキ晦日の行事なんですが、、
ワカヒメさまのお育ちになったとヲシテ文献が伝える広田神社。
誰もいない奥の森のなかで、あわのうたを歌ってきました。
笹の葉さらさらのメロディーにのせて~🎵
ちなみに、七夕はフミツキユミハリ、今年は西暦で8月9日になります。





メはハニみてど     
ウヱあつく ミナツキスヱは
いよかわき モゝにちまうる
チノワヌケ ヰソラおはらふ
ミナツキや カタチはクニの
ナカハシラ マテにとゝなふ
トモトカミ     (トシウチニナスコトのアヤ)

ミナツキは やゝハニみちて
たゝかえは カミナリあつく
スエはなお あつくかわけは
モゝまつり きそひやむれは
ヒメひらく ほぞちぢのわに
ぬけつくる ミナのはらひぞ
カタチケタ アのマテのいの
なかにたつ クニたしなるゝ
カミカタチ    (ミカサフミナメコトのアヤ)

    

ミナツキ(旧暦六月)になり、ハニ(地面)にミツ(水)が浸み込みますが、
地表はまだまだ熱く、熱さと冷たさの競い合いで雷も多く発生します。
熱さの棒が勝っているため(三温・一冷)、段々と暑くなり、乾燥してきます。
ミナツキ(水無月)です。
また、「ミ(実)」の「ナ(成ってくる)」意もあります。

ミナツキ末頃には、最も暑く乾き、苦しい時期です。
夏越しの祓いのモモマツリは桃の実に活力(チ・チカラ)を得ます。
桃の葉を煮出した水で行水すると、汗疹もおさまります。

この頃に、冷たさの棒(一冷)が完全に立ち、熱さと冷たさの競い合いも止んできます。
この一つの冷たさの棒が身体に入り備わるように、
チのワ(茅の輪)を潜り抜ける行事を行います。
茅の輪抜けのミナの祭り(ミナツキの大祓)は、
ヰソラ(暑さや乾きの災い・イ(こころ)を逸らせる悪影響を及ぼす働き、、)を払うためのものです。

また、「ト」のヲシテの形状は、
クニあるいはケタ(四角)の中にナカハシラが立ち、
あ(ア・天空)に差し出したマテ(両手)のV(ブイ)の形です。
クニをタシ(文化を授け、養育し)、整えてゆく「ト」のモト・カミのカミカタチです。




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ありがとうございます。

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